「プリパラ」への感謝と新たなステージへの挑戦! 6年目も全力な「i☆Ris 4th Live Tour2018 ~WONDERFUL PALETTE~」東京・中野サンプラザ公演 夜の部レポート

2018年06月11日 19:350
「プリパラ」への感謝と新たなステージへの挑戦! 6年目も全力な「i☆Ris 4th Live Tour2018 ~WONDERFUL PALETTE~」東京・中野サンプラザ公演 夜の部レポート

声優とアイドルのハイブリットユニット「i☆Ris」が、2018年6月10日、全国ツアー「i☆Ris 4th Live Tour2018 ~WONDERFUL PALETTE~」東京・中野サンプラザ公演を昼夜の2ステージ行った。


今年で結成6年目に突入した「i☆Ris」。およそ3年間出演してきたアニメ「プリパラ」シリーズが3月に放送を終え、4月より放送中の「魔法少女サイト」にて初の深夜アニメ主題歌を歌うなど、大きなターニングポイントに立っている彼女たち。そんな6人が、2017年11月1日にリリースした3rdアルバム「WONDERFUL PALETTE」を携えて臨んだ4回目のツアーも残すところわずか。最終公演の名古屋公演を前に、大きく弾みをつける充実の内容で大盛り上がりとなった東京・中野サンプラザ公演・夜の部の模様をレポートしよう!

 

メンバーの個性光るパフォーマンスに注目!


「明日のことなんて忘れていくぜ!」

芹澤優さんによる力強い公演前アナウンスを受けてスタートした夜の部。まずはツアータイトルにもなっている3rdアルバムのタイトルチューン「WONDERFUL PALETTE」で華々しく幕が上がった。

今回のステージ全体に共通しているのだが、色とりどりの照明を使ったカラフルな演出が印象的。お化粧したり、おどけてみせたり、一列に並んで歌ってみたりとワンフレーズごとに違う表情を見せるi☆Risの6人を、虹色のライトが染め上げていく。

ここから立て続けに「ミラクル☆パラダイス」「Ready Smile!!」と、テンション高めな「プリパラ」楽曲を披露。

観客の声援も息がピッタリ。若井友希さんが「いくよ東京!」とあおれば、それにあわせて歓声をあげるし、リズムをとるところでは手拍子、コールを入れるべきところでは一糸乱れぬコールが飛ぶ。メンバーもそんな会場の盛り上がりを受けて、のびのびとパフォーマンス。ステージ上と観客席の信頼感を思わせる一体感が心地いい。

また、各メンバーともちょっぴり歌詞を変えてみたり、フェイクを混ぜてみたりと遊び心あふれるパフォーマンスが印象的だ。そんなところにもメンバーの余裕が感じられる。この時点で、この日のライブは神ステージになる予感に満ちていた。

 

 

本日最初のMCでは、あまりの盛り上がりに声がうわずった山北早紀さんが俳優・平泉成さんの物まねをしてみたり、茜屋日海夏さんが中野サンプラザに引っかけて爆風スランプの「Runner」(ボーカルがサンプラザ中野)のワンフレーズを歌ってみたりと、のっけから自由なステージが展開。この、歌のキレのよさに対して微妙にグダるトークのギャップこそがi☆Risの魅力なのだ!

そのいっぽうで「絶対に幸せな気持ちにしていく」と若井さんは高らかに宣言! その言葉通りのステージがここから展開していくことになる。

 

遊び心あふれるメンバーに、観客も笑顔!


3rdアルバム「WONDERFUL PALETTE」は6人による楽曲に加え、メンバーの個性を生かしたソロ楽曲も収録された、バラエティに富んだ1枚である。ということで、今回のツアーは各ソロステージも見どころのひとつ。1番手を飾ったのは、芹澤さんの「キミノカノウセイ」だ。

すでにソロデビューを果たしている芹澤さんだが、ソロアーティストとしての「芹澤優」と、どのように差別化を図るのか気になるところ。個人的には、自身の考える「かわいい芹澤優」をさまざまな楽曲で表現するソロアーティスト・芹澤優に対し、i☆Risとしてのソロ芹澤優は、「かわいい+クール」。i☆Risというユニット内でのキャラを意識したある種のキャラソン的なイメージを感じた。みんなが期待する部分と、それだけじゃない可能性を、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDによるテクノポップサウンドに乗せて軽やかに歌い上げる「せりこ」!

