気心知れた仲間と和気あいあい! 内田真礼バースデーイベント「Maaya Happy Birthday Party!! 2019」レポート!

2020年01月15日 11:150

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2019年12月16日に『UCHIDA MAAYA Zepp Tour 2019 「we are here」 』ファイナル公演を成功させた内田真礼さん。あらためて振り返ると、本当に素晴らしいツアーだった。エンターテインメント性の高さ、パフォーマンス力、すべてにおいて高い次元で完成されていた。

ライブハウスにもかかわらず特効やレーザーなど、派手な演出もあいまって、素晴らしいステージだったと思う。それはもちろん、ライブを積み重ねてきたたまものだし、彼女が努力してきた結果でもあるだろう。バンドやスタッフとのチーム感、そしてファンとの信頼関係の結実が、あの「共鳴レゾンデートル」でのコール&レスポンスで、あの曲で会場が共鳴したことは、次のステップ。つまり横浜アリーナに行くにあたって必要な過程であったと思っている。

 

さて、そんなツアーの総括を熱く語ったところで、休まない声優アーティスト・内田真礼が、30歳になった翌日に開催したバースデーイベント「Maaya Happy Birthday Party!! 2019」昼の部の模様をレポートする。

 

 

オープニングは雪を降らせての「Winter has come」。最初からあまりの眩しさに冬の寒さを忘れてしまった。曲の最後、ほっぺに左手を当てて笑顔になるところは、アイドルそのものだ。

 

それもそのはず。直後にMCを務める構成作家のちゃんこ氏が登場したのだが、衣装について、「アイドルっぽさを出した衣装にしたいと思って。イメージは聖子ちゃんです!」と発言していた。Zeppツアーがカッコよさや激しさに寄ったものだったから、その反動というのもあったようだ。そして、忘れてはならない儀式──会場に集ったファンから「お誕生日おめでとう!」の声を浴びると、満面の笑みがこぼれる。

 

 

続いてはバラエティコーナー。今回は「内田真礼のバースデーMVを作ろう」ということで、イベント内にMVを作るという企画だった。楽曲は2年前のバースデーイベントで披露された「だってわたしのバースデー!」。素材撮りをくじ引きで決定していくというもので、たとえば「みんなでパーティーゲームをしているシーン」であれば、それ風のシーンをステージで撮影するという流れだ。で、その撮影のエキストラ的な役割で駆り出されたのが、音楽プロデューサーの冨田明宏氏と、言わずとしれたMaayaバンドのバンドマスター・黒須克彦氏、そしてイベントスタッフのトキオ氏。もちろんちゃんこ氏も参加して、どんどん撮影をしていく。シャボン玉を吹く黒須さんなどは、絶対にここでしか見られないと思うので、とても貴重だった。あとは会場でウェーブをしたりと、いろいろ素材は撮っていたのだが、撮影されているときに見せる真礼さんの動きがプロすぎて、すごかった。はっちゃけてるけど、ちゃんとカメラを意識してるし、表情も豊かだしで、これが本当のMV撮影現場で、さらに本気を出したらより魅力的なビジュアルになるのだろうなというのが容易に想像できてしまった。


さて、素材撮りも終わり、スタッフが舞台裏で編集作業をしている間にもイベントは進んでいく。「30周年記念企画! まあやヒストリー」では、幼稚園や卒業式の写真を見ながら、彼女のヒストリーを駆け足で振り返っていく。30年分なので話題は最新のZeppツアーにも及んだのだが、「真礼ちゃんの経験値が上がっていて、パフォーマンスや歌唱が成長したなと思った」と黒須さん。「ステージでの支配力がすごかった」と冨田さんも絶賛していた。さらに30歳という年齢について。「22~23歳くらいの時、しっくりきてなかったんです。28歳くらいの役もやってたこともあったし。あまり若者らしくない感じだったので、今がすごくしっくり来てます。自分の心と年齢が合ってる感じ。(ゲストから30代楽しいよ~と言われ)もう期待しかない!」とみずから語っていた。

 

 

