【コメント】(※敬称略)
ゲストコメント
──今回のディナーショーに参加してみた感想
川原礫 こんなに大規模なディナーショーに参加するのは初めてでとても緊張していますが、世界中からこんなに多くの人々に集まって頂き、本当にありがたいです。
三木一馬 日本の方々もですが、海外の方々は本当にパワフルですね。楽しんでいってください。
──劇場版の企画の始まりについて
三木一馬 2年と3ヶ月前にTVシリーズが無事に終わり、おかげさまで素晴らしい評価を頂いていたので、今度は何をしようとなった時に、オリジナルの劇場版という案が出たのが始まりです。
川原礫 最初は「アインクラッド編」を劇場版としてもう一度する、という話もあったのですが、過去の話をするよりも未来の話をしようということになり、TVシリーズの続きの話をオリジナルで作ろうという話になりました。
──なぜ今回はARゲームにしようとしたのでしょうか?
川原礫 今までVRMMOを3回舞台にしたのですが、劇場版は新鮮な切り口にしようと考えた時ARが良いのかなと思いました。企画当時はまだスマホのARゲームも出ていなくて流行の前のことでしたが、「ポケモンGO」のおかげで流行ってくれてよかったです。
三木一馬 川原先生は実力ももちろんあるのですが、運も強くて神に愛されているような人です。
今回、「ポケモンGO」でARというものが認知されたおかげで、「劇場版 ソードアート・オンライン –オーディナル・スケール-」も皆さんにとってわかりやすいものになって、後押しされました。
ファンからの質問
──「劇場版 ソードアート・オンライン –オーディナル・スケール-」で一番好きなシーンは?
川原礫 ショッピングモールでシリカが歌って踊るシーンです。
あのシーンを見ると可愛さと恥ずかしさが同時にこみ上げてきて、なんとも言えない気持ちになるからです。
三木一馬 キリトが第10層ボスモンスターのカガチ・ザ・サムライロードに斬りかかろうとして、ズッコケるところです。
予告ではめちゃくちゃ格好良いシーンに見えるところですが、その直後でこけるという面白いシーンです。
──「SAO」のキャラクターで結婚するとしたら?
川原礫 年齢的にメインキャラクターの誰というのはまずいですが、もしアスナの母親が独身なら彼女が良いですかね(笑)。
三木一馬 僕も年齢的にメインキャラクターは問題がありますが(笑)。映画には出てこないですが、ナースの安岐ナツキさん。
──好きな男性キャラクターは?
川原礫 今回の劇場版では可哀想な役回りですが、クラインがお気に入りのキャラクターです。
三木一馬 劇場版のゲストキャラクターのエイジです。最後まで観て頂くと、エイジの良さがわかると思います。
──AIに興味を持ったきっかけは?
川原礫 もともとNPC(Non Player Character)が好きで、いろんなゲームでNPCを見るとその人の人生を考えてしまい、AIが発達するとそんな人たちのことをもっとよく知れるかなと思います。
ゲストからファンに向けての質問
──「ソードアート・オンライン」を好きになったきっかけは?
日本人男性 小学生の頃に先生と「SAO」の話で盛り上がって、こういうものがあれば良いなという話をして以来です。
タイ人男性 昔からオンラインゲームをたくさんやっていて、日本人の友達が「お前は絶対に『SAO』が好きだろうから一度見てみろ」と言われ、試しに見てみると一気に全部見てしまい、そこで人生が変わりました。
イベント締めの挨拶
LiSA 作品自体も私の「Catch the Moment」という曲も、びっくりするくらい沢山の人々に楽しんで頂けている、今こういう風にみなさんに会える場所があるということを凄く嬉しく思います。今日こうやって過ごした時間が、みなさんにとって一生の宝物になるような、瞬間をキャッチしたぞと思えるような時間になっていたら良いなと思います。
三木一馬 僕は裏方の人間なので、このような場所に立っているのもおこがましいですが、絶対に後悔させない、本当に良い映画になりました。人にオススメする時に、オススメした相手も絶対に面白いと言ってくれる映画だと思うので、ぜひ周りの人に勧めてください。すでに観た人は何度でも、まだ観ていない人は、まず一度、劇場に足を運んでください。原作の方もこれからも全力でいきたいと思っています。
川原礫 「ソードアート・オンライン」は16年前に自分のHPで書き始めた作品です。
その当時はこの作品を知っている人なんて100人もいないような作品だったのですが、それがこれほど多くの方々に知って頂けるようになったのは、たくさんの応援してくださる方々のおかげです。そして今回の映画は沢山の方々がものすごく力を注いで下さった映画です。そのうえこんなに沢山の方々が観てくださったことが本当に嬉しいです。
これからも原作者として「ソードアート・オンライン」を続けられる限り書き続けていきますので、応援宜しくお願い致します。