アニメ映画「BAYONETTA」、トークショー付き上映会レポート！ 原案協力のプラチナゲームズ・神谷英樹も登場

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アニメ映画「BAYONETTA Bloody Fate」のBD/DVD発売記念イベントが2月14日にシネマート新宿で行われた。

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本編上映終了後に行われたトークコーナーには、監督の木﨑文智さんをはじめ、ベヨネッタ役の田中敦子さん、ジャンヌ役の園崎未恵さん、原案協力として参加したプラチナゲームズの神谷英樹さんが登場。本作についての感想や現場でのエピソードが語られた。

司会：一人ずつあいさつをお願いします。
木﨑：今日はこんな大雪の中来ていただきありがとうございました。よろしくお願いします。
田中：みなさん、大雪で寒い中よくお越しくださいました。素敵な作品に出演させていただいて幸せだなと思います。
園崎：映画の中を意識して昔のジャンヌのヘアスタイルにしてきました。
神谷：本日映画を見るのが初めてで皆さんと楽しめてよかったです。

神谷さんは、映画を一ファンとして楽しむためにも（絵コンテなどのチェックをしなければならない立場にも関わらず）あまり見ないようにしていたとか。一方、木﨑監督は、大ヒットゲームが原作なので失敗できないプレッシャーと戦っていたという。続いて、話は声優陣へ。田中さんはBAYONETTAを初めて見たときの印象を聞かれ、「初めて見たとき、かっこよくて昇天しました。（笑）いろいろなところで、ベヨネッタについて聞かれるので、一言でいうと"エロかっこいい映画"と答えてきていた」と語った。園崎さんは、「主要駅でゲームの広告を見ながらかっこいいとずっと思っていた。ある日オーディションの話があると聞いて、それが『BAYONETTA』だとわかってびっくりした」とコメント。ちなみに、キャストは、オーディションテープを聞いて選んだが製作陣で特にモメることなくスムーズに決まったらしい。生みの親でもある神谷さんは、アニメ版の2人について、「不思議な気持ちです。もともと5年前に英語声優版として発売したものだったのでアニメとして動いているところを見るのも新鮮だし、実際に声を聴いてしっくりきた」と語った。

ゲーム版とアニメ版の方向性や好きなシーンの話題では、木﨑監督が「ゲームのイメージそのもので、セクシーに、という感じではあったが、ただ下品にならないようにというところを気を付けた」と回答。田中さんは「映像そのものが美しいし、際どいセリフも下品にならないように演じていた。やはり、"昇天させてあげる"のシーンは大好きなシーンの一つ」と、園崎さんは「羽がふわっと舞うシーンが素敵でした」と答えた。また、木﨑監督は、「黒猫を出したので、猫好きにとってはたまらないと感じていただけたかと思います。ゲームではベヨネッタが黒豹に変化できるので。ただアニメーションに反映できない部分もあるので、代わりに何かしらヒントになるものを入れ込めたらと思っていた」と、神谷さんは「最後の三角石馬のシーンは男として熱かったですね（笑）」とも。

そして、話題は、2014年夏に発売される原作ゲームの新作「BAYONETTA2」に。同作も劇場版と同じキャスティングで、神谷さんはスーパーバイザーとして参加。ベヨネッタの髪型がショートに変化していることなどが語られた。その後、ベヨネッタに扮した橋本真帆さんが登壇し、フォトセッションへ。最後は、以下のとおり、ファンへのメッセージが伝えられた。

田中：DVD＆BDをご自宅でも何度でもいろんなところを探りながら見てください。
園崎：監督に先ほど伺いましたがDVD用にちょこっと書き直したんだよねっておっしゃっていたので、ご自宅でも確認してみてください。
神谷：先ほど新しい2のPVも見ていただきましたが、またご縁がありましたら2の方でもぜひ劇場版をできたらと思います。
橋本：BAYONETTAの活動に参加できてうれしく思います。本当にみなさんありがとうございました。
木﨑：とりあえず今作は、原作の神谷さんのお墨付きをいただいたということと、2のお話もいただいたということで、実現するためにも皆さんの応援をお願いいたします。