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アキバ総研が2021年5月13日~5月27日にかけて開催した、公式投票企画「どの曲がお気に入り?2021春アニメOPテーマ人気投票」の投票が締め切られた。気になるベスト10をご紹介しよう。
投票結果は以下の通り。
1位 遊助「マジ歌」(マジカパーティ) 666票 2位 ヴィヴィ(CV.八木海莉)「Sing My Pleasure」(Vivy -Fluorite Eye's Song)496票 3位 flumpool「フリーズ」(セブンナイツ レボリューション -英雄の継承者-) 131票 4位 結城アイラ「Blessing」(聖女の魔力は万能です) 100票 5位 畠中祐「TWISTED HEARTS」(憂国のモリアーティ(第2期)) 98票 6位 フランシュシュ「大河よ共に泣いてくれ」(ゾンビランドサガ リベンジ) 66票 7位 伊藤美来「No.6」(戦闘員、派遣します!) 48票 8位 BURNOUT SYNDROMES「BLIZZARD」&「銀世界」(ましろのおと) 45票 9位 大平峻也「FIRE BIRD」(灼熱カバディ) 40票 10位 DIALOGUE+「おもいでしりとり」(ひげを剃る。そして女子高生を拾う。)26票
投票受付開始当初は、「Vivy -Fluorite Eye's Son」の「Sing My Pleasure」が断トツで1位を独走。このままラストまで駆け抜けるのかと思いきや、中盤急上昇してきたのが、1位の
「マジカパーティ」OP「マジ歌」 だった。マジか!
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遊助 さんによるこの曲は、非常に「今っぽい」EDMナンバー。アニメ本編が、異常なまでにテンションの高いパリピ仕様なら、その主題歌も超アゲアゲ。遊助さんらしいポジティブなメッセージと、熱すぎるダンスビートが最強のタッグを組んだ一曲に仕上がっている。アニメを観たことがないという方も、一度楽曲を聴けば「こりゃ最強だわ」と納得をせざるを得ない。そんなアニメソングだ。
2位は、先述の通り惜しくも首位を逃した
「Vivy -Fluorite Eye's Son」 の
「Sing My Pleasure」 。とはいえ、スタートダッシュの勢いは本物だった。
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歌で人を幸せにする、という使命を抱く人型AI「ディーバ」こと「ヴィヴィ」の100年にわたる壮大な歴史が描かれる本作。たびたびキーワードとして登場する「歌」の、作曲を手がけるのは神前暁さん。その渾身の一曲が、「Sing My Pleasure」だ。ドラマチックに展開する楽曲を、新進のアーティスト・
八木海莉 さんが歌唱。作品の世界観をバッチリと表現する一曲は、多くのアニメファンから支持を集めた。
3位は
「セブンナイツ レボリューション -英雄の継承者」 の
「フリーズ」 。歌うのは、ロックバンド・
flumpool だ。
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このところ、アニメシーンで楽曲を発表する機会の多いflumpoolだが、今回もいい曲を持ってきてくれた!というところ。
ファンタジー世界を舞台にしたアクション作品だから激しくアッパーな曲を持ってくるのではなく、キャラクターの意志や熱い思いを歌い上げる、重みを感じる楽曲を持ってきてくれた。壮大な物語の幕開けを告げるような楽曲が、アニメの格をさらに高くしてくれたような気がする。
いろんな意味で「強い」曲が並んだ上位3曲だが、4位以下も目が離せない。
まず4位は
結城アイラ さんが歌う
「聖女の魔力は万能です」OP「Blessing」 。結城さんの柔らかく、伸びやかな歌声や幻想的かつ温かみを感じさせるサウンドが、異世界の物語を紡ぐアニメの世界にバッチリはまっている。
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5位は
「憂国のモリアーティ(第2期)」 の
「TWISTED HEARTS」 、6位は
「ゾンビランドサガリベンジ」 の
「大河よ共に泣いてくれ」 と2期もののOPが並ぶ。
2期ものアニメの命題として、作品の顔となった第1期のOPテーマに対し、どれだけ変化球が打てるか。それでいて、作品の顔となる楽曲の強さを確保できるかというものがあると思う。その点、この2曲はそれぞれ異なる形で、的確に打ち返したのではないだろうか。
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畠中祐 さんの「TWISTED HEARTS」は、前作OP「DYING WISH」の流れをくむEDMだが、より重みを増すドラマに寄り添うように重厚さを感じさせる曲調となっている。
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いっぽうの
フランシュシュ が歌う「大河よ共に泣いてくれ」は、まるで1980年代後半のアイドル歌謡曲が乱発された頃を思わせる、ある意味カオス。ある意味挑戦的な一曲となっている。前作OP「徒花ネクロマンシ―」が昭和の特撮ヒーローもの風な楽曲だったことから、もしかすると1980年代っぽさみたいなものが作品の音楽的なテーマとしてあるのかもしれない。
それぞれ、アニメの持つテーマ、メッセージに真摯に向き合った楽曲だと思える。
7位は
伊藤美来 さんが歌う
「戦闘員、派遣します!」OP「No.6」 。
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ビッグバンド風のゴージャスなサウンドもさることながら、PVの伊藤さんがとにかくかわいい! それだけで完全勝利な一曲だ。
8位は
BURNOUT SYNDROMES の
「ましろのおと」OP「BLIZZARD」&「銀世界」 の2曲。1クール中に楽曲が切り替わるということで、イレギュラーな形でのラインアップとなったが、結果的に両曲とも高い人気を集めてTOP10入りすることになった。とりわけ「BLIZZAARD」は、三味線を大胆にフィーチャーしたアレンジや、澤村雪役の島﨑信長さんが合いの手や曲間の和歌などで参加している点が話題に。
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9位の
大平峻也 さんによる
「灼熱カバディ」OP「FIRE BIRD」 は、作品のパワーを後押しするような力強いロックな楽曲が印象的。
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そして10位の
DIALOGUE+ が歌う
「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」OP「おもいでしりとり」 は、「想い」で「しりとり」をする歌詞がとにかくエモい!
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このように、語るべきことの多い楽曲がズラリと並ぶ充実のTOP10となった。
なお、11位以下の結果に関しては、下記を参照していただきたい。