Keyがこの夏放つ、SFファンタジーの名作「planetarian」徹底解説

「Kanon」「AIR」「CLANNAD」「リトルバスターズ!」など、数々の名作ゲームを世に送り出してきたゲームブランド「Key」。そのKeyが、2004年に発売を開始したSF作品「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」が、この夏、劇場アニメとして公開される。
「泣けるゲーム」として多くのファンを獲得してきたKey作品は、これまでもその多くがアニメ化され、いずれの作品も原作ゲームと同様、多くの感動を呼んできたが、本作もまた感涙必至の感動作。この夏大注目の劇場アニメ作品となっている。
「あにぽた」では、そんな、ゲーム発売開始から12年の時を経て蘇る名作「planetarian」を大特集。9月3日より公開される「planetarian ~星の人~」はもちろん、これに先だって7月7日よりネット配信される「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」についても、その詳細や見どころ、関連情報などをまとめて整理した。ぜひ視聴・観劇のお供にして、「planetarian」の世界をより深く味わってほしい。

INTORDUCTION

語り継がれる【星の系譜】は、感動の終幕(フィナーレ)へ

人間の愚かな戦争は、世界を雪で覆い、確実に滅びへと向かわせていた。隆盛を誇った文明も加速度的に荒廃していき、人口も10万人を切ろうとしていた。星すら見えないこの世界では、人々は地上で暮らすことも難しく、地下の集落に身を寄せ合って暮らしていた。

かつて「屑屋」と名乗っていた男は、過去のある出来事がきっかけで「星屋」と名乗るようになり、“星の美しさ”を彼が訪れる集落の人々に伝えていた。その知識の深さとたたずまいから、いつしか、人は彼のことを“星の人”と呼び、敬うようになった。そして、世界を旅しながら、老いていく星の人には、ただ一つの心残りがあった……。

星の人は、旅の途中行き倒れた集落で、レビ、ヨブ、ルツの三人の少年少女と出会う。星に興味を持つ彼らの姿を見ていると、かつて自身が若かりし頃に出会ったロボットの少女の面影が思い出されていく。彼女と出会った場所、そこは封印都市と呼ばれるところだった―

監督:津田尚克(「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ、「妖狐×僕SS」)× 原作:Key(「AIR」、「CLANNAD」、「Angel Beats!」)× 制作:david production「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ)

原作は「AIR」、「CLANNAD」、「Angel Beats!」など数多くの“泣ける”名作を世に送り続けている【Key】の珠玉のゲーム。発売から10年以上経った現在も世界中で愛され続けており、14年海外ゲームサイトsteamでも販売が開始され、満足度98%と圧倒的支持を受けている。本作は、そのゲーム本編とその続編エピソードにあたる「星の人」をベースとして映像化。

シナリオ制作、音楽にも【Key】が全面協力。そして、本作のフィナーレを飾るのは、今なお多くの人から愛される名曲「鳥の詩」を生み出したLia、折戸伸治。本作のために、8年ぶりにタッグを組み、物語の最後を壮大な星の旅へいざなう。

制作は、「ジョジョの奇妙な冒険」のシリーズで名高い【david production】。監督は【Key】作品の熱烈なファンでもある「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ、「妖狐×僕SS」の俊英・津田尚克が手掛ける。また、シリーズディレクターには『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の副監督の中山勝一、メカニックデザインには「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の海老川兼武ほか、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズにも参加する実力派スタッフが本作のために集まった。

STORY

男は世界中を旅していた。一つの探し物を求めて―

始まりは、どこかの国が放った遺伝子細菌兵器であった。やがて、その報復として核弾頭が使われ終わりのない世界大戦がはじまった。地上では星すら見えなくなり、雨が降り続く世界へと変わっていった。滅びゆく世界の中、空から降り続ける雨は、気が付けば雪へと変わり人々の暮らしは地下へと移っていった。

かつて貴重物資を回収することを生業とし“屑屋”と名乗っていた男は、若いころあることがきっかけで、多くの人々に星の素晴らしさを伝えるようになり、訪れる集落で星の世界を語り継いでいった。いつしか人々は彼のことを“星の人”と呼び、敬うようになった。そんな彼は、ただ一つの“心残り”を持ちながら、世界を旅していたが、志半ばにして行き倒れてしまう。

