アーティスト活動5周年を彩った、色鮮やかなツアーファイナル！　「竹達彩奈 LIVE 2016-2017 」東京公演レポート

2017年01月16日 17:050

声優

独自取材

アニソン

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

ドラマ仕立てのセットリストで聴き応え満点の後半戦

ライブ後半にさしかかると、ステージ上のスクリーンに竹達さんをモチーフとした女の子を主人公としたショートアニメが上映される。「影」と呼ばれる怪物に取り囲まれたお城（ライブ会場）を取り戻すため、竹達さんは歌の力で「影」を退治することになった……というところでライブは再開。

包み込むようなやさしい歌声が印象的なラブソング「君に恋シテル。」、ストレートなギターロックチューン「Starline」、ハードなバンドサウンドに乗せてシリアスな世界観が展開する「Miss.Revolutionist」と、さまざまな音楽性を持つ「Lyrical Concerto」収録曲をノンストップで熱唱するとやがて影は消滅。爽やかなシティポップ「朝焼けと約束の歌」が晴れやかな朝を彩る。

そしてライブを盛り上げることで、一緒に「影」を追い払ってくれたファンに向けて感謝の思いを込めて「パルス通信」、「ユメイロソレイユ」を歌い、壮大な物語を締めくくる竹達さんであった。

「今回は過去最多曲数だった」と今回のライブツアーを振り返った竹達さん。アーティスト活動5周年、そして久々のワンマンツアーということで、意気込みもひとしおだったのだろう。そんな思いを爆発させるかのように、ライブのクライマックスをアッパーなキラーチューンで盛り上げる。

まずはグルーヴ感満点なベースラインが気持ちいいTVアニメ「だがしかし」エンディング「Hey!カロリーQueen」、そして「らっきーちゅーん♪」、「Happy Future」という今後のライブの定番曲となりそうなパーティーチューンでライブ本編はフィナーレを迎えた。

アンコールでは、自身のこれまでの音楽活動の足跡をたどるようにライブではおなじみの人気ナンバーが披露された。まるで音楽と戯れるような、伸び伸びとしたステージをみせてくれた竹達さんに、観客たちも満面の笑顔だ。これからも、竹達さんはきっと色鮮やかな歌声を聴かせてくれることだろう。そう思わせてくれる、ポップでハッピーな空気に包まれたライブとなった。

【「竹達彩奈 LIVE 2016-2017 “Lyrical Concerto”」東京公演セットリスト】

1.SWEETS is CIRCUS
2.♪の国のアリス
3.Little*Lion*Heart
4.AWARENESS
5.キミイロモノローグ
6.ナナイロ⇔モノクロ
7.翼
8.じゃじゃ馬 Way To Go
9.君に恋シテル。
10.Starline
11.Miss.Revolutionist
12.朝焼けと約束の歌
13.パルス通信
14.ユメイロソレイユ
15.Hey!カロリーQueen
16.らっきーちゅーん♪
17.Happy Future