「サイコパス」の声優コメントが到着! 「僕は犯罪者……潜在犯です」「僕は限りなく真っ白に近いですね」など

2012年10月11日 19:180

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――印象に残ったシーンや台詞がありましたらお聞かせください。



犯罪を犯す可能性のある人を数値で計測して取り締まるという世界観は印象的ですよね。僕は絶対に潜在犯として捕まってしまうのではないかと、おちおち生きていけないなと(一同笑)。邪な心を抱くとすぐにブブブーって鳴って刑事が飛んできますから、多分息苦しい世の中なのではないかなと思います。その世俗・風俗が印象に残っています。


花澤
最初は朱が殺伐としたグループに入れられて動揺しているところからはじまるのですが、彼女のプライベートの話では明るくなります。朱は友達の中にいるといじられキャラで、視聴者の方には身近に感じられるキャラクターだと思ったので、友だちとのシーンは印象に残っています。


野島
持っている銃、ドミネーターが気になります。ドミネーターを人に向けるとその人の犯罪係数が数値化されて出てくるのですが、その銃の武器としての形が凄く格好良くて欲しいなとも思ったのですが、ものすごい破壊力があるので同時に恐ろしさもあるものなので、これを扱う人たちの心情はどうなんだろう?と気になりながら演じています。ドミネーターは印象深いですね。


石田
公安局のプロ集団の中に新人の朱が入ってくる。そういったシチュエーションで右も左も分からないお姉ちゃんをすぐには受け入れられない執行官達の中で縢は気軽に「ようこそ」みたいな感じでいます。でも軽く振舞っている裏には何かあるようなところが垣間見えるようなシーンがあって、そこが印象的でした。


伊藤
私もドミネーターの執行の仕方が「わっ!」ってビックリする感じで、何度見てもドキドキします。六合塚は、意外な人との深めな絡みがそっと描かれていたりして今後が気になります。


有本
強いて言えば第1話の「あ、紹介が遅れたな、あの唐変木は狡噛慎也」。こういう言葉使いをするところに征陸の人間性というか優しさみたいなものが基本的にあるなと感じました。朱の緊張感をほぐすという意味で、そういう言葉使いを大事にしたいなと思います。


沢城
志恩は2話目からの登場になるのですが、最初の登場の仕方が衝撃的で、まずはストッキングを履くところから始まります(笑)。意外と見逃してしまうのですが、後々大事になってくるような人間関係のちょっとした伏線みたいなものが入っているのでお見逃しなくと思います。


櫻井
特定の台詞というよりは、彼の言動や行動から「この人はとてつもない力を持っているんだな」と想像させられてしまう、その存在感が印象的です。

 

――皆さんは執行官・監視官どちらだと思いますか。



僕は犯罪者……潜在犯です(一同笑)。


花澤
私は人前に出ると冷静ではいられなくなるタイプなのできっと執行官のほうだと思います。


野島
普段家でぼーっとしているときは何も考えていないのでその時は監視官でいられると思うのですが、外に出たら一気に色々なことを考え始めて妄想に陥ってしまうので、間違いなく潜在犯です。


石田
僕は限りなく真っ白に近いですね(一同笑)。



絶対に潜在犯だ(笑)。


石田
まったく犯罪の匂いを感じさせないです。凄くクリアだから監視官です。


伊藤
邪です(笑)。間違いないです。


有本
僕は確実に潜在犯だと思います。今ゴルフをやっていて、いつも負けていて、勝っている奴に対して憎しみを感じるので(一同笑)


野島
それうちの親父じゃないですか(一同笑)


有本
ちがうちがう(笑)


沢城
執行官とか監視官かというより、そんな大きいエネルギーは自分には無い気がするので、私は一般人だと思います。


櫻井
見るからに執行官です(笑)。

 

――作品の魅力と視聴者へメッセージをお願いいたします。



近未来的な世界観の中に昭和の匂いがする刑事さんたちの人間関係があって、そのミスマッチ感がこの作品を作る上で狙いでもあるらしいので、そこは見て頂けたらと思います。昔ながらの刑事ドラマを最近見ないですし、自分の台詞で「俺達デカは」と言って懐かしい気分になりました。


花澤
謎が多く濃いキャラクターたちが沢山登場します。そしてこのキャラクター達が何を思っているのかが徐々に明かされていくと思うので、楽しみにして見ていただければと思います。


野島
未来のお話ということで、とてもスタイリッシュに描かれてはいるのですが、人間たちは人間臭くて、それぞれのキャラクターも個性的に描かれていて今後の展開でどうなっていくのか僕自身も楽しみです。


石田
この話の基本設定にある、全ての人間をデータで管理しているという世界は、そんなに絵空事ではなくなってきているなと感じています。僕らが子供の頃とは時代もだいぶ変わって、すごい未来のコトを描いていても、それがあながち嘘じゃないというか、ある程度現実感を持って感じられるようになってきたんだなと思いながら、この近未来のお話に接しています。皆さんも管理社会で起こる犯罪、それを防ぐ警察機構の活躍。それが活躍なのかなど色々思うところがあると思いますので、ぼんやりとした現実感を持って楽しんで頂けたらとと思います。


伊藤
近未来と言いながら今に通じるところを感じるシーンが多く、ソーシャルネットワークや、現実なのか偽物なのか曖昧な感じで今は進んでいるなと思うのですが、そういう危険性などを感じられる作品だと思います。なんとなくそういうものを感じながら見ていただけると面白かったり、危機感をもったりするのではないかなと思っています。


有本
ホログラムとかバーチャルの世界となると俺の年齢からいうと頭の中がこんがらがってしまいそうなんですけど、そういう世界に住んでいても人間はそんなに変わらないというか、人間はそんなに脆くはないと思います。征陸にとってみれば今、目を逸らしている事と向き合わなきゃならない時というのがかならず来ると思うんですよね。その時の人間関係を注意して見て頂けたらと思います。


沢城
征陸さん、久々にあんなに粋なおじ様を見ました。毎週征陸さんの言動に自分を省みることがあってですね、、、私は征陸さんが好きです(一同笑)。


櫻井
窮屈で居心地の悪い世界にあって、狡噛たちは歪ながらも関係性を築き上げていきます。今後どういう目的を持って物語を歩んでいくのか明かされてませんが、面白い作品になることは間違いないです。ぜひ、見てください。

 

――ありがとうございました。

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放送日: 2012年10月11日~2013年3月21日   制作会社: プロダクションI.G
キャスト: 関智一、花澤香菜、野島健児、有本欽隆、石田彰、伊藤静、沢城みゆき、櫻井孝宏、日髙のり子
(C) サイコパス製作委員会

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