一方、地下集落に住むレビ、ヨブ、ルツは外の世界に興味津々。大人たちに隠れて、地下の集落から抜け出て外の世界を探索していた。降り積もる雪の世界の中で興奮冷めやらぬ中、三人は埋もれていた一人の老人を発見する。

彼は、三人に助けられて、無事一命をとりとめた。そして、村の長エズラと話をしていく中で、彼が星の人と分かり歓迎されることになる。

「あなたを歓迎します、星の人」

無邪気に話しかけてくる、レビ、ヨブ、ルツ。三人と話していくうちに、若いころ自身が訪れた【封印都市】のことを思いだしていった。そこは、世界大戦初期の遺伝子細菌兵器の影響で、人々から放棄された街。彼は、まだ見ぬお宝を求めて、探索していた最中、追跡していく戦闘機械(メンシェン・イェーガー)から逃れて、デパートのプラネタリウムに迷い込んだのだった。
そんな彼の前に、一人のロボットの少女が現れた―。

「プラネタリウムはいかがでしょう。 どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき......。満天の星々がみなさまをお待ちしています」

星すら見えなくなった滅びゆく世界で、彼は何を見たのか。
一人の男が生涯を賭して旅する中で、出会ったものとは―。

物語は「ちいさなほしのゆめ」から始まり、「星の人」で完結する。

“ほしのゆめみ”、“屑屋”をテーマとした物語をそれぞれ見ることで、かつてない深い感動がラストに生まれる―。7月7日から配信開始となる「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」は、全5話からなる「ちいさなほしのゆめ」のエピソードを含む9月3日公開の劇場版「planetarian~星の人~」につながっていく。星に導かれた2人の物語が迎えるクライマックスとはーー。

場面1 場面2
場面3 場面4
場面5 場面6
場面7 場面8
場面9 場面10
場面11 場面12

出演:すずきけいこ、小野大輔 ほか

原作:「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」(Key)
監督:津田尚克、脚本:ヤスカワショウゴ・津田尚克、シリーズディレクター:中山勝一・町谷俊輔、原作協力:Key/ビジュアルアーツ、キャラクター原案:駒都えーじ、キャラクターデザイン:竹知仁美、音楽:折戸伸治・どんまる。竹下智博(ビジュアルアーツ)、主題歌「星の舟」Lia、アニメーション制作: david production、配給:アスミック・エース、製作:planetarian project

アニメ公式サイト:planetarian-project.com公式twitter:@planetarian_pj

CHARACTER

ほしの ゆめみ

ほしの ゆめみCV:すずきけいこ

花菱デパート本店屋上プラネタリウム館で接客及び解説をしていたコンパニオンロボット。30年前の戦争勃発直後、都市が細菌攻撃を受け、プラネタリウムに取り残される。その間、1人お客さまを待ち続けていた、1年間に7日間しか稼働できない壊れかけのロボット。30年目の目覚めたその日に、「屑屋」と出会う

屑屋

星の人(青年時代)CV:小野大輔

30年前の大戦により、荒廃した世界で廃墟と化した街から貴重資源を回収し、売りさばくことで生活している青年。まだ、かつてない財宝や資源を求めて【封印都市】に潜入し、都市を防衛している戦闘機械(メンシェン・イェーガー)から逃げ込んだ廃墟のプラネタリウムにて「ゆめみ」と出会う。

星の人

星の人CV:大木民夫

世界中を旅しながら、星空のすばらしさを語りつぐ老人。その知識の深さとたたずまいから、いつしか人は彼のことを“星の人”と呼び、敬うようになった。旅の途で行き倒れたところをレビ、ヨブ、ルツに助けられる。若い頃は戦前の貴重な資源回収を生業とする“屑屋”の一人で、“封印都市”のような危険区域へ赴くこともあった。

