【2023年春のBESTアニソンはこれだ!】聴くべきは「アイドル」だけじゃない!出口博之×鮫島一六三(BANBANBAN)がアニメソングを語りまくる!【「しゃべる! アニソン」第2回】

2023年06月21日 12:000

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毎シーズン、数多くのアニメが放送される中、アニメソングも続々と世に放たれている。星の数ほど生まれるアニメソングから、ミュージシャン・DJの出口博之と、芸人にしてアニソンDJの鮫島一六三(BANBANBAN)が、一押しのアニメソングをチョイス!

2023年春アニメから、互いにBEST3アニソンを発表しあい、語りまくる連載「しゃべる! アニソン」。これを読めば、今聴くべきアニソンがわかる……はず!


さらに今回より、トークと楽曲を一緒に楽しめるポッドキャスト番組の配信をSpotifyでスタート! こちらもあわせてお楽しみください!

 

 

出口 「しゃべる!アニソン」は、ワタクシ出口と鮫島さんが、今期のお気に入りのアニソンをお互いに3曲ずつ選んで語るという世界一平和なアニソンレビューです!

 

鮫島 そう、平和が一番です!

 

出口 さっそくですが、今期のアニメはどうですか?

 

鮫島 面白いのが本当にたくさんあって、楽しい毎日を送っています。もう追いきれない!

 

出口 毎度そうですけど、今期は特に粒ぞろいですね。

 

鮫島 アニソンにもビッグネームがドドッと参入してきた感じがありましたね。曲を選ぶのも大変なクールでした。

 

出口博之さん

──ちなみにアニクラ(アニソン中心の音楽をかけるクラブイベント)界隈はどんな状況ですか?

 

鮫島 5月8日に新型コロナウイルスも5類になりましたし、アニクラもどんどんやりやすくなって、イベントも告知もけっこう盛り上がっている感じです。フェス関係もコロナ前に戻ってきている感じじゃないですか。

 

出口 ここから先、いわゆるアニソン関連イベントがまた増えていけば、アニソンを取り巻く環境もぐっと変わってくるのかな。やっぱりコロナになってからアニソンのあり方とか曲のタイプがけっこう様変わりしたと思うんですよね。やっぱりイベントが打てないとなると、受け手側もテレビでアニソンを聴いて終わりという一対一の関係になっちゃうし、そういう状況が長かったと思います。

 

鮫島 アニソンを体感できる場ですよね。そんな中で、6月22日に中野サンプラザでアニソンクラブやります! どうしたら2000人の席が埋まるんですかね。もうそれで頭がいっぱいです。

 

出口 まずはその会議から始めますか(笑)。

 

鮫島 アニソンを体感できるDJパーティーにしようと思っています。ぜひ来てください!

 

出口 ということでさっそく行きましょう!

 

鮫島一六三さん(BANBANBAN)


避けては通れない「アイドル」の話

 

 

出口 1曲目は「推しの子」OP「アイドル」です! これは困った。ここまできたら、もう選ばざるを得ない。好きとか嫌いとかじゃなくて、もう今期で一番じゃないかなと。話題性も楽曲自体も、取り巻くすべてがぶっちぎりかなと思います。みんなが聴いているからこそ違うものをと思ったけど、それはやっぱり逆張りになっちゃう。アニソンが、ちょっと恐ろしいところまでいったんだなっていう1曲です。

 

鮫島 僕も一緒です。楽曲も作品に沿って作られているし、第1話でかけられたタイミングも最高でした。ネットでも「アイドル」から「ゲッターロボ」になるっていうネットミームも流行りましたね。(※編注:「アイドル」のサビから、いきなり「真ゲッターロボ」の主題歌「STORM」につながるというMADムービーがSNSを中心に話題を呼んだ)

 

出口 そこは俺も言いたいことがある。新しいネットミームだと思うんだけど、喜んでいるのがおじさん、おばさんしかいないんですよね。面白いしああいう着想はいいんだけど、なんか乗り切れないというか。

 

鮫島 僕もアニソンDJとして悩むところがあって、これをかけると「ゲッターに行くの?」って批判的な空気を出す層と、「このまま流してくれ」っていう層にお客さんが分かれるんですよ。

