【インタビュー】平成最後の元日に武道館を熱くした、内田真礼のライブ「take you take me BUDOKAN!!」がBlu-ray &DVD に!

2019年05月27日 12:000

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2019年1月1日に、自身初の日本武道館ワンマンライブ「UCHIDA MAAYA New Year LIVE 2019 『take you take me BUDOKAN!! 』」を開催した内田真礼。アンコール含め全25曲を披露したこのライブが、Blu-ray &DVDとして発売された。お正月のライブということで、いつもとは違う趣向がたくさん用意され、セットリストはこれでもかというほど盛り上がる、最強のものに。また、特典映像のドキュメンタリーではライブへの道のりや、当日のバックステージの様子もたっぷり見ることができる。2019年も突っ走り続けている彼女に、話を聞いた。

とにかく盛り上がるセトリを意識しました


── 今回は、5月22日に発売になるBlu-ray &DVD 「UCHIDA MAAYA New Year LIVE 2019 take you take me BUDOKAN!!」についてお話をうかがいにまいりました。いろいろお聞きしたいんですけど、まずは当日のセットリスト。熱い内容で、バンドメンバーのみなさんが「ビッグウェーブのようなセットリスト」とおっしゃっていましたね。

内田 最初からクライマックスでした。初めての武道館でしたし元日のライブということもあり、セトリを一緒に組んだスタッフもとにかく盛り上がる展開を意識していて、気がついてみたら、息つく暇のない内容になっていたんです。「大変だけど、これで行こうよ。こんなめでたい日に、止まっちゃダメでしょ」と。無理をしてでもやろうという気持ちでした。

── 内田さんにとってもスタッフのみなさんにとっても、気持ちが高まるセトリだったわけですね。

内田 高まりました! どこまで盛り上がっていくんだという感じで、当日は汗だくになるんだろうなと思っていました。

── ダブルアンコールまであって、全25曲。たっぷり歌ったという感じですね。ライブを見ていてまず驚いたのが、メンバー紹介があんなに早くに来るんだということでした。

内田 2曲目の「take you take me BANDWAGON」でやっていましたから、かなり早いですよね(笑)。

── その分、バンドと一緒になってライブを作るんだという思いが伝わってきました。

内田 私は、ファンのみんなに対してもバンドメンバーに対しても、頼れるところは頼らせてもらうスタンスなんです。ひとりではできないことを、みんなを信頼することで成し遂げられていることを自覚していますし、バンドメンバーがかっこよくあればあるほど、私も引き上げられるので、冒頭でメンバー紹介をするのは正解だったなと思います。ただのバックバンドではなく、全員でライブを楽しんでいる姿が伝わっていればうれしいです。

── 武道館ライブの準備は、いつ頃から始めていったのでしょうか?

内田 2018年の1月くらいから、武道館ライブをやりたいと周囲に何度も言っていて、動き出しました。私のやりたいことには一緒に頑張ってくれる内田真礼チームなんですけど、「2019年1月1日というスケジュールが出てきたんですけど、どうですか?」と言われたときは驚きました(笑)。

── 元日ですからね(笑)。

内田 (スケジュール的に)怖いなという思いもあったのですが、やれるならやろう、と。そこからライブの発表があり、チケット発売が始まって、徐々に「本当にやるんだ」という雰囲気が高まっていく中で、ずっとドキドキしていましたね。ツアーだと回を重ねていくごとに内容が洗練されていくじゃないですか。だけど今回は一度限りで、リハーサル期間も12月のひと月しかなくて。ほかの仕事もあり、歌だけに集中できる環境ではないということもあって、けっこうなプレッシャーを感じていたんです。どうしたら最高な状態で武道館ライブを迎えられるのか、去年の冬はずっと、頭の中でぐるぐる考えていたように思います。それと毎年、冬になると調子が落ちるんですよ、野球のシーズンが終わっちゃうから(笑)。

── シーズンオフなので、高まれないと(笑)。

内田 それにファンクラブイベントが去年の10月末にあったので、そこを乗り越えないうちは武道館の準備に移れなかったんです。ライブまでたくさん時間があるから、じっくり作り込んでいこうというモードにはなれず、ステージのコンセプトを決めたのも11月に入ってからでした。

── 船のセットで、内田さんが船長になるという基本的なコンセプト自体、11月に入ってから決めたということですか?

内田 はい。

── それで1月1日にあの大がかりなセットが間に合っちゃうんですね。

内田 そうなんです、すごいですよね。優秀な真礼チームのおかげです。そして12月は私の誕生月でもありクリスマスもあるので、毎年自分の中でカウントダウンが始まるというのもあって、去年の年末はいつも以上に落ち着かない日々を過ごしていました。


── 25日がクリスマス、27日が誕生日、1日が武道館ですから、イベントが詰まってますね。

内田 私にとっての2018年は武道館ライブまでで、1月1日というよりは12月32日という感覚でした。そのうえ、次の日から写真集(2019年3月21日発売の「étoile(エトワール)」)の撮影でフランスに行くことになっていたので、気持ちはずっと仕事モードで、年末年始はバタバタバタっと駆け抜けた感がありますね。忙しい時期ではありましたが、武道館ライブは2018年の私の完成形をお見せするものになったので、悔いはまったくありません。

── すばらしいライブだったと思います。

内田 自分でも、改めてライブ映像を見たら、意外と落ち着きがあるものになっていたなと思いました(笑)。

── ライブはお正月らしい演出からスタートしました。

内田 箏曲(そうきょく)の「春の海」が出囃子(でばやし)でした(笑)。ちょっと遊んでしまったというか、お正月ならではの、もう2度とないだろう演出です。バンドメンバーも、大晦日のカウントダウンライブはやったことがあるけど、元日の夜にライブをやるのは初めてだと言ってました。

── すごく段取りが多い内容でしたが、すべてがなめらかに進行していって、さすがだなと思いました。

内田 約束事は確かに多かったですね。曲の中で4階分の高さのあるステージの階段を上がったり下がったりしなくてはいけないんですけど、「どのタイミングでどの高さまで上らないといけないんだっけ?」となりそうでした。LEDポイを持って戦う場面も、殺陣の段取りが複雑で、大変でしたね。ポイは私のライブではよく使うんですけど、自分で回したのは武道館が初めてだったんです。覚えなくてはいけないことが多くて頭がパンクしそうでしたけど、そういうふうにハードルが上がっていくのが、私は楽しいんだと思います。

── ポイはLEDの残像によって、花模様や文字が空間に浮き出てきて、ライブの小道具としてはとても効果的ですよね。

内田 ポイのパフォーマンスによって、ステージに花が咲きました。代々木第一体育館でやった2ndライブでも、ポイの皆さんに参加していただいているんですけど、私も大好きです。

── 「クロスファイア」では、恒例のティーバッティングもやってました。

内田 バッティングは、もっと精度を上げたいですね。ティーではなく、自分でボールを放ってノックをしたいです。それが一番遠くまで飛ばせることができるのではないかなと。次に向けての課題です!

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