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Q-MHzさんの楽しいノリに、混ぜていただきました
──アルバム収録曲は全12曲。アニメタイアップ曲の4曲を除いて、8曲が新曲です。最初の「Overture -Sprint for the Dreams-」はインストなので、今回、7曲のボーカルを新録したということですね。
MICHI たっぷり歌いました! いつも元気、天真爛漫というイメージのある私ですが、アルバム曲では、今までみんなに見せてなかった表情も出しているので、いろいろなMICHIを楽しんでほしいですね。曲順にはすごい悩みましたが、アニメタイアップの曲も含めて、全体でストーリー性のある流れになったと思います。
──インストの1曲目からデビューシングルの「Cry for the Truth」に繋いで、3曲目に新曲「Be myself × Be yourself」が来ます。
MICHI この曲は、歌ってて恥ずかしかったです!(笑) アイドル寄りのキラキラした、かわいい曲で、私にそんな要素はあるのかなというのが、第一の壁になりました。でも、実際に歌ってみたら、私はかわいい曲もイケるんだなって(笑)。新たな発見でした。
──アイドル曲も歌えるんだと(笑)。
MICHI 何があっても、ポジティブに、明日を目指していこうという内容の歌詞は、私らしいですし、2番になると、歌い方が“かわいい”から“かっこいい”にシフトしていくんです。最終的に、MICHIらしい力強さが表現できました。
──続く4曲目は「BRAVE HEART EXTRA」。この曲は、話題のクリエーターチーム、Q-MHzのプロデュースです。
MICHI デビューして初めてのバンド曲です。初めて聴いた時は、「私、この曲を歌えるんだ!」って、感動したというよりも、鳥肌が立ちました。
──Q-MHzは、畑亜貴さん、田代智一さん、黒須克彦さん、UNISON SQUARE GARDENの田淵智也さんによるチームです。みなさん、アニソン業界の有名人ですが、バンドマンという雰囲気もありますよね。
MICHI レコーディングにはみなさん揃って立ち会ってくださったんですけど、とにかく明るくて、笑顔が絶えない現場でした。そのバンドっぽいノリが、私も本当に楽しくて、仲間に混ぜていただいたという感じがうれしかったです。「BRAVE HEART EXTRA」はガヤもあって、ディレクションを担当してくださった田淵さん以外の大勢で、ワイワイ盛り上がってガヤ録りをしました。
──いろいろな人の声が入っていて、実にハッピーな曲なんですよね。
MICHI アニソンとは、また違った雰囲気を持った曲になりました。「最高のモノしかいらない」とか「全力で走ること」という歌詞が入っていて、アルバムタイトルともぴったり合った曲になりました。
──ベースを田淵さんが弾いているというのも、ポイントですね。
MICHI 私にとっては幸せでしかなかったですね、本当にかっこいいベースで。レコーディング中に、畑亜貴さんのバースデイをみんなでお祝いしたりして、思い出に残るレコーディングになりました。
──5曲目の「Desperado」は、いかがですか?
MICHI Elements Gaedenの藤間仁さんが、私にゴリゴリのロックを歌わせてみたいということで、出来上がった曲です。私もロックは大好きなので、アルバムの新曲の中で、もっともすんなり自分の体に入った曲になりました。
──エッジの効いたサウンドに合わせて、歌詞にも大人っぽさがありました。
MICHI 強い芯のある、大人の女性の歌ですね。愛なんていらない、自分の夢を突き詰めるまで、ほかには何もいらないという内容で、私自身にも、そういう一面があるので、気持ちが乗せやすかったです。キーが低くて、地の声に近いところで歌えたのも楽しかったですね。