【トランスフォーマー新作トイ】MPG「トレインボットカエン」徹底レビュー後編！ ついに完成！ 6体合体の重連合体戦士ライデンに衝撃!!

泰勇気のトイ遊々記 第43回  MPG「トレインボットカエン」後編

今回は前回から引き続き、タカラトミーさんのMGP「トレインボットカエン」後編のレビューをお届けします。

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前回はビークル形態、そしてロボット形態への変形を紹介しましたが、今回はロボット形態のレビューに加え、ついに完成した重連合体戦士ライデンをレビューしたいと思います！

MPG-06 トレインボットカエン

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ではロボット形態からご紹介しましょう！

顔の造形。キャラクター性がその表情にしっかり出ているように感じます。塗装もばっちりです。

ロボット時にもアニメ用パーツを取り付け可能。このパーツはどの形態でもお好みで。

変形の都合もあり、足首の可動範囲は左右で若干異なります。左右足首の、それぞれの内側への傾斜はここまで可能。

つま先は、両脚ともここまで伸ばすことが可能です。

肩は水平方向におよそ90°持ち上がります。股関節は前後左右ともに広く可動。

こちらは可動部ではありませんが、変形機構の応用でボディを前後に倒すことができます。

首は変形でも使った回転が使用可能。二の腕でロール回転。肘は90°以上曲がり、手首もロール回転。人差し指から小指までが1パーツで開くことができます。脚部の太もも途中でロール回転。膝はおよそ90°曲げられます。

ライデン用ライトソードも装備可能です。手首に持たせたり……

腕部のジョイントに取り付けて、固定武装としても使用可能。スタイリッシュです。

刃部分を外して、柄を腰にマウントすることもできます。すごくおさまりがイイですね。

当然パワーレーザーも装備可能。

パワーレーザーは、腰へマウントさせたり腕部へ接続することが可能です。

今度はパワーレーザーも腕部に固定して装備させてみました。

ライトソードは分割して、レール底面にしまっておくこともできます。ありがたい配慮です。

ジョイントパーツはロボットモードでも装着可能。

TFパワーベースを使ってこんなアクションポーズも楽しめます。

トレインボット6体をロボットモードで並べてみました。

トランスフォーマーの中でも高い人気を誇るトレインボットたち。MPGにおいてもその魅力は健在どころか、さらに高まっているのではないでしょうか。ビークルモード時の大きさの違いに比べると身長差の違いは、ロボットモードでは最低限に抑えられていると思います。

それでは、いよいよ重連合体戦士ライデンへと合体させていきましょう！

MPG-06 トレインボットカエン

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ついに完成！ 重連合体戦士ライデン

それではライデンへの合体をスタート！
 

カエンの両足を膝の上で分離します。

カエンの両腕と背部をいったん展開して胸部を変形。股関節の位置もライデン用にします。

カエンの両腕部分を固定して、本体部分の変形が完了。

セイザンに付属していた「ライデンキャノン」を変形。

カエンの両足を変形させたブロックに取り付けて、

カエン本体に合体。

そして、これまでのレビュー記事でご紹介してきたすべてのトレインボットと合体させれば……。

重連合体戦士ライデンの完成です!!

なんという迫力！ なんと緻密な造形！ ダイアクロン版から約40年の時を越えて復活した、これがMPG版のライデンです！！　

私はトランスフォーマーの中でも、このようにビークルモード時の名残が見えるロボットが好きです。

真後ろから見ると背負っているものが大きく見えましたが、横から見ると意外とコンパクトにまとまっていることがわかります。

胸部周り。主にショウキ、セイザン、スイケンで構成されている部分。

腰部周辺。ライデンの中でも最も負荷のかかる箇所であろう部分をほぼカエン一体で支えています。カエン、がんばってます。

旧玩具では太もももカエンのパーツで構成されていましたが、MPGではゲツエイとユキカゼのパーツを用いる形にアレンジされています。

腰部両脇のライデンキャノンはMPGならではの装備ですが、ここまでハイディテールだとこういった新要素も違和感がありません。

主にゲツエイとユキカゼで構成される両脚。ブルートレインと東北上越新幹線の顔が見えるのがとても魅力的です。

脚部側面のブロックはそれぞれセイザンとスイケンのパーツが変形したもの。

頭部には集光ギミックがあり、上から光を当てるとクリアパーツが光ります。

首は回転と上を向かせることが可能です。

指はそれぞれ独立可動。親指は根本が可動、そのほかの指は根本と第2関節で曲げられます。

デストロン軍団の前に立ちふさがるライデン。

肩は回転。肘はおよそ90°曲がります。股関節は構造的には前後左右に大きく開きますが、ポーズに活かすとなると工夫が必要です。なにせ本体がめちゃめちゃ重たいので……。

足首の接地性は意外と高いです。

ライトソードを装備。劇中でも使用していました。

ライデンの射撃武器「トレインバズーカ」も握れます。旧玩具にもあった装備ですね。

そしてMPGで初立体化となった光剣を装備。ジョイントの形状は基本的に右手首用となっています。カエンにはライデン用のTFパワーベース接続ジョイントも付属します。

ちなみにこのライデンは「ライデンキャノン」を取り外し頭部のパネルの一部を閉じることで「アニメ版」を再現した状態になっています。

さらにライデンBOXの光剣メッキバージョンも持たせることが可能。

ノーマル光剣と二刀流。ただし光剣は左手首に固定はできないので、落下しないように握らせています。

ライトソードは左手首にも固定可能なので、そちらとの二刀流の方が安定しています。

ライデンバズーカも左手に持たせることができますので、光剣と同時に構えさせることができます。

MPG-06 トレインボットカエン

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せっかくダイアクロン版を引っぱり出してきたので、そちらのトレインロボ合体状態も置いておきます。

TF版とも異なる部分はありますが、どこをどうアレンジしたのか。そしてどうリスペクトして受け継いでいるのか、などを見ていくと今回のMPGのこだわりがさらに見えてきます。

旧玩具ではセイザン、スイケンの先頭部分は腰に取り付けられていました。

大きさ比較。

MPGはHOゲージサイズという事もありボリューム感、迫力、重量感が段違い！

旧玩具のスタイリッシュな印象もカッコイイのですが、MPGライデンのパワフルな姿も、いつまでも見ていられるほどカッコイイです。

分離した車輛形態で並べても、ロボットモードで並べても、そして合体したこの姿でもヨシという、満足度の塊であるMPGトレインボット。タカラトミーさん、そして6体買いそろえた皆様、完走おめでとうございます！！

と思ったら、なんとまだゴールではない⁉　2周目に突入⁉

なんと、MPG第7弾「トレインボットギンオウ」、第8弾「トレインボットヤマブキ」の発売が発表されました‼

うわーー‼　これはまた全部集めて、2体目のライデンとして並べて見てみたくなりますよね‼

どうか、引き続きレビューをさせていただきたく存じます！  よろしくお願いいたします！

MPG-06 トレインボットカエン

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商品情報

■MPG-06 トレインボットカエン

・発売中

・メーカー希望小売価格：20,350円（税込）

・対象年齢：15才以上

・メーカー：タカラトミー

© ＴＯＭＹ　JR東海承認済　©東映

泰勇気

「無敵超人ザンボット3」放送開始2日前生まれ。幼少期より玩具（特にロボット）を愛し、小学生からプラモを組むようになる。声優となってからもロボット玩具・プラモ好きは変わらずアキバ総研でライターデビュー。