【インタビュー】思わずキャストも涙した……! サニピ VS トリエル、2大アイドルの激突が描かれた「IDOLY PRIDE」第10話を、川咲さくら役・菅野真衣と天動瑠依役・雨宮天が大いに語る!

2021年03月17日 18:000

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アイドル史にその名を刻む「星降る奇跡」こと、伝説のアイドル・長瀬麻奈。そんな彼女が事故で亡くなるという衝撃の第1話で幕を開け、その後もアイドルのさまざまな姿を描き続けてきた話題の2021年の冬アニメ「IDOLY PRIDE」。

第10話では、星見プロダクションの新人アイドル「サニーピース」と、人気・実力ともに圧倒的なアイドルグループ「TRINITYAiLE(トリニティエール)」が直接対決をした。

「TRINITYAiLE」のセンター・天動瑠依の前で、今後は麻奈の歌は歌わずサニーピースだけの歌で頂点を目指すと宣言をした「サニーピース」の川咲さくら。いっぽう、事務所の社長で父でもある朝倉が認める最高のアイドル・長瀬麻奈を超えるため、全力でアイドルの頂点に立とうとする天動瑠依。まさに因縁の2人を軸に繰り広げられた熱いドラマを、キャストはどう演じたのだろうか?

川咲さくらを演じる菅野真衣さんと天動瑠依を演じる雨宮天さんに、戦いを終えた感想を聞いた。

⇒ 【インタビュー】2大アイドルグループがついに激突! 山場を迎えたアニメ「IDOLY PRIDE」第9話を川咲さくら役・菅野真衣と天動瑠依役・雨宮天が振り返る!

 

ーー第10話の台本を最初に読んだ時は、どう思いましたか?

 

菅野 第10話は、さくらが麻奈の歌声ではなく自分自身の歌声で歌う初めてのステージになるので、ドキドキしていました! 台本を読んで、新たな一歩を踏み出したサニーピースをもっと応援したくなりました。また、TRINITYAiLEが初めて朝倉社長に「いいステージだった」と言われて瑠依が涙するシーンに、私も思わず号泣してしまいました。ただならぬ彼女の努力がやっと報われたと思って感動しました。

 

雨宮 瑠依の過去も考え方も、TRINITYAiLEの関係性もすべて描かれているうえ、瑠依の気持ちの変化がちゃんと繊細で、台本だけでも感動しました。強いようで人間らしい心のやわらかい部分を持った瑠依のことを、さらに好きになりました。

 

雨宮天さん

ーーちなみに雨宮さんは瑠依と父親との関係性は、どのタイミングで知ったのでしょうか?

 

雨宮 もともと先にゲームを収録していたので、まずそこで父との関係、複雑な思いを知りました。彼女の並々ならぬ原動力は、父に認められることへの執着とも言える強い思いからくるものなので、異様なまでのストイックなオーラを、お芝居でもまとわせられたらなと思いました。

 

ーー第10話では、「NEXT VENUSグランプリ」でサニーピースとTRINITYAiLEがぶつかりました。その時に歌った歌についてうかがいたいと思います。まず、TRINITYAiLEの「les plumes」を歌った感想を教えてください。

 

雨宮 TRINITYAiLEらしい透明感と浮遊感があって、とても素敵な曲だなと思いました。私には少し難しい曲でしたが、軽やかな曲に対して歌詞に垣間見えるストイックさがTRINITYAiLEらしくて、歌い方もそこに添えるよう努めました。

 

菅野真衣さん

ーーサニーピースの「EVERYDAY! SUNNYDAY!」を歌った感想を教えてください。

 

菅野 元気で明るくて勇気が湧いてくる曲なので、歌っていてとっても楽しかったです。ずっとニコニコしながら手でリズムを取ったり、ピョンピョンしながらレコーディングしていました。あとから、サニーピースの5人で作詞した曲という設定を教えていただいてグッと来ました。

