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「ハイトーンが力強い」と、お誉めの言葉をいただきました
──「Sweet Sensation」の楽曲制作は、どのようにして始まったのでしょうか?
村川 最初にいくつかの候補曲がありまして、アニメのスタッフさんに選んでいただきました。私も聴かせていただいたのですが、その中でも好きだったのが「Sweet Sensation」のメロディで、この曲に決まった時はうれしかったです。
──そこから、制作作業に入っていったわけですね。
村川 曲作りには、わたくしの意見もいろいろ反映していただきまして。たとえば、イントロなどに入っているバイオリンの音色は、「バイオリンの音が欲しいのですが、どうでしょうか~?」とご相談させていただいたところ、作曲・編曲の持田(裕輔)さんが快く、しかもノリノリで入れてくださったんです。
──どうしてバイオリンを入れたいと思ったんですか?
村川 好きな音色ですし、「Sweet Sensation」には絶対に合うと思ったんです。この曲にバイオリンを入れることで、より「リエミュージック」に近づくなと。
──そうそう、ご自分の理想とする音楽を、「リエミュージック」と呼んでいるんですよね。
村川 はい、どんな音楽かというのはひと言では言い表せないのですが、わたくしが創る音楽という意味です。これからソロアーティストとしていろいろな曲を歌っていくことで、「リエミュージック」の全貌を、少しずつみなさまに明らかにしていけると思っております。
──「Sweet Sensation」の作詞は、渡部紫緒さん。歌詞の印象はいかがですか?
村川 「12歳。」のオープニングテーマとして、作品に寄り添いつつ、作品を知らない方が聴いても共感できるラブソングになっていると思いました。前向きで、元気が出る歌詞です。
──レコーディングはいかがでしたか?
村川 スムーズに進みまして、わたくし自身も楽しんで歌わせていただきました。持田さんもいらっしゃって、スタッフのみなさんの意思を通わせることができたレコーディングになりました。
──持田さんからは、何かお言葉がありましたか?
村川 わたくしのハイトーンが力強くて、よく通ると誉めていただいた記憶があります。めっちゃうれしかったです。
──「Sweet Sensation」はラブソングですが、たしかにボーカルには力強さを感じました。
村川 ホントですか? やったー(笑)。自分の歌声をそう感じたことはなかったんですが、「Sweet Sensation」の試聴が始まると、聴いてくださった方々からも「力強くて、かっこいい」というお言葉をたくさんいただけて。「かっこいいのか~、そうか~」と思いました! とてもうれしかったです!
──周りの反応から、今まで気がつかなかった自分自身の魅力が見えてくる、というのはありますよね。
村川 だからこそ、自分が作りたい音楽を、妥協せずにやっていかなければ、と思いました。それが「リエミュージック」になっていくと思うので、期待していただきたいです。
──村川さんは、多くのスタッフやファンに愛されているという印象があります。
村川 えっ、ちょっ、えっっー!(照れ笑)
──昨年、テクノボーズの3人にTVアニメ「トリニティセブン」のエンディングテーマについて語っていただく機会があったんです。その時に、佐倉綾音さんと一緒に「SHaVaDaVa in AMAZING♪」を歌った村川さんの話題も出て、3人が誉めてらっしゃいました。「村川さんは飛び道具」だと。
村川 ありがてー(笑)。うれしいです。ありがとうございます。何を指しての「飛び道具」なのでしょうか?
──特徴のある声が、ということみたいです。そして、石川(智久)さんによれば、「レコーディング中、ずっと飛び跳ねていた」と。
村川 え~!全然覚えてません(笑)。きっと無意識にやっていたんだと思います。