彼女の魅力は続いて披露された「§Rainbow」でもいかんなく発揮。Bメロでセンターに立ち歌うせりこが、抑えきれない感情を表現するようにジタバタする振り付けは、毎回のことながら本当にかわいらしい。

 


続く「幻想曲WONDERLAND」では、長年のステージで培われた熟練のステージングに加え、カラフルなライティングもたまらない。まさに今回のツアーならではの演出だ。

気になる最後の、久保田未夢さんのひと言は「やっぱこの6人が最高だね!」。完全に同意でございます。

 

そんなナイスなひと言を放った久保田さんが、次のソロステージを飾る。歌うのはもちろん「Lovely Time」。とにかくテンポが速くアッパーな1曲なのだが、その歌唱に加えて驚くほど激しい振り付けをいとも軽々とこなしてしまう久保田さん。ちょっとフワフワとしたキャラの印象がある彼女だが、そんなこちらのイメージを裏切る、キレキレのパフォーマンスが会場を盛り上げた。

 


今回、さまざまな遊び心をこらしたパフォーマンスが印象的だった、というのは前述の通りだが、次に歌った「Happy New World☆」もそんな1曲だ。

ライブで歌うのは久々ながら、やれば絶対に盛り上がる人気曲ということで、イントロから大歓声。曲の後半、芹澤さんと若井さんは落ちサビ部分の歌詞を「中野サンプラザに 夢のメロディ」「中野サンプラザに 鳴り響くよ」と替え歌で歌唱。歌い終えた2人が、「大成功!」と言わんばかりに満面の笑顔で目を合わせていたのが印象的だった。ひょっとしてほかのメンバーにも内緒で仕込んでいたのだろうか。そんな彼女たちを見ているだけで、こっちもハッピーな気分でいっぱいになる。

 

続いて「さきさま」こと山北さんのソロステージ。懐メロ的なメロディとアッパーなアレンジが融合した「Heart Crash!」が、観客のハートをノックアウトする。往年の昭和アイドルチックな振り付けも全力で踊るさきさまは、とにかくかっこよくて、どこかセクシー。彼女がリスペクトする昭和アイドルへの愛情全開のステージが展開した。



ハードな曲からバラードまで、自在に歌うこなす6人


次のソロステージは澁谷梓希さん、ユニットいち「イケメン」な彼女は、ハードなロックチューン「DETERMINE」を熱唱! 「昼間よりもっと声を聞かせてよ!」とあおると、観客も会場を揺らすほどのかけ声でレスポンスで応えた。

 

ここでステージ上に6つの檻が登場。メンバーはその檻の中から「Feel it」を披露。そして「Re:Call」とロックナンバーが続く。I☆Risはかわいいだけじゃなく、パワフルでカッコいい歌も歌えるんだぞ! そんなメンバーの思いがひしひしと感じられる。

ハード曲ゾーンの締めを飾ったのは、最新シングル「Changing Point」だ。激しいサウンドに乗せて、メンバーが代わる代わるボーカルをリレーする、流れるような歌メロが実に美しい。銃で撃ち抜くような振り付けも、タイアップ作品である「魔法少女サイト」を彷彿とさせる。この日、もっともシリアスでカッコいい姿を見せたi☆Risだが、そこに新たなことに挑戦し続ける6人の意志を感じた。

 


この後のMCでは、今日初めてi☆Risのライブに来た人に挙手をしてもらう一幕もあったが、予想以上にご新規さんが多かったようだ。「Changing Point」で初の深夜アニメタイアップを獲得したということで、これまで全日帯アニメはノーチェックだったというアニメファンにも知名度を広めた結果なのかもしれない。6年目の挑戦が実を結びつつあることをうかがわせた。

 

さて、ここからはバラードゾーン。1時間以上盛り上がり続けた会場を、ちょっぴりクールダウンさせるように茜屋さんがソロのバラード曲「Dear...」をしっとりと歌い上げる。もともと抜群の歌唱力を持つことは、ファンなら十分に理解している茜屋さんだが、この曲はその歌声を思う存分堪能できる1曲だ。伸びやかな声や美しいファルセットなど、聴き応え満点のパフォーマンスで観客を魅了する。

そこから若井さんが作詞・作曲を手がけた「パズル」へと移行。次々とメンバーがステージに登場しつつボーカルをバトンタッチしていくという、ドラマチックな演出やライティングを駆使した美しい演出がたまらない。

そして、そのまま若井さんのソロ曲「Growing days」へと突入。こちらも若井さんが作詞・作曲を手がけた爽やかな1曲だ。シンガーソングライターを目指していると公言する若井さんの面目躍如。彼女の魅力と才能あふれるステージから続いて、元気いっぱいの「Daily Berry!!」へ。モンキーダンスをしたり、屈伸運動したり、歯磨きしたりと思い思いの動きでステージを縦横無尽に駆け抜ける6人。最後はみんなで一緒に腕を左右にスイングして合唱するという一体感あふれるステージングが展開した。

 



「プリパラ」愛全開のライブ終盤!


