水瀬いのりらキャスト陣がゾンビと記念撮影!? 『「がっこうぐらし！」ハロウィンかれら（ゾンビ）パーティ　リターンズ』レポ

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

ハロウィン前の2017年10月21日（土）、2015年にテレビ放送され話題をさらったアニメ「がっこうぐらし！」のイベント『錦糸町　オリナス×人気アニメ「がっこうぐらし！」ハロウィンかれら（ゾンビ）パーティ　リターンズ』が開催された。

劇中に登場するショッピングモール「リバーシティ・トロン」のモデルとして、錦糸町のショッピングモール「オリナス」が採用された縁で、昨年も開催されたコラボイベントが、今回パワーアップして帰ってくることとなった。その模様をご紹介しよう。

あいにくの雨が不穏な雰囲気をかもし出す中、オリナス入り口のエントリーコートには、TVアニメ「がっこうぐらし！」のメインキャスト・水瀬いのりさん（ゆき役）、小澤亜李さん（くるみ役）、M・A・Oさん（りーさん役）、高橋李依さん（みーくん役）によるトークショーを見ようと、早くからファンが詰めかけていた。

当日は、トークショーの前に「ゾンビになりたい」パフォーマンス集団「ZOMBIENA」による「ゾンビウォーク in オリナス」も開催された。このイベントは、ゾンビウォークレクチャーの実施後、ゾンビメイクを施した一般のお客さんがオリナス内を練り歩くというもの。突然現れたゾンビ一行に、買い物中のお客さんは驚きと好奇の目を向けていた。なお、ゾンビメイクを施してくれるスペースも完備されており、その場でゾンビウォークに参加してみたいと思った人もすぐに参加が可能だった。「がっこうぐらし！」のファンと思われる人たちも参加していて、多くの参加者がこのゾンビウォークを十二分に楽しんでいたようだ。

久々の再会に、キャストも大喜び！

満を持してメインキャスト4人によるトークショーがスタート。歓声と拍手で迎えられた4人は、久しぶりとなる再会を喜んだ。このメンバーで集まるのは、2016年6月に開催された「まんがタイムきららフェスタ！2016」以来とのこと。あの頃と違って全員の髪の長さが同じくらいになったことやこの日の衣装が「がっこうぐらし！」オープニングテーマ「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」の時のものといった、ガールズトークを繰り広げる。

 また、トークショーでは司会も担当することとなった高橋さんから、今回「ゾンビウォーク in オリナス」が行われた話をふられると、「（ゾンビメイクの人は）遠目に見るとパンダみたい（笑）。男子は帰りにメイク落としを買っていってね」（小澤さん）、「え〜、帰りも落とさないで帰ってほしいなぁ」（水瀬）、「（ゾンビメイクで）プリクラとか撮ってほしいよね（笑）」（高橋さん）と、ゾンビトークでも盛りあがりを見せる4人。

さらに「オリナスをみんなで回るならどこに行きたい？」というトークテーマでは、「みんなでニトリとヤマダ電機に行きたい！」（小澤さん）、「私もヤマダ電機で、ポイント使って買い物したい！」（水瀬さん）とはしゃぐ一同。加えて、「エスカレーターを見ると、飛び降りなきゃって思っちゃう（笑）」（高橋さん）とアニメ第5話のシーンを引き合いにして笑いを誘った。

4人全員が使っているという「がっこうぐらし！」のLINEスタンプの話題になると、「その節は、りーさんの持ち物が（LINEスタンプの規定に）引っかかってしまったそうで…最終的に却下されて、トリミングされましたね（笑）」（M・A・Oさん）といった裏話も飛び出す。確かに「がっこうぐらし！」LINEスタンプを見ると、りーさんの手元にそのような痕跡も……。

「以心伝心トーク」で楽しく盛り上がるトーク!!

