【インタビュー】これからは思う存分、盛り上がっていきたい! 内田真礼が解放感に満ちた3rdアルバム「HIKARI」をリリース!

2021年10月24日 12:000

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これからは光の差す場所で、みんなで盛り上がっていきたいんです


── 次の新曲は14曲目の「YA-YA-YAN Happy Climax!」です。先ほどは触れなかったこの曲の歌詞やメロディの印象について、教えていただけますか?

内田 今まで作ってきた内田真礼のライブチューン、キラーチューンの最新型で、私のマインドは何も変わってないよ!と大声で叫んでいる曲ですね。先ほども言った通り、田淵智也さんが主導して作ってくださったので、歌詞には自分の心を探ったりえぐったりする部分があって、まず自分に向き合ってからみんなとつながる内容になっているんです。そういうところが、すごく好きですね。私は私なの、こんなふうに考えているの、だから一緒に来てくれない? という手紙みたいな歌詞だなと思って。その結果、今が最高!ということがみんなに伝わる曲なんですね。歌詞にある通り、「何度でもクライマックス!」と言える日常が、もうすぐ帰ってくるんじゃないかなって。

── 「何度でもクライマックス」というフレーズは、歌の中でそれこそ何度でも出てきますよね。内田さんの「何度でも」の歌い方が、すごく好きです。

内田 言葉が詰まっていて、歌いづらいところですよね(笑)。だからこその効果が出ているというか。めちゃめちゃ早く口を動かさなきゃいけなくなるような音符への言葉の当て方も、田淵さんだなあって思いました。そして、「YA-YA-YAN」ってどういう意味なのか、まだご本人に聞けてないんです(笑)。

── どんな意味なんでしょうね。

内田 予想を超える、びっくりするような答えが返ってくるといいなって思ってます(笑)。

── アルバムにはQ-MHzが手がけた新曲が3曲入っています。そのうちのひとつが「YA-YA-YAN Happy Climax!」で、残りの2曲が最初と最後に配置された「Change the world」と「Excite the world!」です。この2曲はタイトルも似ていますし、アルバムのオープニングとエンディングをつなぐようなものになっていますね。1曲目の「Change the world」は3分に満たない短めの曲で、夜明けをイメージさせる歌詞が印象的です。

内田 ゆっくりとしたテンポで、朝の風景を見ながら腰を据えて話をしようか、というようなテンションで始まるんですよね。私の印象では、音楽と向き合う覚悟が伝わってくる曲なんです。逃げないというか。だから、しっかりとした声で歌い上げています。

── 音楽と向き合う覚悟というのを、もう少し説明していただけますか?

内田 作っていただいた曲をレコーディングして、ライブで披露するためには、やらなきゃいけないことがいっぱいあるじゃないですか。それは自分とちゃんと向き合わなければできないことで、そのすべてになあなあになるのは嫌なんです。経験を積んでいくに従って、前はできなかった難しいダンスが踊れるようになったり、新しいタイプの曲が歌えるようになったりすると、私もうれしいしファンのみんなも喜んでくれるし、やっぱり成長するってすばらしいことだなって。それを踏まえて、パフォーマンスの1つひとつと私はしっかり向き合っていくよという決意が、この曲には表れていると思うんです。この先の自分との約束がテーマになっていると言ってもいい曲です。

── なるほど、だからこその力強いボーカルだったんですね。いっぽう、ラストの「Excite the world!」はシンフォニック・ロックというか、とにかく華やかで壮大な楽曲になっていました。

内田 みんなで一緒に歌えるという意味では合唱曲らしさもあって、アルバムの最後にふさわしい曲になりました。これも「Change the world」と同じように、決意表明の曲なんですね。私が今、思っていることを全部吐き出して、ここまで来たぞというマイルストーンを建て、さらに未来に向かっていくからねという。私は「思い出更新」という言葉とともに音楽活動をしてきましたが、「Excite the world!」は、ここでもひとつの「思い出更新」をしたよということを表明する曲になっているんです。

