【インタビュー】藍井エイル、ドラマティックな新曲「I will...」をリリース。本人が歌詞を徹底解説!

2020年08月12日 12:000

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「I will...」のMVは、アート系の素敵な映像になりました


── レコーディングでは、どんなことを意識して歌いましたか?

藍井 発声の方法ですね。最初、2コーラス目のサビとラスサビに出てくる高音の部分は、ファルセットで歌えば大丈夫かなと思っていたんです。でも、Sakuさんに立ち会っていただいてレコーディングしてみたら、ファルセットだと演奏に負けてしまって、これじゃない感があって。それでSakuさんと相談して歌い方を変え、難易度がさらに上がりました。

── より地声に近い歌い方にしたということですか?

藍井 でも、全部チェスト(チェストボイス。胸声。地声に近い歌い方)で歌ってしまうと、今度はパワフルになり過ぎてしまうんです。「I will...」はやさしい曲なので、これもまた違うよねと。結局、ファルセット、ミックス、チェストをいい感じで移行させて歌うことになったんですけど、そのバランスがとにかく難しかったです。2コーラス目のサビとラスサビは苦労した分、ボーカルも楽曲のアレンジも、この曲のテーマをもっとも強く表現している部分になりました。

── Sakuさんも、エイルさんならできるという確信があってのディレクションだったんでしょうね。

藍井 最後にシャウトが入っているんですけど、私が高さを間違えて、Sakuさんの譜面よりも高い音で歌ってしまったんです。でも、こっちのほうがエモーショナルでいいねということになって、ここも難易度が上がってしまいました。いろいろ大変だったんですけど、Sakuさんは何度も「いいね、いいねー」と誉めてくださって、気持ちよく歌えました(笑)。

── MV(ミュージックビデオ)はショートバージョンがネット上で公開されていて、初回盤のDVDにはフルサイズが収録されます。シンプルでスタイリッシュな映像になりましたね。

藍井 アート色が強いMVになったと思います。楽曲と同様に、大切な人の隣にいたい、支えて守ってあげたいということをテーマにしていて、手をつないだり抱きしめたりというアクションが多くなっています。


── 床に横たわっているのを真上から撮ったカットは、一瞬、青いインクを水に落としたところを撮っているみたいに見えました。

藍井 私も完成したMVを見たとき、そう思いました。でも、よく見ると顔があるんですよね(笑)。青のドレスをすごくきれいに撮っていただけました。

── エイルさんが歌っているカットはコントラストの強い映像になっていて、ライティングもかっこいいなと。

藍井 ありがとうございます。メイクも今までのMVの中で一番濃かったんです(笑)。それから髪型もハーフアップでいつもと違う感じで、MVでここまで耳を出して歌っているのもレアだと思います。

── DVDには、2曲目「アンリアル トリップ」のMVも収録されています。こちらはまだ拝見していないんですけど、どんな映像になっているのでしょうか?

藍井 宇宙服のようなかなり特殊な衣装をまとって、電飾で作られた家の中で遊んでいる姿を撮っていただきました。「アンリアル トリップ」はコロナ禍の自粛期間の中でも、お家で楽しく過ごすということをテーマにした曲で、それに沿ったMVになっています。CGも使われていて、トリップ感のある映像になりました。

── 「I will...」とはまったく世界観が違うMVですね。

藍井 全然違っていて、それが面白いです。

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(C) 2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project

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