 

出口 似たようなので特撮ソングには英語バージョンとかもあるんですよ。それをDJでかけると、「今回は英語?」とか言ってくる人がいるんだけど、そんなの知らないよって。だから客が少なくなるんだよって思う。君たちがやっていることが界隈を委縮させて、縮小させているんだよって。それを見て、「アニクラ、いやだな」って思う若い子がいるっていうのもわかります。

 

鮫島 なので、僕は「アイドル」をかけるときは「ゲッター」じゃなくて広瀬香美の「ゲッタン」(「promise」のサビのフレーズ)に繋げようと思っています。そういうのも含めて、いろんな人のおもちゃになってしまった、最近あんまりない曲だったと思います。楽曲について触れると、IKURAさんのしゃくりあげる感じの歌い方が、今までにないスタイルですよね。

 

出口 今っぽい感じだよね。取り巻くいろんなところからいいところを取り込んでいる。作る側が、今何がトレンドか、刺さるかというのが見えているんでしょうね。そこも恐ろしい。歌詞についても、我々よりも下の世代、20代30代が抱えている「主役じゃないし」というか、「歌手でも引き立て役」というか。時代に対して諦めているような、どうでもいいし、勝たないし、そもそも戦わないし、みたいな温度感がすごく今っぽい。

 

鮫島 「キャプテン翼」みたいなスーパースターの主役はもう務まらないんでしょうね。なんかコンプレックスを抱えた弱い子が、周りの助けを受けて進んでいく話がウケるというのは、ここ最近の流行ですね。「アイドル」のいいところが、合間のかけ声をリアルアキバボーイズがやっているところです。現場感を出したり、ちゃんとオタクの声でアイドルを盛り上げてほしかったり、ということで彼らがコーラスを入れているそうです。そんなリアルアキバボーイズ、6月22日のアニソンディスコに出演しますので、ぜひお越しください!

 

出口 「アイドル」の生オイオイも聞けるかもしれない!

 



「夕さりのカノン」が示す凡庸なメロディと親しみやすいメロディの違い

 


鮫島 僕の2曲目は内田雄馬さんの「SALT&SUGER」。「THE MARGINAL SERVICE」エンディングでございます。伸びやかなハイトーン。オシャレな曲でこんな歌も歌えるんですね。アニメに関しても今期はビッグタイトルが多い中、原作のないオリジナル作品ですごく「アニメ見てるな~」って気分になれます。「これこれ、こういうの好き!」というか、誇張されすぎたセリフ回しとか、本当にマンガっぽい設定がいいですね。オープニングは宮野真守さんの曲であちらもいいんですけど、「SALT&SUGER」は濃い本編のセリフ回しをいい感じに中和してくれる。紅茶を飲んでる感じ。

 

出口 それはピンとこない(笑)。個人的にはこの曲も濃いと思ったんだけど。今期のアニソンは全体的に濃いから、相対的に爽やかに聞こえるけど、曲単体で聞くとこれも濃いよ(笑)。MVでは踊ってますよね。

 

鮫島 MVは濃い(笑)。今のアニソンだなって印象です。2020年以降の、いいアニソンのあり方だと思います。

 

出口 曲調が四つ打ちメインの、ちょっと前の感じの、いわゆるDJでかけやすい曲。今のアニソンらしい、展開がすごく多くて、BPMが速くてという感じではなく、きちんと楽曲として進んでいく気持ちよさが上乗せされていく感じがありますね。

 

鮫島 今期はヘビーな曲が多かったので、その点で相対的に爽やかに聴こえたのかもしれないですね。いい曲ですよね。僕、初めて内田雄馬さんのことを好きだと思ったかもしれない。これからDJでかけていきたいですね。そして出口さんはどうでしょう。

 

出口 僕は「青のオーケストラ」ED「夕さりのカノン feat.『ユイカ』」です。

 

鮫島 粗品君(霜降り明星)の曲だ。

 

 

