「はたらく細胞」「進撃の巨人」を抜いて首位に躍り出たのはあの作品! 「どれが面白かった? 2018夏アニメ人気投票」結果発表!

2018年10月23日 19:430

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アキバ総研にて実施していた公式投票企画「どれが面白かった? 2018夏アニメ人気投票」が終了。22,765票が投じられた、その結果をチェックしてみよう!

どれが面白かった? 2018夏アニメ人気投票

1位 邪神ちゃんドロップキック 4988票
2位 ヤマノススメ サードシーズン 1719票
3位 はたらく細胞 1596票
4位 ちおちゃんの通学路 1469票
5位 あそびあそばせ 1382票
6位 進撃の巨人 Season 3 1190票
7位 Back Street Girls-ゴクドルズ- 1093票
8位 プラネット・ウィズ 1041票
9位 はるかなレシーブ 1025票
10位 ハイスコアガール 825票

マンガ原作の作品が上位を占めた「どれが面白かった? 2018夏アニメ人気投票」。
その中で、2位以下を大きく引き離し、堂々の1位に輝いたのが「邪神ちゃんドロップキック」だ。
アキバ総研が放送前に実施した「2018夏アニメ観たい人気投票」でも1位を獲得しており、これで2冠を達成したことになる。

1話の“すきやき”“チェーンソーでのお仕置き”には面食らったが、回を重ねるごとに登場人物に迫るヒューマン(?)ドラマあり、クスッとくるパロディやオマージュもあり、笑えるだけでなく時にはホロリとさせられるようなシリアスな面も見せるなど、意外に(といっては失礼だが)ストーリーも楽しめるコメディ作品だった。ネット上では、見続けていくうちにハマった、なんて声も見かけるほどで、原作ファンだけでなくアニメから入った層の支持も多数集めたのだろう。夏アニメの中で意外性のあった作品という意味では、もっともダークホース的な存在と言えた。1話で切った方も、ぜひあらためてイッキ見して欲しい。

続いて2位には、女子高生たちによる登山を描いた「ヤマノススメ サードシーズン」がランクイン。前作から4年ぶりとなる待望のシリーズ第3弾。これまで同様、キャラクターと背景美術のていねいな作画が評判を呼んだ。
主人公・雪村あおいが山ガールデビューを飾った第1弾に続き、富士登山の失敗を経験した第2弾。そして今作では、山ガールとしてさらに成長していく、あおいたちの姿が描かれた。また、あおいと幼なじみの親友・倉上ひなたとのすれ違いなど、登場人物たちの深掘りも行われている。途中ギスギスした話が続き賛否両論あったが、この順位を見る限り評価されている様子だ。ただ、今作で“富士登山リベンジ”が叶わなかったのは残念だった。

第3位は、体細胞擬人化作品「はたらく細胞」。
「すり傷」「インフルエンザ」「食中毒」といった、身近な病気やケガなどをテーマに物語が展開する。難しそうにも思える内容だが、細胞たちの活躍をアクション満載のバトルシーンで表現しており、そうした見た目のわかりやすさもヒットの一因ではないかと思えた。制作スタッフの中には、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」に携わったアクション作画監督の三室健太さんも参加している。
また、要望を受けて教育機関・医療施設等の関係者向けに素材配布を行うなど、関係者からもひと目置かれている。そうした屋台骨のしっかりした設定のうえ、魅力的に描かれた細胞たちのビジュアルや声優たちの演技、そしてわかりやすいナレーション、さらには見応えあるアクションシーンと、さまざまな要素が見事にとけあってできた良作と言えるだろう。

僅差で4位になったのが「ちおちゃんの通学路」。
洋ゲー大好きな女子高生のトラブル満載な登校を描いたコメディで、そのエクストリームすぎる登校が話題になった! 主人公・三谷裳ちおの奇行の数々を挙げていけばキリがないが、そんなハメを外したキャラクターを最初から最後まで、キレキレの演技で演じ抜いた大空直美さんには拍手を送りたい気持ちだった。もちろんそのほかにも魅力はあるが、今回の票数のうち彼女の演技に魅了されて一票を投じた方もいるはずだ。

そして中間発表時4位だった、かわいらしい絵柄とシュールなギャグが魅力の「あそびあそばせ」は5位にランクダウン。続く「進撃の巨人 Season 3」は6位を守り切った。7位には中間発表時トップ10圏外だった「Back Street Girls-ゴクドルズ-」が飛び込んできたいっぽうで、「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」は11位に。

8位から10位には順番の入れ替わりはあったものの、「プラネット・ウィズ」「はるかなレシーブ」「ハイスコアガール」が並んでいる。特に「プラネット・ウィズ」はマンガ原作がほぼ上位を占めるこのランキング中で、唯一のオリジナルアニメ作品。ファンから高く評価されているのがわかる結果と言えるだろう。