星の人

レビCV:福沙奈恵

星の人が辿りついた集落で暮らす女の子。ヨブ、ルツたち三人のリーダー的存在で、明るく聡明。

ヨブCV:日笠陽子

星の人が辿りついた集落で暮らす男の子。やんちゃで勢いがあるが、レビには頭が上がらない。

ルツCV:福沙奈恵

星の人が辿りついた集落で暮らす男の子。寡黙だが、三人の中では一番手先が器用。

MUSIC

配信版「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」エンディング&イメージソング

Twinkle Starlight/Worlds Pain佐咲紗花 ⁄ Ceui

配信版エンディングとイメージソングを1枚に収録!
アニメ「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」。話題沸騰のエンディング&イメージソングを収録したシングルが登場!
佐咲紗花の歌う「ほしのゆめみ」をイメージした、キュートでかわいく、癖になるエンディングソング「Twinkle Starlight」、そしてCeuiの歌う「屑屋」をイメージしたハードなイメージソング「Worlds Pain」。作曲を担当したのは、新進気鋭のコンポーザ・どんまる&竹下智博。「planetarian」の優しく、そして重厚な世界観を表現したファン必聴の一枚。

  • 発売日: 2016年7月27日(水)
  • 価格: 1,200円(税抜)
  • 品番: KSLA-0117
  1. Twinkle Starlight
    作詞:丘野塔也 作曲:どんまる 編曲:森藤晶司 Vocal:佐咲紗花
  2. Worlds Pain
    作詞:魁 作曲:竹下智博 編曲:竹下智博 Vocal:Ceui
  3. Twinkle Starlight Short ver
  4. Twinkle Starlight (Instrumental)
  5. Worlds Pain (Instrumental)
  • 発売会社: 株式会社ビジュアルアーツ
  • レーベル名: Key Sounds Label

劇場版「planetarian ~星の人~」メインテーマ

星の舟 ⁄ (CW) Gentle JenaLia / 北沢綾香

Lia×折戸伸治「planetarian」劇場版メインテーマ!
劇場公開のアニメ「planetarian ~星の人~」。歌唱:Lia、作曲:折戸伸治のコンビによるメインテーマ。星に導かれた奇跡の物語、その壮大な世界観を表現した一曲。カップリングには、劇中BGM「Gentle Jena」ボーカルソング化を収録。北沢綾香の歌声が、優しく切ない記憶を呼び起こします。

  • 発売日: 2016年9月21日(水)
  • 価格: 1,200円(税抜)
  • 品番: KSLA-0119
  1. 星の舟
    作詞:丘野塔也 作曲:折戸伸治 編曲:根岸貴幸 Vocal:Lia
  2. Gentle Jena
    作詞:水月 陵 作曲:戸越まごめ 編曲:森藤晶司 Vocal:北沢綾香
  3. 星の舟 (Instrumental)
  4. Gentle Jena (Instrumental)
  • 発売会社: 株式会社ビジュアルアーツ
  • レーベル名: Key Sounds Label

サイン入りポスターを1名様にプレゼント

2016年7月7日(木)~ 2016年8月16日(火)まで

配信版「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」のレビューを書いてキャスト(すずきけいこ・小野大輔)サイン入りポスターをもらっちゃおう!

キャンペーンは終了しました

応募方法

  • 1. 配信版「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」にレビューを投稿する
  • 2. 投稿完了ページにあるリンクから「応募フォーム」へ行き、必要事項を入力する

応募要項

賞品
キャストサイン入りポスター(すずきけいこ・小野大輔)
当選人数
1名様
応募締切
2016年8月16日(火)
当選連絡
発送をもってかえさせていただきます。
賞品発送
8月中に発送予定

注意事項

・抽選結果に関するお問い合わせには応じられません。

・レビュー投稿およびプレゼントの応募には会員登録が必要となります。
無料会員登録へ

・本権利は、ご本人のものとし、他人への譲渡・換金はできません。

・以下の場合は、当選は無効とさせていただきます。
ご当選者の住所、転居先不明・長期不在などによりプレゼントをお届けできない場合

・カカクコムグループ社員、および関係者は参加できません。

キャストサイン入りポスター
© VisualArt's/Key/planetarian project