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何事も、2度目から急にできるようになるんです(笑)
── レコーディングはいかがでしたか? 石原 歌詞に共感できたので、気持ちを作りやすかったです。明るい歌詞の部分は思いっきり爽やかに、不安が描かれている部分は今までの活動の中でそういう気持ちになった時のことを思い出しながら歌いました。自分の思いとぴったり重なり合ったからこそ、聴いてくださる方にもストレートに届く歌になったと思います。新しい扉を開く時の希望に溢れた気持ちを感じていただけたらうれしいです。
── 石原さん自身は、新しいことを始める時、希望と不安はどのくらいの割合でありますか? 石原 私は恥ずかしながら不安が80%です(笑)。でも、一度始めてしまうと、その割合は大きく変わります。私は何に対しても、最初にチャレンジする時はあまりよくなくて、でも2回目からは急にできるようになるタイプなんです。最初は苦手ってことを自覚しているので始める前は不安なんですけど、2回目からよくなることもわかっているので、やってみよう! という気持ちになれるんです。
── それは経験があってのことですね。何度もそういう思いをしてきたから、前向きになれるという。 石原 そうですね。最初に不安があっても、結果的には楽しいって思えるだろうなっていう自信があります。
── 今回のレコーディングも、始める前の不安ってあったんですか? 石原 本番の前にキーチェックで最初に歌った時は苦戦しました。家で練習してきてイメージはできていたんですけど、リズムとメロディに歌が乗っていかなくて、気持ち悪くて。その日は音域が出るかどうかの確認だけだったので、いったん家に持って帰って、レコーディングまでに今日できなかったことを仕上げていかなくちゃと思って、練習を繰り返したんです。それで、本番レコーディングは何の問題もなく歌うことができました。
── やはり2度目からが強い(笑)。 石原 ディレクターさんからも「この前と全然違うよ」って言っていただけたので、準備してきてよかったなって思いました。
── キーチェックからレコーディングまで、どのくらい時間が空いていたんですか? 石原 キーチェックは年末で、レコーディングは年が明けてからだったので2週間くらいですね。
── 年をまたいだというのは、気持ち的に大きかったのではないですか? 石原 そうですね。新年を迎えるとやっぱり気持ちが引き締まりますね。デビューのお話も、去年の内はまだまだ先のことと思っていたんですけど、年が明けたら実感できて力がみなぎりました。
── 年末はTV三昧だったと(笑)。 石原 それは大晦日の「ガキの使いやあらへんで!」のことですね。一家全員で見るのが石原家の決まりなんです。放送が始まる前にみんなお風呂を終えて、そこから腰を据えて「ガキ使」に挑むんです(笑)。楽しかったです、今回の年末も。
── そんな年末があって、新年に心機一転、レコーディングにのぞんだんですね(笑)。「Blooming Flower」は、MVのショートバージョンがすでに公開されています。こちらも爽やかな映像になりましたね。ダンスシーンが特に印象に残りました。 石原 ありがとうございます! 最初に「今回はダンスはなしで」とプロデューサーさんに言われたんです。「いやいや、絶対にダンスはやりたいです。ファンのみなさんもきっと喜んでくれると思います」とお願いして入れていただいたので、そう言っていただけるとうれしいです。今後、「Blooming Flower」をみなさんの前で披露するのを楽しみにしてます。
── 日常のシーンでも、ターンする場面があって、ダンスをしている人ならではのキレのよさだなと思いました。 石原 お掃除しているところですよね。あれは現場で振り付けの先生に考えてもらってできた振りでした。道具を持って踊ったことは今までなくて、初めての挑戦だったので、楽しかったですね。こういうダンスもあるんだと思いました。目線の先にお花を合成で飛ばしていただいたりして、春らしい映像になったと思います。
── ショートバージョンでは見られないその先に、驚きの展開があったりするんですか? 石原 新しい扉を開くということで、最後は外に出て行くんです。そこに何があるかは楽しみにしていてください。