小野大輔、すずきけいこも登壇！　Keyの最新作「planetarian」、プラネタリウムでの先行上映会レポート

2016年07月05日 16:400

独自取材

2016夏アニメ

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2016年7月1日（金）、Keyの最新アニメ作品「planetarian」の先行上映会が、東京スカイツリータウンにある「コニカミノルタプラネタリウム“天空”」にて開催された。

「planetarian（プラネタリアン）」は、2004年にKeyより発売開始されたPCゲーム「planetarian～ちいさなほしのゆめ～」を原作とする新作アニメ。7月7日よりネット配信される「planetarian～ちいさなほしのゆめ～」と、9月3日より劇場公開される「planetarian～星の人～」のマルチメディア配信/上映となっており、最終的には9月に公開される劇場版アニメ「planetarian～星の人～」でエンディングを迎えるという構成となっている。

7月7日（木）より、「planetarian～ちいさなほしのゆめ～」のネット配信が開始されるのに先立つ今回の先行上映会は、「planetarian」の舞台にもなっているプラネタリウムで行われるという趣向を凝らしたもの。会場となった「コニカミノルタプラネタリウム“天空”」には多くのファンが訪れ、ドーム状のプラネタリウムに投影される「planetarian～ちいさなほしのゆめ～」の1～3話を、リクライニングシートで、まさに作中の雰囲気そのままに楽しんだ。

なお、本上映会には特別ゲストとして、本作のヒロイン・ほしのゆめみ役のすずきけいこさんと、屑屋役の小野大輔さん、さらに津田尚克監督が登壇。30分ほどにわたって、本作に関するトークを繰り広げた。2004年の原作ゲームでも同じ役柄を演じたすずきさんと小野さん、「何で今？と思ったけど、でも、できあがった作品を見せていただいて、今だからこそだなと思った」（すずきさん）、「当時はまだ駆け出しの役者で何者でもなかった自分が、またこの作品を演じられるとは感慨深い」（小野さん）と、それぞれ本作に対する思いをコメント。元々Key作品の大ファンであったという津田監督も、「12年前はまだこの業界に入って制作進行とかやっていた頃。そんな自分が大好きなKey作品に携われるなんてまるで夢のよう」と、熱い思いを語ってくれた。

また、7月7日よりネット配信開始される「planetarian～ちいさなほしのゆめ～」全5話の感想を求められると、「ゲーム版のゆめみは完全にロボットとして描かれているけど、今回のアニメ版のゆめみのほうが人間に近い。身長も随分上がってるし、私もそういうあたりを意識して演技しました」（すずきさん）、「とにかく絵がものすごく動く。アフレコ時も1話はほとんど絵が完成していて、スタッフの心意気を感じた」（小野さん）とコメント。これを受けて、津田監督も「確かにスタッフのこだわりがすごかった。やっぱりこの雰囲気を声優さんに理解してもらうには、それなりに仕上げなければという気持ちだった。特に、雨とかプラネタリウムの表現がすごいです」と自信をのぞかせた。

最後のファンへのメッセージでは、「いろいろな思いが詰まっていて、『俺たちの好きなKey』がここにある！」と、みずからKey好きを認める小野さんが締めくくった。