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10月スタートのTVアニメ「まじっく快斗1412」より、詳細が発表された。
これは、「名探偵コナン」で知られる青山剛昌さんによるマンガ「まじっく快斗」を原作としたアニメ作品。マジック好きの高校生・黒羽快斗の父は天才マジシャンだったが、世界的な大泥棒・怪盗キッドという裏の顔も持っていた。その父はマジック中の事故で他界。快斗はひょんな事から父の裏の顔を知り、事故死ではなく何者かに殺害されたのではないかという疑惑を抱く。そして、快斗は父の死の真相を探るべく跡を継いで怪盗キッドになる。快斗と幼なじみの中森青子、その父でキッド逮捕に命を懸ける中森警部らを中心に繰り広げられる明るく痛快なストーリーと謎解き要素の対比が特徴となっている。単行本は4巻までが刊行されており、アニメ版は2010年4月から2012年12月まで「名探偵コナン」の特別編として計12回放送され、レギュラーの放送に匹敵する視聴率をマークするなど人気となっている。
そして、今回、タイトルを「まじっく快斗1412」に変更し、アニメオリジナルエピソードを交えて単独のTVシリーズとして放送することが決定した。監督は工藤進さん、助監督はヤマトナオミチさん、脚本は大野敏哉さんと岡田邦彦さん、キャラクターデザインは緒方浩美さん。アニメーション制作はA-1 Picturesが担当する。キャストは、主人公・怪盗キッド(黒羽快斗)に引き続き山口勝平さん。ヒロイン・青子はM・A・Oさん、同級生の小泉紅子は喜多村英梨さん、ライバルの高校生探偵・白馬探は宮野真守さんが演じる。
なお、放送は読売テレビ/日本テレビ系で10月4日よりスタート。土曜日は17時30分から「まじっく快斗1412」、18時から「名探偵コナン」と青山剛昌さんの作品が連続して放送されるというコナン連載20周年のメモリアルイヤーに相応しい構成で、もちろんコラボ企画も計画されている。
・青山剛昌(原作者)コメント
どーも青山です!『快斗のアニメ?この前やんなかったっけ?』っていうのが正直な感想でしたが、まだアニメ化されていない原作の話をいっぱいやってくれるそうなのでとても楽しみです。やっぱ、いちばん苦労した怪盗淑女(ファントム・レディ)に期待かな(笑)
・諏訪道彦(チーフプロデューサー)コメント
夢がまたひとつカタチになる。今年『名探偵コナン』連載20周年を迎えた青山剛昌先生ですが、コナンより7年も先に生み出していたキャラクターが『怪盗キッド』。コナンの世界でも派手に飛び回るキッドが土曜夕方に華麗に参戦、コナンと一緒に2階建て1時間アニメ枠としてみなさまの前に登場します。主人公黒羽快斗が謎の事故で亡くなってしまった父・盗一の意思を継いで怪盗キッドとして大活躍する『まじっく快斗1412』。20周年をお祝いして、青山先生がそしてコナンファン・キッドファンが夢を抱いて待ちに待った大人気シリーズが満を持しての幕開けです。ちなみに1412というのは、怪盗キッドの『国際犯罪者番号(ルビ:シークレットナンバー)』ですが、1412と走り書きするとKIDと見えるのも事実なんですよ。
以下、アフレコ現場からのオフィシャルレポート。※次のページへ