【インタビュー】色鮮やかな未来に向かって! 石原夏織が1stアルバム「Sunny Spot」をリリース

2018年11月13日 12:000

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2018年3月に1stシングル「Blooming Flower」をリリースし、アーティストとしてデビューを果たした石原夏織。2枚のシングルを経て、いよいよ待望の1stアルバムをリリースする。タイトルは、“陽の当たる場所”を意味する「Sunny Spot」。明るく元気な曲、温かでやさしい曲、そして彼女がもっとも得意とするダンスチューンまで、さまざまな表情を見せてくれるアルバムになった。

陽の当たる場所に向かって歩き出すアルバムになりました


── 「Sunny Spot」というアルバムタイトルは、とても爽やかです。どのような思いを、このタイトルに込めたのでしょうか?

石原 私は夏が大好き、晴れた日が大好きですし、ファンの方も「太陽が似合うよね」と言ってくださるので、最初に「Sunny」という言葉は絶対に入れたいなと思いました。そこに何か言葉を付けようと思ったときに、「Spot」という言葉が浮かんできて、“陽の当たる場所”っていいなと。聴いていただく方にとって陽の当たる場所になるようなアルバムにしたいという思いから、このタイトルに決めました。

── 「Sunny Spot」なのに、CD+BD盤、CD+DVD盤のジャケット写真では傘を差しているんですよね。

石原 そうなんです(笑)。アーティストとしての一歩を踏み出す1stアルバムなので、私自身、ここから陽の当たる場所を探しにいくというイメージで、傘を持ってみました。白い服を着て透明な傘を差しているのにも意味があって、これから何色にも染まっていけるということなんです。周りがカラフルなのは、いろいろな未来の可能性をあらわしています。

── 通常盤のジャケットは、カフェでのショットで、こちらも爽やかです。

石原 通常盤のほうは室内にいるので、衣装を黄色にして太陽をイメージしました。

── アルバムには全11曲が収録されています。全体を見通して、どんな1枚になったと感じていますか?

石原 いろいろなジャンルの曲が歌えるアーティストになりたいというのがデビューしたときからの目標で、1stアルバムはそれを実現させる1枚になりました。多彩な曲が収録されているので、どれかが、聴いてくださる方の心に引っかかってくれたらいいなと思っています。

── 石原さんもスタッフさんと一緒に曲を選んだんですか?

石原 はい、選ばせていただきました。私が大事にしたのは第一印象です。最初に聴いたときに心に引っかかって、繰り返し聴いてみたいと思った曲をまず選んで、そこから私が歌ってみたかったり、ファンの方によろこんでいただける曲という基準で絞り込んでいきました。

── まずは、心に引っかかるか否かという感覚を大事にしたんですね。

石原 そうですね。でも感覚だけじゃなく、スタッフみんなでしっかり考えて決めていったので、すばらしい曲ばかりが集まったアルバムになったと思います。

── 自信作だと?

石原 はい! 時間をかけて、すばらしい作家陣のみなさんと一緒に作り上げることができました。

── 1曲目「Sunny You」から、楽曲についてお話を聞かせてください。

石原 「Sunny You」は、ノーバ役で出演もさせていただいているアニメ「怪獣娘(黒)~ウルトラ怪獣擬人化計画~」のエンディングテーマです。アルバムの幕開けにふさわしい明るく元気な曲で、憧れの人のことを太陽にたとえた歌詞は、「怪獣娘」の世界観にも寄り添ったものになっています。

── タイアップ曲であるにも関わらず、歌詞もサウンドも、アルバムの1曲目はこれしかないという雰囲気を持っているように感じました。

石原 私も、そう思います。始まりの予感に満ちている曲なんですよね。でも、「怪獣娘」を見ていただけたらおわかりになると思いますが、作品の終わりに流れても、すごく合っていました。私にとっては初めてのアニメタイアップ曲で、素晴らしい曲を歌わせていただけたと思いました。

── レコーディングは、いかがでしたか?

石原 共感できる歌詞ですし、曲のテンションもノリやすいので、悩むことなく思うままに歌えました。レコーディングが終わったら、「気持ちよかったー!」って満足して帰ることができました。

── 2曲目「CREATION×CREATION」は、さらにテンションが高まる曲です。

石原 勢いマシマシです。この曲は時期的には最後のほうに録ったんですけど、ここに来て、またベクトルが違う元気な曲が来たなと思いました。絶対にライブ映えすると思いますし、ライブで歌うごとに成長していく曲になると思います。

── 作詞は畑亜貴さんです。

石原 楽しいことをみんなで作り上げて、もっと楽しい、最高の世界にしていこうという前向きな歌詞です。タイアップの作品もそういう作品だったので。

── この曲は、ゲームアプリ「絵師神の絆」の主題歌なんですよね。

石原 はい。ゲームの世界観に寄り添いつつ、何かを創り出すよろこびが表現されています。ライブでは、私から楽しいという気持ちを発信して、みんなもそれに乗っかってくれることで、すごい一体感が生まれるんじゃないかなと期待しています。

── ebaさんによるアレンジは、ピアノがすごく目立っています。

石原 ピアノの音、いいですよね! しかも、リズムが急に三拍子になったりして、クセになる曲なんです。自然と楽しい気持ちさせてくれるので、朝起きてテンションを高めたいときにいつも聴いています。私にとってはカンフル剤みたいな曲です。

── リスナーのみなさんにとっても、カンフル剤になるのではないでしょうか。続く3曲目「虹のソルフェージュ」は、元気というよりは華やかな曲ですね。

石原 レコーディングのときは完成版とはアレンジが違って、もう少し静かな曲だったんです。どんなボーカルをのせたらいいのか判断に迷ったんですけど、作曲・編曲の佐藤純一さんが、歌詞の1つひとつをどんな感情で歌ってほしいのか、ていねいにディレクションしてくださったので、楽曲のイメージがつかめた気がしました。

── 完成したアレンジを聴いて、どう感じましたか?

石原 レコーディングしたときとはがらりと変わっていて、想像以上のステキな曲になっていました。佐藤さんは、雨が上がって太陽が出てきたときの、きれいな感じを表現しようとしてくださったということで、雨上がりの虹を歌った歌詞とも重なり合っていました。

── アレンジはキラキラですよね。

石原 はい。キラキラと輝いていました。歌詞には、幸せになっているのを怖がっていたり、自分に自信が持てないというネガティブな一面も描かれているんですけど、虹のようにこの先、どんな色の自分にもなれるんだよというポジティブなメッセージに繋がっていって、それが音でも表現されているのはさすがだなって思いました。ただ単にキラキラしているだけじゃなくて、不安にも寄り添って、希望を指し示してくださったんです。

── この曲は、ジャケット写真の傘を持つ石原さんのイメージにも重なりますよね。

石原 そうですね。一番ジャケット写真に近い曲だと思います。

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(C) 円谷プロ

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(C) I*Chi*Ka/なつまち製作委員会

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