アニメの評価レビュー
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4.0別れた翌日、違う女性に「好きです」って
花野井くんと恋の病
本作を観ようと思った一番の理由は花澤香菜。もう大御所と言っていい彼女だが「恋がわからない女子」「恋愛とはちょっぴり縁遠かった高校1年生・日生ほたる」をどう演じるか興味があったのだ。百戦錬磨、ピカピカで完璧な花澤と奥手ウブ... >>続きを見る
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5.0見ると勇気を貰える、成長と可能性への賛歌
OVERMAN キングゲイナー
人が巨大建造物「ドームポリス」に住む近未来。より良い場所を目指して脱出する「エクソダス」はタブーとされていた。主人公・ゲイナーはとある理由からエクソダスを嫌悪する少年。しかし、自身が住むドームポリスがエクソダスしたことか... >>続きを見る
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4.5新たに学生や社会人となった人たちに見て欲しい
SHIROBAKO
春になるたび見返したくなるアニメのひとつが「SHIROBAKO」。ひとことでいえばアニメ業界を舞台としたお仕事ものだが、新たな世界に飛び込んだ主人公たちが社会人として、人間として悩みつつ成長していく物語としての側面が強く... >>続きを見る
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5.0趣味でヒーローをやっている者だ
ワンパンマン
「趣味でヒーローをやっている者だ」「なんだ、その適当な設定は。私は人間どもが環境汚染を繰り返すことによって生まれたワクチンマンだ」ワクチンマンの方が断然説得力がある。悲劇とか示唆とか含みとか、身体に悲哀と物語性が刻まれて... >>続きを見る
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5.0そういうふうにできている
とらドラ!
卒業や進学を街の流れに感じるこの時期にいつも思い出すのが、「とらドラ!」の最終話。とびきりに綺麗な物語の閉じ方、登場人物への感情移入、二次元の壁を超えた喪失感、こんなにも多様性に富んだ「泣ける」を孕んだラストシーンを、僕... >>続きを見る
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5.0次に向かう
ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season
3期にて、1年生編が完結したよう実。常人には到底攻略不能な無理難題を切り抜けましたが、この先にまだ2年生編が続いているとなるとアニメ4期への期待が高まるのも当然の流れです。全3期を通してテーマ曲を担当されたZAQさん。学... >>続きを見る
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4.5信じてほしい。これは北海道を知ることができるアニメだ。
道産子ギャルはなまらめんこい
お母さん。ちょっとこれ見た? もしよかったら見て欲しいんだけど。 めちゃくちゃいいよ。知ってるかな?「道産子ギャルはなまらめんこい」て言うアニメ。これはね、いいよ。いや、主人公の女の子が 可愛い、とかでいいと言ってるわけ... >>続きを見る
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4.0タイトルで損してるけど、結構ちゃんとしたファンタジー作品
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました2nd
作品のタイトルと、一期の敵が言う「真の仲間じゃない」っていう言い回しが駄目な感じのなろう系っぽさ醸し出しているせいで、中身を見る前に回れ右してしまっている人が多い気がしますが、実は結構ちゃんとしたファンタジー作品です。勇... >>続きを見る
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3.0良い出来ではあるんだけど、原作既読組としては…
ダンジョン飯
原作を買ってるならあえてアニメを買う必要はないと感じる。というのも原作の出来が良すぎるせいもあって、アニメ故の価値というのが、精々動いていること、色がついてること、声がついていること、この程度。毎回来週が楽しみで…なんて... >>続きを見る
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4.0「鬼畜美学(エステティカ)」とは
はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)
アニメ「エロい」というハッシュタグで検索したら『だから僕は、Hができない。』が出た。作品紹介を読んだら、あまり面白そうじゃなかった。「同時期にやってた『はぐれ勇者』ほどのキレもなかった」というコメントが目に止まり、本作を... >>続きを見る
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5.0「断頭台のアウラよりも」にしびれた
葬送のフリーレン
数ヶ月前、漫画にそれほど詳しくない知人が「葬送」とか「フリーレン」という言葉を発した。そういった漫画がある気はしたが、その時は特に気に留めなかった。恒例の3ヶ月スパーンのアニメ切換期、次期作品を物色した。『アンダーニンジ... >>続きを見る
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4.0「100回殺すわよ」
新妹魔王の契約者
「新妹」と書いて「しんまい」と読む。『School Days』『ヨスガノソラ』と観てだいぶエロアニメに慣れたきた。この2作は、エロいだけでじゃなく、作品としてもレベル高かったので、エロアニメを見る目がだいぶ違ってきた。と... >>続きを見る
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5.0エロスと退廃の美学極まれり
