「山下さん、充電ケーブル持ってる?」
「先輩、それセクハラです。通報します」
「セクハラじゃないと思うけど、通報はやめてね」
(第17話)
今期の『魔法少女にあこがれて』が
予想を超える面白さで、
その手の、観ていない傑作を物色した。
『メガネブ!』『キルミーベイベー』も良かったが、
本作が気分的に最高だった。
原作の漫画は少し読んだことがあったが
アニメの面白さったらない。
上野さん役の芹澤優が迫真だし、
伊藤美来、戸松遥、竹達彩奈と声優陣も豪華だ。
そういえば最近何かの拍子で出てきた
ポップアップ話は「顔面騎乗」(第21話)で
かなり強烈だった。
同じように第1話ネタは飲尿とノーパン。
下ネタばっか。
「こんなグダグダ言いながら、
了承ありで女子の股ぐらに入っていくやつ
前代未聞だぞ」
攻めすぎだろ。
第3話「ダッシュたん」は
思わず笑ってしう。
「思わず笑う」シチュエーションって大人になると
結構減るもんだから貴重だ。
「ウエノ13号」の「回路的なもの」
「幅広い何らかのニーズ」「思春期特有のあれのやつ」
など言葉の使い方もうまい。
東川と書いて「うのがわ」と読む。細かい。
『日常』の東雲博士ばり変なもの発明、
『女子高生の無駄遣い』を彷彿する無軌道、
『かぐや様』が頭をかすめる赤面片想い。
それとやっぱり田中の天然なさめた物言いが
絶品なのだった。