出口 すごいな、多才だなと。今期のアニソンを選出しようと思った時にテーマがずっと見つからなかったんだけど、これかなと思ったのが、「アイドル」の時にも言っていた「見えている」ということ。「いろんな刺さる要素が見えてる」って話をしたんですが、粗品さんは多分見えている。耳がすごいいいから、「この曲はいいよね」という部分を分解して何がいいのか、どこがいいのかがわかる人なんですよ。物事の構造や仕組みみたいなのを見て、そこでどうするかというのを考えている。お笑いもそのように見えているのかもしれない。

 

鮫島 ラジオとか聞いてても、外さないですから。

 

出口 粗品さんが作る曲って、メロディはわかりやすいんですよ。すごく複雑なメロディではなくて覚えやすいし、「夕さりのカノン」も誰もが知っているパッヘルベルの「カノン」を曲に取り入れているし、歌メロもそれにあわせるように覚えやすい。だから、みんなが聴いて安心できる。逆に言うと、そういうメロディって誰でも書けるから凡庸でつまらないものになりがちなんですよ。それを、ほんの少しずらして、みんなが好きな、覚えやすい一歩上のメロディに変える。その外し方と、予想の一歩上を行くメロディの作り方が、粗品さんいうところの「えぐい!」なんです。

 

鮫島 歌詞の乗せ方もうまいですよね。僕も「夕さりのカノン」最後まで入れようか思っていました。

 

出口 これって何かというと、昨今問題になっているAIがあるじゃないですか。AIに「こういう曲を作って」と指示したら、ずらずらっと曲ができ上がってくるけど、それを指示するのには専門的なことが必要で。細かく指示をすればそれっぽいのができると思うけど、「カッコいい曲」だけじゃいい曲は生まれない。だから、まだ実用段階には全然ないと思います。結局、これまでのデータを統合して平均値を出しているだけだから、正しいんだけどそれ以上にはならない。そう考えると「夕さりのカノン」のように、覚えやすくてクラシカルな、いわゆるスタンダードで素朴なメロディではあるけど、それをつまらないものじゃなくて、きちんと作品として昇華することは、まだ機械じゃできないと思う。

 

鮫島 最近はグラビアアイドルもAIで作られたりもしますけど、やっぱり完璧すぎてそそらないんですよね。ちょっとだらしなさがある方が魅力的じゃないですか。そういう抜けが「夕さりのカノン」にもあると。

 

出口 粗品さんにはそれが見えているのかな。AIグラビアアイドルが整いすぎているという問題も、「スキップとローファー」の主人公に近いかなという気がするんですよね。素朴だけどめっちゃかわいいじゃん、という違和感が絶妙。

 

鮫島 人間臭いですよね。周りの子たちも、どこかあか抜けない感じでいいですよね。

  



あいまいになりつつあるアニソンのフォーマット

 


出口
 3曲目は「マッシュル-MASHLE-」の「Knock Out」、岡崎体育さん。かっこいい岡崎体育です。とにかく歌詞に意味がない。歌詞が「伝えたい 何か伝えたい 何かしら伝えたい」ですからね。岡崎体育らしい、日本語に聴こえない日本語みたいな路線の真骨頂。言葉の羅列に意味はあるんだけど、そこに確たる意志がない。それがすごくて、やっぱり見えてるというか、どういうものが刺さるかというところだったり、どういうところが楽しいとか、そういうのをすごく面白がってやっている。こういう風に分解して再構築していくのは、粗品さんやYOASOBIの曲の作り方にも通じてくるのかな。

 

鮫島 アニメもギャグマンガ原作なので、それでいいんでしょうね。

 

出口 そこにすごく勇気をもらえるというか。最近、何かしら表現しないといけない病が流行っている印象があって、何かメッセージ性を入れなきゃいけない、何かを常に考えないといけないし、常に何かに憤っているというエネルギーは必要だけれども、そことは全く違う、「これでいいんだ」というエンタメの面白さを歌詞から感じます。サビの後半にリズムが変わるところがあって、そこの入れ方とかもみんなこれ好きでしょ、俺も好きだよっていう答え合わせ感がある。岡崎さんは「ポケモン」シリーズの主題歌なども担当されているし、男子向け作品の曲を多くやっているので、その男子感覚を持ちながら全方位に向かっている感じがすごいです。どの層にも向けていける稀有な作家なのかなと思います。世に出たての時はキワモノみたいな見られ方だったけど、その本質は時流を読み取る感度の高いソングライティング能力が武器の作家なんだなと。

