解散に向けてラストラン!「Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -」千葉県市原市市民会館大ホール公演・昼の部レポート

2018年07月17日 17:541
解散に向けてラストラン!「Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -」千葉県市原市市民会館大ホール公演・昼の部レポート

2018年7月14日、声優ユニット「Wake Up, Girls!」(以下、WUG)が、ラストツアー「Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -」を、千葉県市原市市民会館大ホールを皮切りにスタートした。


6月15日に、2019年3月のユニット解散を発表したということで、大きな注目を集める中で幕を開けた今回のツアーだが、結論から言うと、過去最高に仕上がったWUGのパフォーマンスに度肝を抜かれるステージが繰り広げられた。

歌にダンスに舞台演出に、そしてWUGワンマンでは初となる朗読劇もあり、メンバーである高木美佑さんのHOME(地元)ということもあり、彼女をフィーチャーしたステージあり、といった具合に2時間のステージにこれでもか!と内容を凝縮しつつ、かつてないほど高い完成度のパフォーマンスを見せてくれた彼女たち。そこに最後のツアーにかける7人の意気込みを感じずにはいられなかった。

そう、泣いても笑ってもこのツアーが終わればWUGは解散するのである。彼女たちのラストラン、その立ち上がりである昼公演の模様をレポートしたい。

 

ど派手な演出で会場を巻き込むライブの幕開け!

満席となった会場の照明が落ちると、楽しげな音楽とナレーションが。そして舞台を覆う緞帳にWUGメンバーのシルエットが映し出される! これから最高のエンターティナーショーが幕を開ける! そんな予感でフロアの熱気がはち切れんばかり。

そして、満を持してライブは華々しくスタートした。今回のステージの見どころは、なんと言ってもステージ全体にセットされたスクリーンだろう。時にきらびやかな夜の街を映し出し、時に幻想的な空間を描き出す。楽曲ごとにWUGがさまざまな場所を舞台にパフォーマンスを披露している錯覚に陥るようだ。


ライブ冒頭から「恋?で愛?で暴君です!」「地下鉄ラビリンス」といったライブ映えするアゲ曲を連発。さらにいきなり7人はステージを降りて観客席の間で歌ったり踊ったり、青山能乃さんがマシンガンをフロアに向けて乱射(する振り付けを)したりと、会場全体をライブに巻き込んでいく。それを受けて、WUGナー(ファンのこと)のかけ声もいつも以上に力強い!

最初のMCで「笑顔で最高の1日にしたい」と高木さんも語っていたが、それはWUG全員の思いでもあるはず。それをWUGナーがしっかり受け止め、文字通り一体となってライブはスタートした。

 

 

今回ならではのサプライズとして、「君とプログレス」「シャツとブラウス」といったライバルアイドルユニット・I-1clubの人気曲のカバーも見逃せない。「Wake Up, Girls!Festa.2017 TRINITY」ではI-1clubキャストが、王者の風格を漂わせつつ披露した「君とプログレス」だが、WUGはフレッシュな魅力をたたえつつ歌唱。レアなカバーであると同時に、楽曲の新たな魅力を感じさせるパフォーマンスに会場からは大きな歓声が上がった。

今回のツアーでは会場ごとに違うステージを見せてくれるそうなので、今後もこういったサプライズな演出・セットリストが用意されていることが予想される。非常に楽しみだ。

 



WUGライブ初! メンバーによる朗読劇に挑戦!