 

〈最高のハーモニー 奏でるから〉という歌詞が大好きなのですが、それこそ私たち5人の歌声は、重なったときのハーモニーがきれいだよねといつも話していたので、さくらちゃんたち5人もそう思ってくれていたことにうれしくなっちゃいました。また、曲の中で一番好きなところは、Dメロの〈始まりのあの夜に見つけた小さな花 空の青さに似てた 君にも見せたいな いつかは〉の部分です。元気なメロディから急に、やさしく包み込んでくれるような音になり、歌詞もアニメ第5話で見つけたネモフィラの思い出を綴っているところが本当にエモくて、大好きです!

 

ーー先ほどお話ししていた、歌い方を変えるというのはいかがでした?

 

菅野 アニメの中では明確に変化のタイミングがありますが、レコーディング(CDになるもの)に関しては、すべてさくらとしての歌い方で収録しているんです。神田沙也加さんが演じる麻奈の雰囲気に寄せた歌い方をしたのは、アニメ第2話での「First Step」歌唱時と、アニメ第6話の「SUNNY PEACE HARMONY」、そして第9話の「song for you」歌唱時のみなんです。

 

 

ーーそうだったんですね!「NEXT VENUSグランプリ」の結果としては、サニーピースが勝利しましたが、ステージ上での天動のふるまいがカッコよかったです。

 

雨宮 ステージ上とはいえ瑠依の言葉に嘘はなく、サニーピースを心から認めて出てきた言葉だったと思います。もちろん悔しくないわけはなく、それでも相手を認められるのは、今までもこのステージでも、瑠依が文字通り全力だったからなのだと思います。いつもどこまでも誰よりもプロである瑠依は本当にカッコいいです!

 

菅野 あそこで瑠依ちゃんが「あなたの歌声が胸に響いたのは、麻奈さんに似ていたからだと思っていた。けど違ったみたい。最高のステージにしてくれてありがとう」と、さくらにかけた言葉に感動しました! サニーピースが最高のステージを届けることができたのは、TRINITYAiLEという強すぎるライバルの素晴らしいステージがあったからこそだと思います。

 

 

ーーその後、天動は舞台袖で朝倉社長に「いいステージだった」と言われて涙しました。菅野さんも台本から号泣したと話していましたが、雨宮さんは、あの涙を見てどうでしたか?

 

雨宮 瑠依の努力のすべてが報われた瞬間でした。今までの厳しい道のり、たくさんの我慢や辛い思いすべてが間違っていなかったと初めて思えた瞬間だったと思います。あのシーンは家で映像をチェックしているときから、何度見ても瑠依の気持ちになって泣きそうになってしまうんですよね。涙する瑠依のそばにいるのが、優とすみれの2人で本当によかったです。

 

ーーいよいよ物語もクライマックスに突入しますが、「IDOLY PRIDE」のファンにメッセージをお願いします。

 

雨宮 それぞれの強い思いを持って夢を追うアイドルたちの応援、最終話までよろしくお願いします!

 

菅野 ついに残すところ、あと2話となってしまいました。LizNoir(リズノワール)と月のテンペストの対決の結果はどうなるのか!?  そして、グランプリの頂点はどのグループが立つことになるのか!? また、麻奈さんはどうなってしまうのか......。絶対に見逃せない展開がこの2話に濃縮されていますので、楽しみにしていてください!

 

 

(構成/塚越淳一)

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IDOLY PRIDE

IDOLY PRIDE

放送日: 2021年1月10日~2021年3月28日   制作会社: ラルケ
キャスト: 神田沙也加、橘美來、菅野真衣、結城萌子、夏目ここな、佐々木奈緒、宮沢小春、高尾奏音、相川奏多、日向もか、首藤志奈、雨宮天、麻倉もも、夏川椎菜、戸松遥、高垣彩陽、寿美菜子、豊崎愛生
(C) Project IDOLY PRIDE

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