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【インタビュー】危険なケムリが立ち上がる！　たつき監督作品とのコラボによるナノの新曲「KEMURIKUSA」

2019年02月05日 20:000

インタビュー

アニソン

アーティストインタビュー

2019冬アニメ

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1stライブと同じ、3月16日にワンマンライブを開催します

── カップリングとして、全編英語詞による「Spiral Eye」が収録されています。この曲は、どういうイメージで作られたんですか？

ナノ　こちらは完全に自分のやりたいように作れた曲で、自分が今、この世の中で感じていることをテーマにしました。

── ネット社会というか、仮想空間に依存する人々を風刺しているような内容ですよね。

ナノ　普段は誰かを励ますような歌詞が多いんですけど、たまには自分が疑問に感じていることを書いてみようかなと。でも、ネット社会を叩いているつもりはなくて、自分自身もSNSを使ってますし、自分に向けても言っている歌詞なのかなと思います。ネットがあるからこそ、世の中の人たちと繋がれるという面もあって、そこには感謝しているので、風刺というよりも、自分を含めたみんなが漠然と感じていることを歌詞にしたというほうに近いです。

── 全編英語詞にしたのは、なぜでしょう？

ナノ　メッセージ性がある歌詞ですが、そこに執着せず、楽しんで聴いてほしいなと思って。「KEMURIKUSA」のほうはじっくり歌詞を解釈しながら聴いていただけるとうれしいんですけど、「Spiral Eye」はノリのいい曲として素直に楽しんでいただきたいです。

── 勢いのある、かっこいい曲ですからね。「Spiral Eye」というのは、どういう意味なんですか？

ナノ　シンプルに、目が回っている感じというか（笑）。特に深い意味はないんです。今までのナノの曲にはない世界観なので、深読みされてしまうかもしれないんですけど、この曲は本当にノリ優先です。

── 今回のシングルは、2曲ともアグレッシブですね。

ナノ　ロックなバンドサウンドの「KEMURIKUSA」と、EDMに寄っている「Spiral Eye」とタイプは違いますが、どちらも勢いがあって、2019年1発目のシングルとして、いいものになったと思っています。今年はどんな年になっていくんだろうとワクワクします。

── 2019年3月16日には、ワンマンライブ「Remember again」の開催が決まっています。

ナノ　昨年12月にワンマンライブ「A Thousand Stars」をやったばかりなのに、またライブができてうれしいです。「Remember again」というタイトルが付いていて、1stライブを振り返るという要素も入れつつ、今回の新曲を披露するのはもちろん、今の自分のすべてを出し尽くしたいですね。

── 3月16日は、2013年に1stライブ「Remember your color.」を開催した日でもあるんですよね。

ナノ　はい。5周年は過ぎましたけど、このタイミングであの3月16日を思い出したいなという気持ちもあって、またここから未来に向けて走って行くぞというライブにしたいと思っています。

ナノプロフィール

アメリカ・ニューヨーク州出身。日本語と英語を使い分けるバイリンガルシンガー。
2010年よりYouTubeなどの動画サイトに、洋楽等のカバー楽曲の投稿を始め、現在までに国内外問わず多くのユーザーの支持を集める。
2012年3月、アルバム「nanoir」をリリースし、メジャーデビュー。同年5月には、1stシングル「Now or Never」（TVアニメ「ファイ・ブレイン神のパズル」）をリリース。初のアニメタイアップ曲となる。2018年は、「ウツシヨノユメ」（TVアニメ「かくりよの宿飯」オープニングテーマ）、「Star light, Star Bright」（TVアニメ「CONCEPTION」オープニングテーマ）と、続けてアニメ主題歌をリリース。2019年3月19日にはワンマンライブ「Remember again」を、渋谷ストリームホールで開催する。

CDデータ

■TVアニメ「ケムリクサ」オープニングテーマ「KEMURIKUSA」