 

鮫島 自分の見られ方というのがよくわかっているように思いますね。あのルックスを武器に、こっちに振ってもいいとかわかっている方だと思います。僕の3曲目は「GOLD」、「王様ランキング 勇気の宝箱」。イントロから裏切りがあって、そこでつかまれます。ツーエイトフォーエイト(8拍子でカウントした時の、2小節目、4小節目のこと)で曲が微妙に変化していくんですけど、ちゃんと統一感があるというか。そして何よりアニメOP映像ですね。サビに入るとクレジットが表示されなくなるんですが、その仕掛けがいいなと思います。サビからの映像の展開がかっこよくて、制作サイドの「ここは名前はいいから、曲に合わせた絵を見てくれ!」っていう意志を感じますね。「王様ランキング」は前作からずっと作画がよくて、それをOPから見せてくれるいいアニソンだなと思いました。

 


出口 最近はアニメの構成に関する自由度が高くなってきましたよね。CMを最後まで入れなかったり。今までの「絶対にそうしないといけない作り」みたいなのがなくなってきてる。これは媒体がテレビだけじゃなくなったというのもあるんでしょうね。OPにクレジットがないっていうのも、そこにアニメの力、作画の力みたいなのがあるから見てくれって言うメッセージで、配信で見る時に飛ばさないでねっていう思いがあるのかも。

 

鮫島 それは感じましたね。アニメの力を信じて作ってる方たちという気がしましたね。

 

出口 AimerのED「あてもなく」もよかった。1990年代のバンドっぽいバラード。

 

鮫島 「王様ランキング」は音楽もいいですよね。岡崎体育さんの意味がない感じもいいですけど、これはこれでいいアニソンだなと。

 

 

出口 この振り幅は、アニソンらしさというひな形がどんどんなくなってきてることなのかな。ちょっと前までは「これはアニソンだよね」っていう定型があったけど、今は全くそれがない。

 

鮫島 アニソンのひな形を無視したのか、逆にひな形なのか。それが「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」の「Venus Line」ですよね。まさか同じ曲で第2期も来るとは思ってなかった。でもそれでいいんだ、これがいいんだっていう感じがあります。普通は、広瀬香美は変えないけど曲を変えてくると思うんですが、間を置いた第2期でも同じ歌を使ってくるのは正しいと思います。

 

出口 正直に言うと、今期の3曲を考えた時に1曲は「Venus Line」にしようかと思ってました。

 

鮫島 僕もそう。この姿勢に感動しました。

 

出口 同じところで言うと「MIX」も第1期をsumikaがやられていて、第2期も続投しています。

 

鮫島 すごい挑戦しているという点では「魔法少女マジカルデストロイヤーズ」のOP「MAGICAL DESTROYER」。作っているのがMAD CAPSULE MARKETSの上田剛士さんで、チャレンジングなアニソンだなと思いました。

 

 

出口 今期は本当にピックアップしたかった曲が多いんですよ。「江戸前エルフ」はOPもEDもよかった。

 

鮫島 「Dr.STONE NEW WORLD」のOP「ワスレガタキ」も、船に乗り込むメンバーを決めるシーンで使われたんですけど、そこでの使い方も素晴らしかった。

 

 

出口 ビッグアーティストで行くと「地獄楽」ですよね。millennium parade × 椎名林檎の「W●RK」。

 


鮫島 あれはずるい! 最高。世界観にマッチしすぎている。

 

出口 この曲のMVが椎名林檎の諸作品のMVをオマージュしています。すごいですよ。「罪と罰」とかMVのビジュアルがそのまま出てくる。真っ二つになった車、拡声器とか。それをめちゃくちゃかっこよく撮るから、こんなのずるいよ!って。今回これを入れなかったのはずるいから(笑)。だってかっこいいんだもん!

 

鮫島 だから今回も3曲におさめるのは難しかったですね。

 

アフターコロナのアニソンシーンを予想する!