話題も尽きない中で、「以心伝心トーク」として、同じ質問に4人が一斉に答えるという企画も行われた。「ショッピングモールに行く一番の理由はどれ？」という問いには、全員が「ショッピング」と答えるなど、息の合った4人。いっぽうで、洋服を試着するかしないかでは意見が分かれるなど、それぞれの個性も垣間見ることができた。

 そして、今回のイベントでは、原作コミックのストーリーやアニメ版のシリーズ構成と脚本を手がける海法紀光さんによるイベント書き下ろし朗読劇「みんなでハロウィン」を披露。その内容は、学園生活部の面々がハロウィンの飾り付けを楽しむ中、急に「ハロウィン反対」を掲げるゆき。ハロウィンのコスプレをしようと、都市伝説の本を読んでいたら怖くなってしまったというゆきに、くるみ、りーさん、みーくんがそれぞれ「ハロウィンとはどういうものか？」という話をして、改めてみんなでハロウィンを楽しもうというものとなっていた。劇中では、集まったファンたちにかれら（ゾンビ）の唸り声を上げてもらう場面もあり、会場全体が一体となって朗読劇を楽しんでいた。

こうして、あっという間にイベントはエンディングへ。オリナス内タワーレコード錦糸町店限定の生原動画3枚セット付き「がっこうぐらし!」Blu-ray BOXや、オリジナルハロウィンコラボグッズの告知が行われたほか、現在、休載中の原作についての耳寄り情報も。12月22日発売の「まんがタイムきららフォワード」での連載再開が決定したとのことで、キャストらとファンからは歓喜の声が上がった。

最後に、4人それぞれが挨拶をして、ハロウィンイベントは盛況のまま、幕を閉じるのであった。

出演者コメントは以下の通り！

「改めて、ありがとうございます！　2年も前、2015年の夏のアニメだったというのに驚きが隠せません。そして、2年たっても『がっこうぐらし！』のために足を運んでくれる方が、こんなにたくさんいて、しかも聖地でイベントができることの喜びと言ったら……。『がっこうぐらし！』がこんなに愛されていることを、今年も実感することができて本当に嬉しいです。

また、来年も実感したいなあなんて思っちゃいますので、みなさんも引き続き『がっこうぐらし！』のことをずっと見守って、追いかけ続けていただけたら嬉しいです！」（高橋さん）

「今日は本当にありがとうございました。久しぶりにりーさんとして衣装も着させていただいて、いろいろな思い出をお話ししながら、朗読劇でみなさんと一緒に掛け合いをやらせていただくことができて、すごく楽しかったです。2〜4階から声が降ってくるのを体験することはあまりなかったので、それも本当に楽しかったです（笑）。またどこかでりーさんとして、みなさんとイベントなどでお会いできたらいいなぁと思いながら、今後もがんばります！」（M・A・Oさん）

「今日は本当に参加できて嬉しかったです。すごくテンションが上がっています。朗読劇も海法先生の書き下ろしでできましたし、何よりキャストのみんなで集まれて、ファンのみんなが集まってくれたのも嬉しいです。絶対、2年前の放送の時よりファンも増えて、たくさん『がっこうぐらし！』のことを好きだと思ってる人が増えているんだろうなっていうのを実感しています。

何年たっても変わらずの応援、本当にありがとうございます。もちろん、来年もみなさんに会いたいですし、何年もこうやってみんなで集まって愛を確かめ合ったら……きっとその愛が何か形になったら嬉しいなって。私は信じておりますので、ぜひこれからも一緒に愛し続けましょう！」（小澤さん）

「今日はあいにくのお天気の中で、こんなにたくさんの方が遊びに来てくれて本当に嬉しいです。思えば、『がっこうぐらし！』が、私にとって初めて一番上にキャストクレジットされる作品でした。大きな緊張とか不安がある中で、みんなとこんなに仲よくなれて、自分にとってはゆきにもらったものがいっぱいあります。

Blu-ray BOXが発売になったという話もありましたけど、見返してみると面白くて笑えて泣けて、すごくすごく大好きな作品です。年月がたってもみんなでイベントができるというのは、みなさんからもらうものが多いから実現できるんだと思います。みなさんの声援、うめき声が鳴り止まない限り、『私たちはここにいるよ』ってできるので、これから先も、私たちや『がっこうぐらし！』の応援をよろしくお願いします！」（水瀬さん）

（取材・文／須賀原みち）