【インタビュー】ナチュラルな立花理香がリスナーに寄り添う、2ndミニアルバム「LIFE」

2018年08月29日 21:30

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「TUNE UP」はファンのみなさんへの想いをこめて作詞しました


── 2曲目は、「Shining Memory」というタイトルの曲です。

立花 これはまさにキラキラですね。私の理想の夏を詰め込んだ曲です。

── でも、歌詞をよく読むと切なさが混じってますよね。

立花 そうなんです。詞には深みというか心に刺さる部分があるんですけど、それを明るいメロディに乗せているので、重くなり過ぎず届くと思います。「実際 何度 泣いたかわからない 恋なんて 愛なんて そうだよ」とか、「何があったんだよ、過去に!」って思ったりするんですけど(笑)。

── それを乗り越えて、前向きに生きていこうという曲ですよね。過去を背負っているということで、大人っぽさを感じます。

立花 大人の女子の強さかなって思います。いろいろなことがあったけど、キラキラしている女子って強いなって。この曲の主人公の、自分のことをかわいそうとは決して思わず、前を向いているところに共感しました。

── 3曲目の「TUNE UP」は、立花さんの作詞です。

立花 「Flora」で立花理香としての歌を初めて聴いてくださって、感想を聞かせてくださったり、リリースイベントに来てくださった方がたくさんいたことが、すごくうれしかったんです。私自身、イベントが今まで経験したことがないくらい楽しくて、そのときの気持ちを詞にしてお返ししたいなと思って書いたのが、この曲です。みんなへの感謝と、私もみんながいないと前に進めないから、これからもよろしくね、という気持ちを言葉にしました。

── 「アガりそうな時こそ 平気な顔するの」という部分には、立花さんの本音が出ているのかなと思いました。

立花 「Flora」のときのリリースイベントでは、ミスやトラブルもあって、そのときに「あちゃー、やっちゃった!」という表情になったのが、ファンの方や周りの人たちにとって新鮮だったみたいで、しばらくいじられたんです(笑)。そういうやり取りを通して、みんなのとの距離が縮まったなと思って。でも、もう「あちゃー」って顔はステージではしないぞと(笑)。

── リアルですね。また、「この音は続くよ キミを見つけるよ」と、ストレートにファンに向けた言葉もあります。

立花 遠方に住んでいて、なかなか直接会いに来ていただくことができないファンの方もいらっしゃって。でも、こうやってCDになれば、どこにでも届くし、もし私がアーティスト活動をやめてしまったとしても存在し続けるものなので、音は決してなくならないよという思いをこめました。「“もっとみてよ”」という歌詞もあって、私、随分、強気に出たな、と(笑)。

── いえいえ、そういう強い気持ちにファンも元気づけられるんだと思います。4曲目「MY SWEET UNIVERSE」も、爽やかな曲でした。作詞は結城アイラさんですね。

立花 男の子目線の曲で、好きな女の子とのドライブデートがテーマです。「可愛いおねだり もちろんいいよ◎」という歌詞があるんですけど、相手の女の子役になってかわいいおねだりセリフを入れてみたりしました。

── ボーカルはボーイッシュな感じを意識したんですか?

立花 いえ、ボーイッシュに歌おうとは、特に思わなかったです。でも、相手の女の子のことがめちゃくちゃ好きだということがわかりますし、夏のドライブなので、歌い方にも浮かれた感じが出ればいいなと思いました。

── ドライブデートの曲なのに、「UNIVERSE」という言葉が使われているのが面白いですよね。

立花 2人だけの世界というのは、宇宙なんです(笑)。恋は盲目ってこういうことかと思いました。

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