この振り返り企画と連動するが、学生時代に聴いていた曲を1コーラスずつ歌っていくというカラオケコーナーも実施された。「さくらんぼ」(大塚愛)、「悲しみをやさしさに」(little by little)、そして声優を目指していた頃、こういう作品に出たいと思って、よく歌っていたという「創聖のアクエリオン」を歌う。普段聴くことがないであろう「内田真礼のカラオケ」という点で、バースデーイベントならではの企画だった。

 

続いて、自身のオリジナル曲を歌うライブの準備のため一度ステージをあとにすると、スクリーンに映像が流れる。みかんちゃん=内田真礼さん、湘南くん=ちゃんこ氏の2人組ユニット“湘南オレンジ”による新作映像だったのだが、内容は、みかんちゃんが湘南くんにドッキリをしかけるというもの。打ち合わせで内田さんがスタッフとケンカをして険悪なムードになったところに、ちゃんこ氏が登場。はたしてどう行動するのか?というものだったのだが、「怒っている内田真礼」というのもなかなかレアで、かなり面白かった。

 

 

ミニライブコーナーは、過去の写真を流しながら「わたしのステージ」を。そしてマイクスタンドが置かれただけで歓声が起こった「クラフトスイートハート」、さらに先ほど撮って、その場で作ったMVを流しながら「だってわたしのバースデー!」を歌唱。この曲では先程登壇していたゲストも呼び込み、楽しく歌っていたのだが、最後のシーンでざわめきが起こる。真礼さんもチラッと何かが見えていたのか「え? もう1回見ていい? 私(の映像)はどーでもいいんだよ」と言う。そしてもう一度、MVをじっくり見ようとみんなで映像を見ることに。するとMVの最後にサブリミナル効果のように一瞬誰かの映像が映し出される。

 

ホークスファンなら一発でわかったと思うし、内田さん自身は、おそらく最初の時点でもうわかっていたと思うが、2019年、ホークスで新人ながら大活躍した甲斐野央選手が一瞬映っていたのだ。ここでサプライズとして、あらためて甲斐野選手から内田真礼へバースデーメッセージ映像が贈られる。

 

その後、スタッフからシャンパンセットがプレゼントされ、最後にもう1曲「君のヒロインでいるために」を歌い、みんなで手を左右に振ってひとつになって笑顔でライブを終えた。

 

最後に、さらに嬉しいプレゼントとして、次の楽曲に収録される手拍子を会場で録音することに。かなり厚みのあるクラップだったので、どんな感じで使用されるのかが楽しみだ。また、ファンクラブイベント「LIVE IS LIKE A SUNNY DAY♫」Vol.3が、4月18日(土)に大宮ソニックシティ 大ホールで、4月26日(日)にZepp Namba(OSAKA)で開催されることも発表。またひとつ楽しみが増えることになった。

 

 

だが、2020年のひとつ大きな目標は、7月5日(日)開催の横浜アリーナでのワンマンライブだろう。最後は真礼さんは「誕生日を迎えても、私自体は変わることなく過ごしてます。地に足をつけて、この先、声優としてまた一歩先に行ける感じがしているので、みなさんには内田真礼にさらに期待してもらえることになると思います。横アリも待ってますしね(笑)。これからもみんなを照らす太陽であることを、ここに誓います」と思いを語り、イベントは幕を降ろした。

いつも笑顔でいるというのは簡単なことではないと思うのだが、彼女にはそれができてしまう。もちろんそうでないときもあると思うが、それは表には出さないと、先日のツアーファイナルでも言っていた。そんな彼女だからこそ、みんなが信じたい、ついていきたいと思うのだろう。横浜アリーナでは、最高の笑顔の彼女にまた会えるはずだ。

 
なおアキバ総研では、昨年末に内田真礼さんのお誕生日を記念して、「誕生日直前企画!ハマりキャラ人気投票」を実施した。そちらの結果もあわせてお楽しみいただきたい。
あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~!内田真礼お誕生日記念、ハマりキャラ人気投票結果発表!!

 

(取材・文/塚越淳一)

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