【インタビュー】宇宙の広がりを感じさせる、安月名莉子のニューシングル「Glow at the Velocity of Light」

2019年08月21日 19:000
【インタビュー】宇宙の広がりを感じさせる、安月名莉子のニューシングル「Glow at the Velocity of Light」

TVアニメ「彼方のアストラ」のエンディングテーマ「Glow at the Velocity of Light」を、4枚目のシングルとしてリリースする安月名莉子。欅坂46の人気曲「黒い羊」、「エキセントリック」などを手がけたクリエーターユニット、ナスカが作曲を担当。宇宙を舞台にした作品のエンディングテーマらしい、軽快でスペーシーなナンバーとなった!

主人公のカナタのような、強く前向きな歌詞が特徴の曲です


── 今回のシングルの話に入る前に、TVアニメ「ブギーポップは笑わない」のエンディングテーマ「Whiteout」が、すごく好きなんです。

安月名 ありがとうございます! 私も大好きな曲です。曲調的にはチャレンジで、新しい自分を発見したように思いました。リズムの取り方だったり、強調するところはあえて息を足してハスキーな声で歌ってみたり、新たなテクニックを学べたのが「Whiteout」でした。

── アニメを見ているファンの評価も高かったですよね。

安月名 「ブギーポップ」のダークな世界観に合っていましたし、毎回のストーリーが「?」という感じで終わった後に流れるエンディングテーマということで、楽曲のミステリアスな雰囲気が、さらにみなさんに伝わったんじゃないかと思います。高評価をいただけて、自分的には「よっしゃ!」と思いました(笑)。

── ニューシングル「Glow at the Velocity of Light」は、TVアニメ「彼方のアストラ」のエンディングテーマです。今度は宇宙を舞台にしたSFですね。

安月名 「彼方のアストラ」は、原作が「マンガ大賞2019」を受賞されたことを知っていたので、アニメ化にあたってエンディングテーマを歌わせていただけることを知らされたときは、大きな作品に関われるうれしさで、心がいっぱいになりました。そこから原作を読ませていただいたんですけど、伏線だらけで驚かされる展開が多くて、さすが大きな賞を取った作品だなと思いました。仲間と力を合わせてサバイバルする素晴らしさがあり、恋愛ドラマもあり、全5巻の中にいろいろな要素がぎゅっと詰まっていて感動しました。

── ストーリーのできが素晴らしいんですよね。

安月名 すごいです。最終話まで読んだら、「やられた!」と思いました(笑)。全編シリアスに描くこともできるのに、原作の篠原健太先生はところどころに絶妙なギャグを入れてくるんですよね。そのセンスが抜群で、一気読みしました。アニメも毎回笑いと涙があって、こんなに一度にいろいろな感情を味わえる作品ってなかなかないな、すごいなって思いました。

── 制作は、まず原作を読むところから始まったんですね。

安月名 はい。私は原作を読んで作品の世界観を理解しつつ、クリエーターの方々から詞と曲が上がってくるのを待ちました。タナカ零さんが書かれた歌詞は、最初、いくつかのバージョンがあって、私が実際に歌ってみて、みんなで選んでいきました。タナカさんは、いかにネタバレをせずに書くかが大変だったというお話をしてくださって、考え抜いて書かれた歌詞なんだなって思いました。サビの「そっと光できみの手をにぎろう」というのは、第1話で描かれたアリエスを助けるために、みんなが手を繋いだシーンを思い起こして、私自身グッと来ましたし、原作を読んでいて、私が「やられた!」と思った展開も、歌詞の中で表現されているんです。アニメとともに、歌詞を味わっていただきたいです。


── 作品に合った、前向きな歌詞だと思いました。

安月名 そうですね。「逃げんな、捨てんな」とか、主人公のカナタのセリフのような部分が多くて、しゃべり言葉というか、自分自身に言い聞かせる言葉がたくさん使われているんです。私が普段言わない言葉使いで新鮮でしたし、エモーショナルだなと思いました。サビの「ほんとは、ほんとは、変わりたい」は、私にも同じ思いがあるので、気持ちをこめて歌うことができました。

── 楽曲の第一印象はいかがでしたか?

安月名 キラキラした曲だなと思いました。後で、ナスカさんの作曲だと知って、すごくうれしかったです。

── 作曲のナスカは、だいし君(佐藤大志)と山内パンプキン(山内麻里子)の2人によるユニットなんですよね。

安月名 欅坂46さんの「黒い羊」や「エキセントリック」を作った方々です。サウンドはたくさんの音が重なっていて、宇宙空間みたいだって思いました。本当の宇宙空間は無音なんですけど(笑)、無限の広がりが音で表現されているなって思いました。アレンジは、ナスカさんとよく組んで曲を作っているThe Thirdというチームの方々です。

── 作家陣は豪華ですよね。

安月名 作詞のタナカ零さんも初めてお仕事させていただいたんですけど、先ほどから繰り返している通り、歌詞が素晴らしくて。私自身も作詞・作曲をするので、プロの方からの楽曲提供には毎回、刺激を受けています。

── レコーディングにはナスカさんもいらっしゃったんですか?

安月名 はい。歌詞の音感に合わせて、ナスカさんが現場でメロディを変えてくださった箇所があるんです。柔軟に対応していただいて、楽曲がよりよいものになっていきました。

── ミュージックビデオ(MV)がYouTubeで公開されています。撮影はいかがでしたか?

安月名 すごく楽しかったです。私はサン=テグジュペリの「星の王子さま」が大好きなんですけど、ロケ現場が箱根にある「星の王子さまミュージアム」で、テンションが高まったままの撮影になりました。子どもの頃に一度訪れたことはあったんですけど、今回は閉館後の夜の撮影だったので、感激しました。ダンスを踊ったりギターを弾いたり、いろいろなシーンがあるので、ぜひご覧になっていただきたいです。

── ダンスは「Whiteout」のMVに引き続き、ですね。

安月名 ダンスで感情を伝えるのって素敵なことだなと、完成したMVを見て改めて思いました。コンテンポラリーダンスなので、ライブでみなさんと一緒に踊ることはできないんですけど、歌で伝えたかった思いを体でも表現できたと思います。

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(C) 2018 上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会

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