 

鮫島 前期に続いて、声優でもアニソンシンガーでもないJ-POPシンガーが入ってきている印象ですね。そういう人達はアニソンの定型で作らないじゃないですか。その中でTrySailが「異世界ワンターンキル姉さん~姉同伴の異世界生活はじめました~」のOP「華麗ワンターン」で、おいおい!はいはい!と合いの手を入れてアニソンをやってくれてるんですよ。こういうのもい続けてほしい。混在していてほしいですね。

 


出口 混ざっているというか、絞れない状況になっている。面白い時代になったなというのはありますね。ヒップホップっぽい感じの曲もけっこう多い。それこそYOASOBIの「アイドル」もメロとラップっぽいところがはっきり分かれていて、このバランス感覚が今のスタンダードなのかな。いい悪いではなくて、どんどん細分化されていくのがこれからなのかな。今後、またイベントがどんどん打てるようになってくることを思うと、よりいろんなタイプの曲が出てくるだろうし、これまで気づかれなかった人たちの才能が、どんどん世間に気づかれていくのかなと思います。コロナ前に、よく私が選んでいた作品「闇芝居」の主題歌を担当されたアーティストの方って、言葉を選ばずに言うと世間ではそこまで知名度がない、でも異能の才能の持ち主たちで、人知れず今日もどこかの小さなライブハウスでとんでもない演奏をしてる人たち。いったんコロナが落ち着いて、イベントが増えてくると、またそういう方たちが出てくるのかなとか思いますね。

この2~3年間、コロナで閉じ込められて外の世界につながらなかった尖りまくった才能が、ものすごい変な形で成長して、これから世に出始める。それこそ高校入学から卒業までの3年間で家から出られなかった男の子がDTMを始めましたって言ったら、これはどうなるんだろうって思いますよね。わりと昔の北海道とか地方都市ってそんなところがあって、変なバンドが多かったんですよ。私もそうだったんですけど、東京のバンドがツアーで自分が住んでいる地元なんかにはなかなか来ないので、「今はこれがはやってるんだ」「これがすごいんだ」みたいな、そういった外的要因がないので情報が更新されず、高校で聴いていた曲をずっと聴き続けるみたいな。だからこそ周りに流されずに、感性が研ぎ澄まされて、誰も見たことがない新しいものが形成されていくのが、ひと昔前の北海道であり地方都市だった。そこに近い状況が、このコロナの間で起こっている気がする。それがアニソンの世界にも波及してくると考えると、すごく楽しいなと。

 

鮫島 「カワイスギクライシス」のOP「スペースキャットビッグバン」を歌ってる超学生さんとか、もっと推したいって気持ちがありますね。今、男性アニソンシンガーが少ないので、どういう方向に行くのか。

 


出口 少ないってことは、逆にそこをかっこいいと思っている人は多いと思う。競合が多いからやらないとか、がんばってもたくさんいるしダメだなとか、目指す以前の話になるから、男性アニソンシンガーが少ない今は、逆にものすごいチャンスだ思う。求められる時代は必ず来ると思います。そして、鮫島さんもね。

 

鮫島 はい。6月22日に中野サンプラザでアニソンディスコやりますので! 中野サンプラザを壊すつもりでいくんで! 鬱屈した3年間をぶつけるつもりでいくので、たくさんのご来場をお待ちしています!……締めがこれでいいんですか!?


【イベント情報】
■さよなら中野サンプラザ音楽祭 アニソンディスコ 〜とびっきりの中野サブカル超決戦〜

・日時:6月22日(木)
・開場:18時/開演:19時
・会場:中野サンプラザ
・チケット料金:通常前売 6,500円(税込)、プレミアムシート※限定非売品グッズ付き 10,500円(税込)

<出演>
アニソンディスコクルー(BANBANBAN鮫島、BANBANBAN山本、バーバリアン谷川、バードフミヤ、ふくゐちゃん、新巻鮭ノボル、小林ヒロユキ、ばったもん河合、木音純、望月駿祐、青井柚樹 他)

<ストアクト>
亜咲花、ザ・リーサルウェポンズ、Happy Around!(西尾夕香・三村遙佳・入江麻衣子)、REAL AKIBA BOYZ

<ゲストDJ/VJ>
澄川龍一、SO-1殿下、リズマニ、ScreenSaver

・URL:https://ameblo.jp/anisondisco/

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