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アイドルグループとして歌う喜び
── 「B-PROJECT」はアニメ第2期がもうすぐ最終回を迎えます。先日、加藤さん演じる愛染健十が所属する作品内のユニット“THRIVE”の単独ライブがありましたね。 加藤 今回「B-PROJECT」の中で僕らが初めて単独ライブをやらせてもらえて、すごくうれしかったですね。普段ソロアーティストとしてやっているので、誰かとひとつの歌を歌う機会ってない。何より、なっつん(花江夏樹)、とっしー(豊永利行)、僕。この3人でよかったなとすごく思います。3人の声のバランスがいいことは、THRIVEならではの強みだと思います。それぞれに個性があって、全員がセンターになれる人たちです。
── アイドル愛染健十としてステージに立つのはどのような気持ちですか。 加藤 ミュージカルに近いところもあるけれど、でもやっぱり本当の彼らを演じているわけではない。不思議な感覚ですが、なるべく彼らに近い佇まいでいようと意識はしています。お客さんの目に見えているのはTHRIVEなので。僕は結構そういうことも楽しんじゃうタイプ。いつも健十らしさは意識しますね。髪型、動き、しゃべり方なども健十らしくいようと思っています。僕は自分のライブではファンサービスをすることはあまりないんですが、彼らはアイドルなので、投げキッスもウインクもするだろうから。
── ところで、加藤さんはライブではよく手袋をつけて歌われていますよね。どんな意味があるんですか。 加藤 手ってすごくものを語ると思うんですよ。ライブではあまり手のひらを見せないようにしたり、逆に片方だけ手袋をして、もう片方で感情を表現したりというような意味合いで使っています。もちろんファッション的な意味合いもありますよ。スタイリストさんが用意してくれますが、つける日もあれば付けない時もある。そこは気分次第ですね。
── 役者さんとしても、手はすごく大事でしょうね。 加藤 大事ですね。いつもお芝居を見に行くと、役者さんの手がすごく気になりますもん。すごい手が揺れていたり、立っているときの手も見ています。開いているのか閉じてるのか、握っているのか。それだけで全然表現が違いますから。その人の心理状態だったり、癖だったりすることもある。僕らは「指先まで芝居をしないといけない」と本当によく言われるんですが、どこか気が抜けているともう役じゃなくなっている。手ってすごく油断するところなので、わかっちゃうんですよね。僕の手もたまにぶーらぶーらしてますよ(笑)。いい意味で力が抜けている瞬間もありますね。
── 3月29日からライブツアー「Kazuki Kato Road Tour2019 ~Thank you for coming! ~」が始まりますね。意気込みを教えてください。 加藤 僕は「全都道府県でライブをやる」というのが、音楽を始めた当初からの目標でした。今回は山口県で初めてライブをします。九州や新潟も久しぶり。デビューして10年以上経ちますけど、まだまだ一歩一歩歩んでいる途中。難しいこともあるけれど、こうやって新しいことにトライしていきたい。そのひとつが、「ひとりだけでツアーを回る」っていうテーマで、自分としては大きな決断だったなと思います。音楽を自分から届けに行くという気持ちだけはなくしたくないので、その意気込みをライブに感じに来てください!
(取材・文/大曲智子)
CDデータ
■「Answer」
TYPE A(CD+DVD) 1,852円(税別)
レーベル:インペリアルレコード/2019年3月27日発売
〈収録曲〉
1.Answer
2.ordinary days
〈TYPE A DVD収録内容〉
「Answer」ミュージックビデオ+「密着ドキュメンタリー KAZUKI KATO 前編+未公開映像」
TYPE B(CD+DVD) 1,852円(税別)
レーベル:インペリアルレコード/2019年3月27日発売
〈収録曲〉
1.Answer
2.奇跡~大きな愛のように~
〈TYPE B DVD収録内容〉
「Answer」ミュージックビデオ+「密着ドキュメンタリー KAZUKI KATO 後編+未公開映像」