アニメ「プリパラ」シリーズが3月に放送を終えたことは冒頭に述べた通り。「プリパラ」がなければ、i☆Risも終わっていた、とはインタビューでもメンバー自身が語っていたように、彼女たちにとって「プリパラ」はただの出演作という以上の思い入れがあるはずだ。

その気持ちはライブのセットリストにも表れていた。

「プリパラ」主題歌が序盤を盛り上げたこの日のライブだが、ラストのブロックももちろん「プリパラ」主題歌!

ライブ終盤戦は、作品を彩った楽曲が続けて披露された。

まずは無印「プリパラ」の最終クールを飾ったOPテーマ「Shining Star」。多幸感あふれるサウンドもさることながら、オーラスの「Forever Dreamer Forever プリパラ」というフレーズは今聴くとなんとも感動的。これからも永遠に語り継がれていくであろう作品に向けて、観客も一緒に大合唱。

そして、すべての始まりである「プリパラ」シリーズ最初のOPテーマ「Make it!」。ここでは主人公・真中らぁらを演じた茜屋さんを中心に据え、ほかのメンバーがそこに集うフォーメーションを見せる。作品とのリンクを感じさせるステージは、「プリパラ」視聴者ならグッとくるものがあったはず。

 

最後はもちろんこの曲、先日放送を終了した「アイドルタイムプリパラ」最後のOPテーマ「Memorial」だ。

「少し照れくさいけど ちゃんと伝えたいよ 君に“ありがとう”」

作品はもちろん、応援してくれたファンへのメッセージでもあるこのフレーズに、特に力が入っていたようにも聞こえたのは、筆者だけだろうか。途中、「SoLaMi♡SMILE」(茜屋、芹澤、久保田)、「DressingPafé」(山北、澁谷、若井)に分かれて歌うところもあり、最後は6人が円陣を組んだりと作品のストーリーに沿った演出も嬉しいところ。I☆Ris流の「プリパラ」という作品への感謝と愛情をひしひしと感じられるステージでライブ本編はフィナーレを迎えた。

 

その後、Tシャツやショートパンツといったカジュアルな衣装で、アンコールに登場したi☆Risは、「プリパラ」ゾーン延長戦に突入。

ステージを楽しげに歩き回りながら「ドリームパレード」を披露する6人。途中、サインボールをフロアに投げ入れたり、歌詞をあれこれとアレンジしたりとパーティー感満点!(ここでは元ハンドボール部という若井さんの強肩が発揮された!)

 

そして、ここでアルバム「WONDERFUL PALETTE」CD only盤にのみ収録されたボーナストラック「扇子・オブ・ワンダー☆」がライブ初披露となった。

作詞を山北さん、作曲を若井さん、アレンジを澁谷さんが手がけたというDIYな1曲は、和テイストあふれるお祭りナンバー。タイトル通り扇子を片手に鮮やかなステージを見せてくれた。それにしても、告知してないのに空気を読んで自前の扇子を用意していたファンも少なくなかったことに驚き! 皆さん、さすがです!

 

 

残すところあと1曲、というところで新情報が。芹澤さんは、「自身3回目のバースデーソロライブ」を東京にて開催。さらに「国内初のファンミーティング」を名古屋・大阪にて開催することを発表。

続いて澁谷さんは、自身が25歳を迎える誕生日当日の8月11日に、初のセルフプロデュースソロイベント「AZK’s presents —ViVASHER!!—(読: ビヴァッシャー!! ) 」を東京にて開催することを発表。今回はなんと生バンドを率いてのイベントになるということで、「澁谷梓希、バンドマンになります!」と、スペシャルバンドへの意気込みを語った。

そのほか、海外での公演などとどまることを知らないi☆Ris。そんな6人の気持ちを歌うかのように、「プリパラ」第3クールのOPテーマ「Realize!」が最後に披露された。

未来に向けての大きな希望を歌う、最高にポジティブな1曲こそ、今の彼女たちにふさわしい!

この日一番の盛り上がりに包まれながらライブは終了。

 

最後の「この6人が最高だーー!」という芹澤さんの言葉を受けて、観客も大歓声。まさに神セットリストな神ライブだったと言える。6年目を迎えて、ますますパワーアップし続けるi☆Ris。最終公演となる名古屋会場ではどんな熱いステージを見せてくれるのか、楽しみでしかたがない!!

 

■セットリスト

1.WONDERFUL PALETTE

2.ミラクル☆パラダイス

3.Ready Smile!!

4.キミノカノウセイ

5.§Rainbow

6.幻想曲WONDERLAND

7.Lovely Time

8.Happy New World☆

9.Heart Crash!

10.DETERMINE

11.Feel it

12.Re:call

13.Changing Point

14.Dear...

15.パズル

16.Growing days

17.Daily Berry!!

18.Shining Star

19.Make it!

20.Memorial

En1. ドリームパレード

En2. 扇子・オブ・ワンダー☆

En3.Realize!

画像一覧

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(C) T-ARTS/syn Sophia/テレビ東京/PP製作委員会

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