ヨスガノソラ
動機は不純。『School Days』を観て、ムラムラしたので「エロいアニメランキング」なるものを見たらその第1位だったのだ。「地上波で放送している」というシバリなのであまり期待していなかったが…『School Days... >>続きを見る
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5.0コスプレイヤー・ターニャの記憶
キルラキル
「何なんだい、その時代錯誤なチンピラっぷりは」第1話、冒頭から(文字通り)息も切らせぬ怒涛の展開に目が点になる。ほどなく我にかえって芽生えた感想とほぼ同時に出てくるこのセリフ。ヒロイン纏流子のカツアゲっ子たち評だがその前... >>続きを見る
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5.0『ダンサーインザダーク』というより『北の国から』
School Days
『メイドインアビス』絡みで鬱アニメトラウマランキングなるものを見たら、本作が『まどマギ』を抑えて第1位だった。映画で言うなら『ダンサーインザダーク』ってことでしょ(個人的意見)、それってすごくない?作品紹介には「衝撃の展... >>続きを見る
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5.0ラブコメの頂点
フルメタル・パニック? ふもっふ
ギャグ成分が大分多いので「純ラブコメ」とは言えないんだろうけど、その辺の塩梅を含めてもラブコメの頂点は20年経った今でもこれだとしか思えないキャラクターから構成まで奇跡的、両方ともテンプレートから大きく外れてるのになんで... >>続きを見る
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4.0もはやつっこみが追いつかない
荒川アンダー ザ ブリッジ
「この星では欲しい物あると人を助けるのか?」(ニノ)無功徳を思わせる深いセリフだ。次回の「アニメ―イレブン」に出演する井口裕香絡みで『化物語』を観だして、新房昭之✕シャフトと斎藤千和関連で本作にたどり着いた。作品紹介には... >>続きを見る
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4.5緊張感溢れる、残酷時代劇アニメ
シグルイ
山口貴由氏の傑作時代劇漫画が、連載中の2007年にアニメ化された。時は寛永、禁を破って行われた真剣の御前試合では、片腕の藤木源之助と盲目の伊良子清玄が対峙していた。二人は同門の兄弟弟子であったが、今は宿敵同士。お互いを斬... >>続きを見る
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5.0言葉を操る異能力者
ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校
現在映画も大ヒット中のハイキュー!!全作中でも特に好きな試合だったので、劇場の大スクリーンで、大音量で、実際の1試合分と同じ85分の上映時間を切れ間なく楽しめることが、本当に嬉しかった!もちろん公開初日に堪能してきました... >>続きを見る
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5.0第11話ED
君のことが大大大大大好きな100人の彼女
2023年は、世界的にもアニソンというジャンルがまた一つ次のフェーズに躍進した年でした。単に人気アーティストが歌うOP/ED曲ではなく、アニメ主題歌であることが、楽曲制作のポテンシャルを更に引き出した、相乗効果や化学反応... >>続きを見る
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5.0なめてました
忍ばない!クリプトニンジャ咲耶 弐ノ巻
子供向けの作品かと思って舐めてました。ちゃんとストーリーと、個性豊かなキャラクターが作り込まれてます!ショートアニメなので、一気見もしやすく、見終わった頃にはOPが脳内無限ヘビロテです(笑)ギャグ要素多めの笑えるニンジャ... >>続きを見る
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4.5「一緒に帰るの、日課になってね?」
阿波連さんははかれない
すべては阿波連さんのキャラの勝利。これだけ徹底したキャラはそういない。第一話では、大きすぎる弁当にプリクラ、声なしのカラオケ、翌日は無視。「ほんと距離測れねえ」この意外性がすごい(「コミ障とも言う)。骨伝導の頭突きは誰も... >>続きを見る
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5.0出会いに纏わる光と影、喜びと切なさ
リコリス・リコイル
本作は、当時普段アニメとか見ないような人達からも話題に投げかけられる機会がかなり多く、社会現象とはこういう状況を言うのだな、と感じ入ったことをよく覚えています。そんな規模感で話題になる、所謂、その年、時代を代表するような... >>続きを見る
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4.5今もなお輝く、少年マンガの金字塔
聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY
少年マンガの金字塔「聖闘士星矢」が25周年記念のCG映画に。テーマとなった「十二宮編」はシリーズの魅力が詰まったエピソード。星座をモチーフとしたプロテクター・聖衣をまとう主人公の星矢たち青銅聖闘士たちが、女神アテナの化身... >>続きを見る
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5.0大人のためのポケモン
ポケモンコンシェルジュ
最早説明の必要もない人気ゲーム「ポケットモンスター」世界をテーマとしたのが本作「ポケモンコンシェルジュ」だ。主人公のハルはちょっと不運な大人の女性。恋人に振られ、仕事も上手くいかない日々に別れを告げ、ポケモンリゾートへと... >>続きを見る