ライブ中盤は恒例のソロメドレーゾーン。

ちょっぴり大人っぽく、ダンサブルな楽曲を歌い上げた奥野香耶さんの「プライド」からスタートしたこのゾーンでは、各メンバーともに個性的なステージを披露してくれる。

そんな中、やはり注目は高木さん。レゲエ調のリズムからスタートする「シャリラ!」では、ツアータオルを振り回しつつ熱唱! 地元ということもあってか、いつも以上に元気に弾ける姿が印象的だった。

そして「セブンティーン・クライシス」では、アッパーなダンスビートに乗せて会場をあおりまくる高木美佑さん、吉岡茉祐さん、永野愛理さん、山下七海さん、奥野香耶さんの5人。ノリノリなサウンドに乗せて、フロアもステージ上のメンバーと一緒になって歌い叫びまくった。

 


ここで次のサプライズ。今回のツアーでは、アニメ「Wake Up, Girls!」の朗読劇が披露された。アーティストでもあり、声優でもあるWUGメンバーだが、この試みは初。スクリーンには「第一話」と映し出されていたこともあり、今後、各会場で新エピソードが披露されていくのであろう。今回は、「新章」でメンバーが共同生活を行ったシェアハウスの名前を決めるエピソードが描かれた。

アニメ「新章」の放送が終了して久しいが、キャラクターたちの日常を描く朗読劇の内容に、「きっと東北の地で、彼女たちは今もがんばっているんだろう」なんて思いを馳せてしまったのはきっと筆者だけではないはず。久々の再会に思わず笑みがこぼれてしまった。

 

 

ライブ終盤は「16歳のアガペー」「ワグ・ズーズー」、「極上スマイル」とライブでは定番の人気曲を披露。セットリストが進むに従い、メンバーの動きや表情もどんどん輝きを増してくる。曲を聴くだけでなく、メンバーの一挙手一投足を追いかけていくのも面白い。

中でも吉岡茉祐さん、青山さんというツートップが繰り広げる丁々発止は見応え十分。それぞれ異なる色合いのボーカルが時に拮抗し、時に混じり合うことで楽曲に深みをもたらしていた。

また田中美海さんの天真爛漫な表情とアクションにも思わず目を奪われる。ほかのメンバーと楽しそうにじゃれあう姿はまさに「みにゃみ」!

そして本編ラストはアニメ「Wake Up, Girls! 新章」最終話を飾った「Polaris」。メンバー自身が作詞を手がけ、アニメの舞台となった東北の地への思いも込められた、まさに大団円にふさわしい1曲がステージを彩った。 

 

ハッピーバースデーななみん! サプライズのバースデーケーキに感激!

アンコールでは「One In A Billion」、「僕らのフロンティア」といったタイアップ曲を披露。ここでひときわキレのあるダンスで存在感を放っていたのが、永野愛理さん。堂々たる身のこなしと、しなやかな所作の数々が観客の目を奪った。

 

そして残すところあと1曲、ということで最後のサプライズ。

7月19日に23歳を迎える山下七海さんのために、バースデーケーキがプレゼントされた。突然ステージに登場するケーキと、メンバー&WUGナーたちによる「ハッピーバースデー」の合唱にびっくりの山下さん(青山さんがバースデーソングの音頭を取ったときは、他人事のように「また何か始めたな……」と思っていたそうだ)。来年3月まで続くツアーへの意気込み、そしてその後も続く声優としての活動に向けての抱負を語ると、会場からは大きな歓声と拍手が巻き起こった。

 


そしてアニメ「Wake Up, Girls!新章」のOPテーマ「7Senses」で、ツアー初日はフィナーレ。大きな盛り上がりの中で終演を迎えた。

 

時間にして2時間少々。しかし、かつてないほどの満足感に満ちあふれた充実のライブだった。MCで田中さんは「リハーサルを濃密にやってきた」と語っていたが、やはり最後のツアーということで、今まで以上にじっくりとステージ作りに取り組んできたのだろう。

と同時に、WUGナーたちの意気込みもこれまでのライブ以上のものを感じることができた。

「一緒に最後まで駆け抜けるぞ」

WUGからも、WUGナーからもそんな強い意志を感じたのは自分だけではないはずだ。そして、このラストランは間違いなく素晴らしいゴールを迎えることだろう。

そんな確信を覚えずにはいられない、最高のスタートアップだった。

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コメント(1)
モンプチモンプチ2018/07/19 11:43

解散かなしいー

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