「きみの声をとどけたい」インタビュー特集第1弾！ いよいよ本格声優デビューを果たすNOW ON AIRにインタビュー！

いろいろな人を巻き込んで奇跡を起こす、あったかい作品

──完成したアニメの見どころを教えてください。

鈴木　私はやっぱり歌です。乙葉ちゃんを表現するのはやっぱり音楽なので、レコーディングでも歌詞の意味をひとつひとつ考えながら歌いました。「pure song」は作品の中では乙葉ちゃんが作った歌という設定なので、彼女がどんな気持ちで作ったんだろうと考えました。耳を澄ませて聴いてほしいです。

飯野　映像が本当にきれいで、いろいろな色彩の中をかわいい洋服のかわいい女の子たちが動き回っているのが……愛おしくて（笑）。見ていて幸せになります。

片平　キャラクターがアイスを落として「ああっ！」てなったり、雫ちゃんがお菓子を持ってきてくれたり。しゃべってないシーンでもキャラクター同士の関係性が見えるんです。

岩淵　みんなが話を聞いているシーンでも、雫ちゃんだけクッキーを食べてたりします（笑）。細かいところも見てください。

──エンディングテーマの「キボウノカケラ」の楽曲やレコーディングについて聞かせてください。

飯野　本当にキラキラした楽曲で、この物語の最後に聴いてもらったら、きっと大好きになってもらえると思います。

鈴木　最初静かなところから始まって、楽器が入っていって、そこにメンバーの楽しそうな声が入ってくるんです。特にみっちゃんはいつもは低い声のイメージが強いと思うんですが、ここでは本当にかわいくて違う人みたいです。

神戸　軽くディスられましたね!?（笑）　でもその通りで、かわいい曲だからとかわいく歌ったら、もっともっとと言われまして。

鈴木　そんなところもいいですし、最後みさみさ（飯野さんのニックネーム）とみっちゃんの力強いソロがあって、そのあとみんなで歌うのがすごくよかったです。

飯野　ソロは伴奏が小さくなるんだよね。

神戸　聴かせどころですが、ミスができないのでやっぱり緊張します（笑）。

岩淵　私はMVの撮影の時、肩出しの衣裳なのに日焼け止めを塗り忘れて、真っ赤になっちゃったのも思い出です。

──最後にメッセージをお願いします。

田中　いろいろな人たちを巻き込んで奇跡を起こす、あったかい作品です。見て、聴いて、感じてもらえたらと思います。

片平　たくさんの人に共感してもらえるキラキラした映画です。何度も足を運んでもらえたらと思います。

鈴木　私の取り柄の音楽がたくさん活かせて嬉しかったし幸せでした。私自身は声に出して何かを伝えるのが苦手でしたが、これからは言葉に出していきたいです。

飯野　声優としてのデビュー作がこの作品でよかったと思っています。走り出したばかりの私たちとキャラクターたちを重ねて楽しんでくれたら嬉しいです。

岩淵　青春の輝きとか、キャラクターたちのキラキラしたパワーを受け取ってもらえたらと思います。

神戸　湘南の海がキラキラして、7人の女の子たちが本当にがんばっているお話です。疲れた時や、癒やしを求めている時に見て頂けたらと思います。この映画のように、私たちもキラキラを届けられるようにがんばっていきます。

（取材・文:中里キリ）