幸せと楽しさ、そして本格的なパフォーマンスが凝縮!内田真礼2ndライブ「Smiling Spiral」レポート

2017年03月08日 13:400

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内田真礼さんの2ndライブ「Smiling Spiral」が2017年2月25日(土)、26日(日)に国立代々木競技場 第一体育館にて開催された。その初日となった2月25日公演の模様をお伝えする。



アメリカンな会場に楽しさ満点のステージ

 

開演前のスクリーンには、車を運転する内田さんの映像が。高速道路を走りSAに向かうというもので、2016年に自動車免許を取ったばかりで初々しくハンドルを握る姿が微笑ましい。

 

次いでバンドメンバーの演奏が会場に響く。ステージには昔のアメリカを彷彿とさせるセット。その奥のガレージから真っ赤な車(を模した台車)に乗った内田さんとダンサーが登場して、ノリノリでオープニングナンバー「Shiny drive, Moony dive」を披露した。

 

そのままセンターステージへとドライビングすると、今度はスタンドマイクを使いちょっぴりノスタルジックなアッパーチューン「クラフト スイート ハート」を披露。トランペット、トロンボーン、サックスも楽曲に彩りを添える。首をかしげて目線を落とす姿は、色気と雰囲気たっぷり。「アイマイ☆シェイキーハート」ではちょっと照れたり、歌詞に合わせてプイッとしたりと、さまざまな表情を見せていたのが印象的だった。

 

「なんか不思議な気分です」と挨拶で述べた内田さん。ライブ初日ということもあり、夢見心地でまだ現実感がないのだとか。そんな彼女のライブはMaaya Bandと呼ばれるバンドメンバーも豪華。素晴らしい演奏でステージの奥行きを出すと同時に、それに負けない内田さんの歌声がライブの完成度を高めているのが特徴だ。今回はダンサーが豪華なのも目を引いた。

 

次の曲ではいったんステージ裏に下がり、黒を基調とした衣装でポップアップから飛び出す早着替え。エレガントかつかわいさのある雰囲気で「Resonant Heart」を披露する。疾走感あふれるナンバー「世界が形失くしても」に続き、「North Child」ではトロッコを使ってアリーナを移動。客席に向かって銃を撃つポーズも見せて、みんなと一緒になって楽しんでいた。

 

「創傷イノセンス」は彼女の1stシングル表題曲。当時、その格好よさに度肝を抜かれた人も多いのではないだろうか。そこから3年近くが経ったステージで見せたのは、洗練さとパワフルさを増した、声だけでなく視線やしぐさも含めて向上した表現力だった。

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