今回も邪教徒たちが大集結! コロナ禍でいろいろ大変だった「2020年春アニメ人気投票」結果発表!

2020年07月10日 17:450
今回も邪教徒たちが大集結! コロナ禍でいろいろ大変だった「2020年春アニメ人気投票」結果発表!

2020年6月25日~7月8日の期間で実施された、アキバ総研公式投票企画「2020年春アニメ人気投票」。その結果を発表しよう。


今シーズンは、新型コロナウイルスの感染拡大に関する外出自粛などの影響をもろに受けたシーズンとなった。元々は放送予定だった多くの作品が、制作の都合から放送延期になったり、途中まで放送したものの中断したりと、かなりイレギュラーな放送状況になってしまった。そのため、ひと口に「2020春アニメ」と言っても、全話を完結できたものもあれば、途中で放送中断となってしまったものもあるなど、ノミネート作品の状況もさまざま。そんな厳しい状況の中、アキバ総研ユーザーに支持された作品はどんなものになったのだろうか。

まずはいつものようにベスト10作品を一気に紹介しよう!


1位:邪神ちゃんドロップキック' (2787票)
2位:かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~ (260票)
3位:銀河英雄伝説 Die Neue These(NHK版) (213票)
4位:かくしごと (196票)
5位:球詠 (167票)
6位:ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 2nd Season (132票)
7位:乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… (124票)
8位:ULTRAMAN (111票)
9位:プリンセスコネクト!Re:Dive (100票)
10位:波よ聞いてくれ (68票)


まず、ぶっちぎりの大量得票で1位となったのは「邪神ちゃんドロップキック'(ダッシュ)」だった。本作は、春クールが開始される前に実施された「観たい2020春アニメ人気投票」でもぶっちぎりのトップとなった作品であるが、今回の投票でも、本作を熱烈に支持する「邪教徒」と呼ばれるファン層が今回も大量の組織票を投じた結果、このようなダントツ1位という結果になった。そもそも、第2期作品となる本作の制作を後押ししたのも、この邪教徒の力あってこそであったのだが、さすがの団結力である。今回もまざまざとその力を見せつけた形となった。もちろん作品としても、第1期のテイストをしっかり引き継ぎつつ、いい意味での「くだらなさ」はさらにパワーアップ。相変わらずやりたい放題な感じのグイグイ来る展開で、ファン層を中心にしっかり楽しませたのは間違いないところだろう。


ある意味、1位の「邪神ちゃんドロップキック'」は特別な存在であるが、よりリアルな評価としては2位以下の作品に注目したい。そんな中で2位の座を獲得したのは、こちらも人気作の第2期となる「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~」であった。1期は、主人公の四宮かぐやと白銀御行との、どちらが先に好きと言わせるかのマウント取り合戦が熱く繰り広げられ、その無益な争いと2人のかわいさが人気を呼んだが、2期となる本作では、かぐやと白銀以外の生徒会メンバーそれぞれにフォーカスが当てられ、各キャラクターのより深い人間性や関係性が描かれたのが印象的。かぐや様のかわいさもさらにパワーアップしており、多くのファンを再び虜にしたものと思われる。


続いて3位にランクインしたのは、ロングランのSF作品である「銀河英雄伝説 Die Neue These(NHK版)」となった。もはや説明の必要もないほどよく知られている「銀河英雄伝説」であるが、アニメ化されるのはかなり久々で2000年以来のこととなる。元々は2018年から「邂逅編」「星乱編」といくつかの章に区切りながら放送あるいは上映がなされてきた新シリーズであるが、この春よりNHK Eテレにて放送がスタートした。さすがにファンの多い作品であること、そして久々の新シリーズであること、またProduction I.Gによるすぐれたアニメーション制作もあって、堂々の3位にランクインする評価を得た。


さらに続く4位と5位の作品も要注目だ。4位の「かくしごと」は、月刊少年マガジンにて連載中の人気コミックをアニメ化した作品だが、全体としての制作クオリティが高く、ギャグを中心にしたコメディ作でありつつも、しっかりドラマ性も表現されていた良作。ED主題歌として、大滝詠一の「君は天然色」が使われるなど、少しノスタルジーを感じさせる作りも好感を呼んだ。また、5位の「球詠(たまよみ)」は、芳文社「まんがタイムきららフォワード」に連載されている野球コミックが原作だが、いわゆる「ゆるふわ」で知られる「きらら系」の作品とは一線を画するような、かなりしっかり作られたスポーツ作品。きらら系とあなどれない細かな野球描写と、野球部女子達の友情がさわやかな印象を残した。


6位の「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 2nd Season」は、こちらも久々となるガンプラ系のアニメ作品。元々はYouTubeの「ガンダムチャンネル」などで配信されていた作品の続編で、2018年に放送され人気を博した「ガンダムビルドダイバーズ」の2年後の世界を描いた作品となる。ただし、こちらはコロナウイルスの影響を受けて、14~18話までの5話のみが放送され、19話以降は放送延期となってしまった。それでもここまで人気を得たのは、さすが人気シリーズと言ったところか。


7位の「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」は、今シーズンでは数が激減してしまったラノベ原作の異世界転生もの。タイトルからもわかるように、乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまった女子高生が、なんとか破滅を防ごうと苦戦する様子をおかしく描いた作品なのだが、天然キャラの主人公の苦戦っぷりがどこか微笑ましく、安心して楽しく見られる作品として、コロナ禍の今シーズンでは高い評価を得た。豪華声優陣の出演も本作の評価を上げた理由のひとつだろう。


8位の「ULTRAMAN」は、2019年にNetflixで先行配信されていた3DCG作品を地上波放映したもの。神山健治/荒牧伸志のダブル監督による、モーションピクチャーを駆使した3DCG作品ということで期待度の高い作品ではあったが、先の読めないハラハラする展開や、3DCGならではのアクションシーンなどが見もので、高い評価を得た。


9位の「プリンセスコネクト!Re:Dive」は、同名ゲームの世界観をアニメ化した作品。ゲーム原作のアニメ作品は得てして評価が厳しめになりがちだが、本作については、のほほんとしたファンタジー世界でのコメディ展開と、ときおり起こるバトル展開とのバランスがよく、ゲームをプレイしていない人でも十分楽しめるという評価が多い。監督は「このすば!」の金崎貴臣さんが務めたことも大きかった。このジャンルではまれに見る良作と言える。


最後に10位の「波よ聞いてくれ」は、「アフタヌーン」で連載中のコミックが原作。これまでにほとんど例がないラジオの世界を舞台に、主人公・ミナレの日常と葛藤などが描かれる異色作。バリバリのヒューマンドラマであるが、制作をサンライズが担当したことも話題になった。

 

以上がベスト10作品のざっくりした解説となる。上述したように、最後まで予定通りに放送された作品が少なかった2020春アニメであるが、ベスト10に入った作品は1作品を除いてすべてが全話をしっかり放送したものばかり。この厳しい状況の中、それだけでも賞賛に値するが、いずれの作品もしっかりとした内容のあるものばかりで、「STAY HOME」が叫ばれる外出自粛の期間、我々アニメファンをしっかり楽しませてくれた。本当に心から謝意を伝えたい。


なお、11位以下の結果は下記を参照していただきたい。

画像一覧

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