例年、期待と不安が入り交じる夏アニメだが、いざフタを開けてみれば良作がそろっていたように思う。11位以下にも魅力的な作品がズラリと並んでいるので、ぜひチェックしていただきたい。

11位以下については、投票ページにて。
どれが面白かった? 2018夏アニメ人気投票

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関連作品

邪神ちゃんドロップキック

邪神ちゃんドロップキック

放送日: 2018年7月9日~2018年9月17日   制作会社: ノーマッド
キャスト: 鈴木愛奈、大森日雅、久保田未夢、小坂井祐莉絵、小見川千明、佐々木李子、飯田里穂、原奈津子、荒浪和沙、寺田御子、M・A・O
(C) ユキヲ・COMICメテオ/邪神ちゃんドロップキック製作委員会

ヤマノススメ サードシーズン

ヤマノススメ サードシーズン

放送日: 2018年7月2日~2018年9月24日   制作会社: エイトビット
キャスト: 井口裕香、阿澄佳奈、日笠陽子、小倉唯、東山奈央、牧野由依、儀武ゆう子、七瀬彩夏、高尾奏音、山本亜衣
(C) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/『ヤマノススメ サードシーズン』製作委員会

はたらく細胞

はたらく細胞

放送日: 2018年7月7日~2018年9月29日   制作会社: david production
キャスト: 花澤香菜、前野智昭、小野大輔、井上喜久子、長縄まりあ、櫻井孝宏、早見沙織、岡本信彦、中村悠一、千葉翔也、M・A・O、川澄綾子、遠藤綾、吉野裕行、能登麻美子
(C) 清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction

ちおちゃんの通学路

ちおちゃんの通学路

放送日: 2018年7月6日~2018年9月21日   制作会社: ディオメディア
キャスト: 大空直美、小見川千明、本渡楓、大地葉、小山力也、高橋広樹、鈴木みのり
(C) 川崎直孝/KADOKAWA/ちおちゃんの製作委員会

あそびあそばせ

あそびあそばせ

放送日: 2018年7月8日~2018年9月23日   制作会社: ラルケ
キャスト: 木野日菜、長江里加、小原好美、置鮎龍太郎、井上ほの花、金澤まい、戸田めぐみ、悠木碧、前川涼子、増谷康紀、斎賀みつき、筆村栄心、森川智之、伊沢磨紀
(C) 涼川りん・白泉社/「あそびあそばせ」製作委員会

進撃の巨人 Season 3

進撃の巨人 Season 3

放送日: 2018年7月22日~2018年10月14日   制作会社: WIT STUDIO
キャスト: 梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、下野紘、小林ゆう、三上枝織、谷山紀章、細谷佳正、橋詰知久、朴璐美、小野大輔、神谷浩史、子安武人
(C) 諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

Back Street Girls-ゴクドルズ-

Back Street Girls-ゴクドルズ-

放送日: 2018年7月3日~2018年9月4日   制作会社: J.C.STAFF
キャスト: 小野大輔、日野聡、興津和幸、貫井柚佳、前田佳織里、赤尾ひかる、藤原啓治
(C) ジャスミン・ギュ・講談社/犬金企画

プラネット・ウィズ

プラネット・ウィズ

放送日: 2018年7月8日~2018年9月23日   制作会社: J.C.STAFF
キャスト: 阿部敦、原田彩楓、井澤詩織、小山力也、乃村健次、後藤沙緒里、梅原裕一郎、大和田仁美、渕上舞、菅原慎介、石上静香、興津和幸、清川元夢、若本規夫
(C) 水上悟志・BNA・JC/Planet With Project

はるかなレシーブ

はるかなレシーブ

放送日: 2018年7月6日~2018年9月21日   制作会社: C2C
キャスト: 優木かな、宮下早紀、種﨑敦美、末柄里恵、島袋美由利、伊藤かな恵、木村千咲
(C) 如意自在・芳文社/はるかなレシーブ製作委員会

ハイスコアガール

ハイスコアガール

放送日: 2018年7月13日~2018年9月28日   制作会社: J.C.STAFF
キャスト: 天﨑滉平、広瀬ゆうき、興津和幸、山下大輝、御堂ダリア、新井里美、伊藤静、チョー、赤﨑千夏、杉田智和、植田佳奈、武虎、大塚芳忠
(C) 押切蓮介/SQUARE ENIX・ハイスコアガール製作委員会 (C) SNK (C) CAPCOM CO., LTD. (C) CAPCOM U.S.A., INC. (C) BNEI (C) KONAMI (C) SEGA

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