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デビューから1年。走り続けてきたMICHIが、1stアルバムをリリース！

2016年09月20日 12:000

インタビュー

アニソン

アーティストインタビュー

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沖縄の風景から、改めてエネルギーを受け取りました

──今回のジャケット写真や初回盤特典のフォトブックは沖縄で撮影されたそうですね。

MICHI　そうなんです。ジャケット写真はキリッとしていますが、フォトブックには、いつものように元気だったり、笑っていたり、ちょっと寂しげだったり、アイスを食べていたりと（笑）、いろいろなMICHIが写っているんです。ここにも、ありのままのMICHIがいます。

──初回限定盤の特典DVDに収録された「真夏のオーケストラ」 Special Image Clipも、沖縄ロケです。

MICHI　実は、この映像は、写真撮影をしている中で、急に思い立って撮ったんです。「海がキレイだから、ここで歌ってみたら気持ちいいよね？」ってスタッフさんが言い出して。撮影はハンディのカメラ1台という気軽なものでした。

──その気軽さがあったから、あんなナチュラルな表情が撮れたのではないでしょうか？

MICHI　気持ちのいい場所で、歌ったり楽しんだりしただけで、あんなステキな映像になっちゃうんだから、沖縄の風景はずるいって思いました（笑）。

──MICHIさんは、こんな素晴らしいところで育ったんだなと。

MICHI　私も、今回の沖縄ロケで改めて気づかされました。この海や自然は、どこにでもあるものじゃないんだって。沖縄の自然からエネルギーをたっぷり受け取りました。

──特典DVDには、シングル曲3曲のMusic Videoも収録されています。

MICHI　振り返ると、いろいろなことがあったなって。デビュー曲の「Cry for the Truth」の時は、MV撮影自体が初体験で、うまく笑うことができなくて、もどかしかったですね。しかも、ロケ地が洞窟で、中に入ったら、息が白くなるくらい寒くて、「何か、いる！」みたいな雰囲気があって（笑）。

──それが、神秘的な映像に仕上がっているのだから、すごいです。

MICHI　映像はかっこよくて、うれしかったです。でも、自分としては、言われるままに動いただけで、周りに助けられてばかりいたなと、悔しさが残りました。

──「Checkmate!?」のMVになると、途端に表情がナチュラルになっていますよね。

MICHI　私の中にあった何かが取れて、一気に自分らしさを出せるようになったのが、「Checkmate!?」の撮影でした。スタッフさんからも、「変わったね」って。みんなに誉めてもらえたMVです。

──何がきっかけだったんでしょうね？

MICHI　私にもよくわからないんですけど、「Checkmate!?」自体がすごく難しい曲で、それを歌いきることができたのが大きかったんじゃないかなと思います。Elements Gardenさんも、私が「Checkmate!?」を歌えた時に、この子はどんな曲を持っていっても大丈夫だ、という確信を得たんだそうです。最近になって、教えてくれました。

──「リアリ・スティック」はいかがでしたか？

MICHI　過酷な撮影でした（笑）。首都圏外郭放水路という地下の施設で撮ったんですけど、ものすごく寒かったんです。なのに、衣装は薄手で肌の露出が多くて。体が動かなくて、みんなで押しくらまんじゅうをして温めました。

──押しくらまんじゅうの成果でしょうか、ダンスがすごくかっこよかったです。

MICHI　ありがとうございます！　「リアリ・スティック」はとてもシリアスな曲で、デジタルアレンジもかっこよくて。歌やパフォーマンスに感情をいかにこめるか、しっかり考えてのぞんだ曲でした。この曲を乗り越えた時も、私自身の成長を感じることができました。

──DVDにはさらに、アルバムのメイキングや、1年の軌跡を追ったドキュメントも収録されていて、MICHIさんのすべてがわかります。

MICHI　映像も合わせて、トータルでいい作品になったと思います。たくさんのみなさんに、聴いて、見て、楽しんでいただきたいです。

MICHIプロフィール

1996年3月30日生まれ。沖縄県出身。 2015年7月に、Elements Gardenのサウンドプロデュースにより、TVアニメ「六花の勇者」のOP&ED「Cry for the Truth/Secret Sky」でデビュー。伸びやかな歌声と高い表現力で評価を得る。 2016年1月に2ndシングル「Checkmate!?」（TVアニメ「だがしかし」OP）、同年5月に3rdシングル「リアリ・スティック」（TVアニメ「クロムクロ」ED）をリリース。ライブも積極的におこない、タイ、ロサンゼルス、上海、ボルチモアなどの大規模アニメイベントのステージも経験。「Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI-」にも出演を果たした。「アニメは地球語」をモットーにする、注目の次世代アニソンシンガー。