【インタビュー】夏らしく、爽やかに! 石原夏織が2ndアルバム「Water Drop」をリリース!

2020年08月05日 12:000

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自身も出演したTVアニメ「魔王様、リトライ!」オープニングテーマ「TEMPEST」など、順調にシングルをリリースしてきた石原夏織。ファン待望の2ndアルバム「Water Drop」がついに完成した。「TEMPEST」「Face to Face」といったシングル曲に加え、新曲を8曲も収録した力作で、今まで歌ったことがなかったジャンルに果敢に挑戦したという。
爽やかな笑顔とともに、収録曲について語り尽くしたインタビューをお届けする!

今まで歌ったことがないタイプの曲に、たくさん挑戦したアルバムです


── 2ndアルバム「Water Drop」のリリース、おめでとうございます。制作にあたって、最初に考えたことはなんでしたか?

石原 シングルのリリースを順調に重ねてきたこともあって、今回のアルバムは石原夏織らしさもありつつ、今まで歌ったことのなかったジャンルの曲や、ライブで新たに歌いたい曲を歌っていこうという思いからスタートしました。

── 全11曲の中に、新曲がたっぷり入ってますよね。

石原 8曲が新曲になりました。既存曲は3rdシングルの「TEMPEST」とそのカップリング曲の「Crispy Love」、それから4thシングルの「Face to Face」です。

── アルバムのトップを飾るのは4thシングル「Face to Face」で、明るい幕開けという感じですね。

石原 「Face to Face」はライブを意識して作った楽曲で、大好きな人に会いたいということを歌っているんです。私からファンのみんなへの気持ちということで、アルバムの1曲目にふさわしい曲だなと思って選択しました。「1st LIVE TOUR Face to FACE」で歌い続けてきたことで、みんなとの絆をより感じられる曲になって、私にとっても意味合いの深い曲になりました。

── ファンの方にとっても、シングルで聴いたときと今回のアルバムとでは、意味合いが変わるかもしれませんね。

石原 そう感じていただけたらうれしいです。同じ曲ですけど、ツアーを経たことで違う曲に聞こえるのかなと。


── 「石原夏織 1st LIVE TOUR Face to FACE」のBD&DVDが6月に発売になっているので、直接会場に来られなかったファンの方も、ライブを体験できているわけですからね。

石原 そうですね(笑)。ライブツアーはずっとやりたいと思っていたことだったので、実現できてうれしかったですし、どの会場でもファンのみんなと一体になれた感がありました。映像でもそれを感じていただけると思います。

── 2曲目の「フィービー・フィービー」も明るい曲です。

石原 みんなで動きを合わせてひとつになれる曲が今までの私にはなくて、そういう曲にずっと憧れがあったので、今回、作っていただきました。「Face to Face」でみんなと会えた喜びを歌って、そこからさらに一歩進んだ関係になれたという曲が「フィービー・フィービー」です。曲調的にもリズミカルでポップでかわいくてテンションが上がりますし、この先ライブで歌うことで、みんなと一緒に楽しめる曲に成長していきそうな予感がします。

── 作曲は大竹智之さん、編曲は太田雅友さんです。アレンジによって、さらにポップになった印象があります。

石原 太田さんは今回初めてご一緒させていただきました。大竹さんが書いてくださったメロディがもともとすごくよかったんですけど、華やかさやかわいらしさを前面に出しつつ、私の年齢感に合った子ども過ぎないバランスでアレンジしてくださいました。

── 只野菜摘さんによる歌詞も、かわいいんですよね。

石原 今までも只野さんとはご一緒させていただいてきたんですけど、こんなかわいらしい歌詞は初めてで、うれしかったです。一度聴いたら忘れられなくなるフレーズや、一緒に歌いたくなるフレーズがたくさん入っていて、印象に残る曲になったと思います。

── 3曲目「Water Front」は、一転して大人っぽい曲でした。

石原 今まで歌ったことがなかった曲調で、挑戦の曲でした。今まではキャッチーで明るい曲や、かっこよくてダンサブルな曲が多かったんですけど、この曲はそのどちらでもなく、キーもいつもより低めだったんです。最初はレコーディングに苦労するのかなと思っていたんですが、もともとこういうタイプの歌を聴くのが大好きなこともあって、楽しく歌うことができました。

── 歌詞にドラマ性がありますよね。

石原 こんなにも想っているのに、結ばれないという切ない気持ちを歌った歌詞です。自分にはこういう経験がないので、歌っていると、むしろキャラクターの想いを演じているという気持ちになっていきました。この主人公はどんな人なんだろうと想像しながら歌って、姿形は具体的にイメージできなかったんですけど、感情だけはリアルに自分の中に入ってきました。今までに体験したことがないようなレコーディングでした。

── 作詞は、シンガーソングライターのしほりさん。女性声優さんへの楽曲提供が多く、心に刺さる歌詞を書かれる方ですね。

石原 今回は、話しかけるような言葉で書いてください、とお願いしました。「キミ」という二人称が何度も出てきて、主人公の「キミ」への想いが、直接語りかけるような言葉で描かれた歌詞です。私も、話し言葉を意識して歌っていきました。

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放送日: 2019年7月3日~2019年9月18日   制作会社: エカチエピルカ
キャスト: 津田健次郎、高尾奏音、石原夏織、戸松遥、豊崎愛生、佐藤利奈、生天目仁美、徳井青空、森久保祥太郎、久保ユリカ、荒浪和沙、木下鈴奈、桜咲千依、M・A・O、関智一
(C) 神埼黒音・双葉社/「魔王様、リトライ!」製作委員会

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