── テーマ的にもこの2曲はやはり共通しているわけですね。それが最初と最後に来ることで、アルバムにより統一感が出たと思います。

内田 「Excite the world!」は最後にレコーディングした曲で、歌詞の中に「ヒカリ」という言葉が明確に使われているんですよね。この曲の歌詞を見て、それまで決め切れていなかったアルバムタイトルを「HIKARI」にすることができたんです。

── 「Excite the world!」という曲名からも、「HIKARI」というアルバムタイトルからも、これからは盛り上がっていきたい、光の差す場所に行きたいという強いメッセージを感じます。

内田 3年半の間に思ってきたことを全部出し切って、もうここからは先に進むしかない、上がっていくしかないよねと。私にとって音楽とは何だろうってずっと考えていたんですけど、今回のアルバムを作って、音楽は生きた軌跡なんだなと思いました。

── しかもポジティブに楽しく生きた軌跡ですよね。ジャケット写真やアーティスト写真も光に満ちていて、とても晴れやかです。

内田 快晴の青空の下で撮影できて、本当によかったです。青がめちゃめちゃきれいで、希望を感じていただける写真になりました。

── 来年2月から3月にかけて、ライブツアーが決定しました。最後にツアーについてのお話を聞かせてください。

内田 ずっと溜めてきた思いを、ファンのみんなに直接伝えられる機会なので、とても楽しみです。アルバム「HIKARI」のリリースを受けてのツアーということで収録曲が15曲もあるので、これをどうやって見せていくか、これからじっくりと練り上げていきたいと思います。アルバムの新曲はこのツアーで披露することによって、さらに育っていくと思うんですよね。もうちょっと踏ん張って今の状況を乗り越え、来年になったらみんなに会いに行くので、それまでお互いにがんばりましょう!



内田真礼プロフィール


うちだまあや/12月27日生まれ、東京都出身。
2014年4月、1stシングル「創傷イノセンス」(TVアニメ「悪魔のリドル」オープニングテーマ)をリリースし、アーティストデビュー。現在まで、12枚のシングル、2枚のアルバム、2枚のミニアルバムをリリースしている。ライブ活動も精力的におこない、アーティスト活動5周年の2019年元旦には、日本武道館にて単独公演を開催した。


CDデータ

■3rdアルバム「HIKARI」

初回限定盤CD+BD 4,950円(税込)

ポニーキャニオン/2021年10月27日発売


通常盤CD 3,300円(税込)

ポニーキャニオン/2021年10月27日発売


きゃにめ限定盤CD+2BD 7,150円(税込)

ポニーキャニオン/2021年10月27日発売


〈収録曲〉
01. Change the world
02. Never ending symphony
03.ノーシナリオ
04. youthful beautiful
05. LIFE LIVE ALIVE
06. 鼓動エスカレーション
07. フラッシュアイデア
08. ハートビートシティ
09. アストラ
10. ストロボメモリー
11. Love for All Stars
12. いつか雲が晴れたなら
13. Flag Ship
14. YA-YA-YAN Happy Climax!
15. Excite the world!

〈特典Blu-ray1 収録内容(初回限定盤、きゃにめ限定盤)〉
・youthful beautiful Music Video
・鼓動エスカレーション Music Video
・ノーシナリオ Music Video
・ハートビートシティ/いつか雲が晴れたなら Music Video
・ストロボメモリー」Music Video
・Never ending symphony Music Video
・LIFE LIVE ALIVE Music Video

〈特典Blu-ray2 収録内容(きゃにめ限定盤)〉
・「Hello, ONLINE contact!」LIVE映像(2020年7月5日@harevutai)


インフォメーション


●「内田真礼ライブツアー2022」開催決定

2022年2月20日(日)神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール
2022年3月13日(日)大阪・グランキューブ大阪

※3rdアルバム「HIKARI」に、優先販売申込券を封入
※詳細は内田真礼オフィシャルサイト https://uchidamaaya.jp/ まで


(取材・文/鈴木隆詩)

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(C) 円谷プロ (C) 2020 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会

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