【インタビュー】日本の夏の新たなアンセム!? 春奈るなの新曲「桃色タイフーン」で盛り上がれ!

2018年08月21日 12:00

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カップリングの2曲のテーマは「生と死」です


── カップリング曲は2曲収録されています。2曲目の「恋せよ乙女」もおしゃれな曲になっていました。

春奈 こちらはジャジーな要素が入っています。ものすごい中毒性があって、自分でも鬼リピートして聴いています。実は「ゆらぎ荘の幽奈さん」ともちょっとリンクしていて、ポップな「死」が歌詞のテーマになっているんです。たとえば、「来世まで愛してあげますわ」とか「ドキドキで死んじゃいそうよ」とか、恋愛におけるトキメキを、幽霊に寄せて表現しているんですね。

── あ、なるほど。「桃色タイフーン」との繋がりを感じながら聴くことができるんですね。この曲のレコーディングはいかがでしたか?

春奈 すごく好きな楽曲で、最初に聴いたときから、早く歌いたいな、完成した曲を聴きたいなってワクワクしていました。ただ、リズムが立っていて言葉数が多いので、ひとつずれるとどんどんずれていっちゃう可能性があるんです。なので、クリック音を大きめにして、歯切れよく歌うことを心がけました。とにかく噛まないようにしなきゃと。それから、この曲も相手に投げかける歌詞が多いので、「桃色タイフーン」と同じようにセリフっぽく歌った部分もあります。

── こちらもかわいい恋の歌なんですが、主人公は「桃色タイフーン」より積極的ですね。

春奈 そうですね。「最終的にあたしが1番でしょ?」とか、おくゆかしい幽奈さんには言えない言葉だと思います。全体的にブレスの使い方を強めに、歯切れよさを意識して歌いました。表題曲レベルのキャッチーな曲で、ライブでも早く披露したいんですけど、実は間奏が長いんですよね。その間、私は何をやろうかと、今から悩んでいます(笑)。

── 間奏の長さは、ジャジーな雰囲気とも相まって、この曲のおしゃれ度を上げているんですけど、たしかにライブでは手持ち無沙汰になりそうです。

春奈 エアピアノを弾いたりしようかな、バンド紹介もできるかもって、いろいろ考えています。

── 3曲目の「Again」はバラードです。

春奈 るな充にはバラード好きな方も多いので、「お待たせしました」という気持ちとともにお届けできる曲になりました。歌詞が不思議で、そのときの心境によって受け取り方が変わるように思います。恋愛を歌っているんですけど、誰かと別れて悲しい気持ちを歌っているようにも取れるし、好き過ぎてもどかしくて切ない気持ちを歌っているようにも取れるんです。

── いろいろなドラマを想像できる歌詞なんですね。この曲はサウンドも切なくて、しみじみ聴くことができました。

春奈 途中から音数が少なくなって、切なさがアップするんです。

── 「Again」というタイトルは、歌詞の中には出てこないんですけど、どういうイメージから付けられたものなのでしょうか?

春奈 「ゆらぎ荘の幽奈さん」の曲とのカップリングということで、2曲とも「生と死」をテーマに作っていただいたんです。「恋せよ乙女」ではポップな「死」が描かれていたんですけど、この曲では「生命力」を表現したいなと思って、このタイトルになりました。

── 「恋せよ乙女」も「Again」も、Sakuさんの作詞・作曲・編曲なんですよね。同じ方が作っているということで、同じテーマを持ちながらもコントラストがついた2曲になっていると思いました。

春奈 それに加えて「桃色タイフーン」の編曲もSakuさんなので、3曲のサウンドに統一感が出たと思います(「桃色タイフーン」は作詞・大塚利恵/作曲・藤井万利子)。

── 明るい「恋せよ乙女」のテーマが「死」で、バラードの「Again」が「生」というのが面白いです。「Again」は悲しみを乗り越えての復活みたいな曲なのかなと。

春奈 そうですね。悲しさ、切なさを越えて、生きていこうと思う力を感じさせてくれる曲です。

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