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ジャケットとMVの衣装は、和とロリータのかけ合わせです
── サウンドやアレンジの印象はいかがですか? 春奈 ポップさと和のテイストが混じり合うと、こんなにおしゃれになるんだなって。「ゆらぎ荘の幽奈さん」にすごく合ったアレンジになったと思います。細かい音まで入念に組み立てられていて、聴きどころが多い曲です。
── 和のテイストも、全面押ししているわけでなく、部分部分に効果的に使われているんですよね。 春奈 ここぞというときに出てくるんです。だから、かえって印象に残ると思います。
── アニメのオープニング映像も、すごくテンポがよくて曲調に合っていました。 春奈 「ひぃ、ふぅ、みぃ、よ~」という合いの手を、キャラクターの女の子たちが言ってくれてるのが、めっちゃかわいくて。手でも数を数えてくれてるんですよね。
── デフォルメキャラで、かわいいんですよね。 春奈 そうなんです。ちまっとしてて。オープニングを見てくれたみんなは、ライブでもここで合いの手を入れればいいんだって察知してくれると思います。
── 「ゆらぎ荘の幽奈さん」という作品は、春奈さんから見て、どうですか?(笑)。 春奈 こういう肌色が多めの作品って、いつの時代の少年ジャンプにもひとつはあったじゃないですか。私が読んできたものだと、「いちご100%」とか「To LOVEる」だったんですけど、ジャンプの王道のひとつとも言える作品のオープニングテーマを歌わせていただけると聞いたときは、本当にうれしかったです。そして、肌色は確かに多いんですが純愛を描いた作品だなと思いました。ピュアな恋心に気づかせてくれるなって。
── 幽奈さんは一途ですよね。 春奈 「叶わなくても 嬉しいの」という歌詞があるんですけど、幽奈さんは本当にそうなんですよね。恋をしていることが楽しくて、好きな人が幸せを運んできてくれるという、恋愛の魅力みたいなものを教えてくれる作品だなと思いました。
── 幽奈さんはコガラシのことを、かなり早い段階で好きになります。 春奈 第1話からですよね。アニメを見ていても、「結婚するの、この2人?」って思いました(笑)。幽奈さんがとてもかわいいので、歌っていても感情が乗せやすかったです。
── 「ゆらぎ荘の幽奈さん」の世界観や、楽曲のテイストに合わせて、ジャケットの衣装も和を感じさせるものになっていますね。 春奈 和とロリータをかけ合わせた衣装を作っていただきました。オフショルダーになっていて、スカート丈もだいぶ短くて、白いニーソと靴と合わせました。完全生産限定盤と初回生産限定盤と通常盤で、全部シチュエーションが違うので、楽しんでいただきたいです。
── MVは、この衣装を着て歌うシーンとドラマパートがありました。 春奈 私が妄想の夏祭りの世界に入り込んでいくというストーリー仕立てなんです。でも、今回のMVは、もはや「みなみ」が主役ですね。かわいいんです。
── ぬいぐるみのみなみ、目立ってましたね。 春奈 落ちていくシーンとか、すごくかわいくて、うれしかったです。それに、ストーリーの中で現実と妄想をリンクさせる大事な役割も果たしてくれました。
── ドラマパートを演じてみて、いかがでしたか? 春奈 ああいう撮影はMVでは初めてだったので、緊張感がありました。動きだけでお芝居を作るのは難しかったんですけど、がんばりました。
── お祭りの屋台を巡るデートシーンもありました。 春奈 屋台は、どこか原宿っぽい感じになっていて、かわいいなと思いました。
── そうそう、屋台の文字が全部アルファベットになっていて。 春奈 妄想の世界のお祭りですから、私の好きなイメージにアレンジされているんです(笑)。