【サイン色紙を読者プレゼント!】「エロはあくまで副産物!」いたって真面目な夏アニメ「ド級編隊エグゼロス」松岡禎丞(炎城烈人役)×加隈亜衣(星乃雲母役)インタビュー

2020年07月17日 18:000

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TOKYO MX、BS11ほかにて放送が開始された夏アニメ「ド級編隊エグゼロス」。「ジャンプSQ.」(集英社)にて連載中の本作は、人々のエロスの源“ H(エ)ネルギー”を吸い取り人間の生きる活力を奪おうとしている謎の侵略者・キセイ蟲から地球を救うべく戦うヒーロー集団「エグゼロス」の活躍を描くストーリーだ。

アキバ総研では、本作の放送開始を記念し、主人公の炎城烈人(えんじょう れっと)役・松岡禎丞さんと、ヒロインの星乃雲母(ほしの きらら)役・加隈亜衣さんの対談インタビューを実施。アフレコ現場でのエピソードや作品の見どころについてたっぷりと語っていただいた!

 

アニメで初めて知った“想定外すぎる”設定

──ご自身が演じるキャラクターの第一印象について教えてください。

 

松岡禎丞(以下、松岡) 烈人の第一印象としては、正義感の強い、ものすごく真っ直ぐな男の子でした。“The 主人公”と言うとチープに聞こえてしまうかもしれないのですが、僕の中では王道の主人公像だなという感じがあります。いっぽうで、年相応の悩みもちゃんとある中でいろんな誘惑を断ち切って、ひとりの女の子を好きでいる。そんな一途なところが好きなキャラクターですね。

 

加隈亜衣(以下、加隈) 雲母は男の子から見たらツンツンしていて、かわいくても近づけないという鉄壁の女の子なんですけど、それは小さい時にあった事件がきっかけになっています。内心はその頃と変わらず烈人のことが好きなのですが、女の子としての恥ずかしさやトラウマのせいでその気持ちを出せなくなってしまっています。切なさや同情を覚えると同時に、彼女のそんなコントロールのきかない不器用なところがかわいいなとも思いました。

 

 

 

──アフレコ時の印象的なエピソードはありますか?

 

松岡 印象的なことしかなかった気がする(笑)。その中でも、必殺技のシーンのディレクションで「“ H(エ)ネルギー”を溜めて放つ時は、攻撃すると同時に気持ちよくなってしまうんだ」ということを言われ、「えっ、何を言っているんですか?」と。そして何回やっても「気持ちよさが足りない」と言われ、攻撃と気持ちよさのバランスがものすごく難しかったです。

 

加隈 雲母と烈人のようにかけ声でそれを表現するタイプもいれば、技名で表現するタイプの子たちもいるんです。その中で、松岡さんはトップバッターでそれを放たなければいけなかったので、道を切り開いてくださったというか。お手本もないから、答えがわからなかったですよね(笑)。

 

松岡 想定外すぎたんですよ。「そんな設定あったの!?」という(笑)。

 

加隈 原作には描かれていない要素なので、アニメで初めて知った設定でした。ほかの「エグゼロス」メンバーのみなさんも、それぞれお当番回があることはわかっていたので、それを聞いてみんなソワソワしていました(笑)。

 

松岡 あとはゲスト蟲(キセイ蟲のゲスト声優)の方々がなかなかのベテラン揃いだったのですが、第1話の伊藤静さんが“静さん節”を発揮した結果、それがどんどんほかのゲスト蟲の方々にも受け継がれていったんですよ。先輩方も「この流れは静が作ったの!?」と(笑)。

 

加隈 いっぱい言っていかれますよね(笑)。

 

松岡 「エグゼロス」には“はだける”シーンが多いんですけど、音響監督さんには「本人たちはいたって真面目に戦っています。バラエティ要素はあまり入れないでください」と言われていて。結果として服がはだけているだけで、あくまでもエロは副産物なんですよ。

 

 

 

──ストーリーはあくまでも真っ当なヒーローものですからね(笑)。演出面で特にスタッフさんのこだわりを感じた部分はありましたか?

 

加隈 原作があるので、キャラクターがどんな表情をするかというヒントはたくさんあったんですけど、アニメでは女性よりも、意外と男性が担当されているキャラクターに対する音へのこだわりが強かったです。たとえば、岸尾だいすけさんが演じられているルンバが「ベロベロベロ!」とするシーンの音では、少し水っぽさがあるバージョンと、地上波用にそれが入っていないバージョンで分けられていたり。でも、女性陣が演じるキャラクターには一切そういう指示はないんですよ。

 

松岡 普通は女性キャストの方がそういうのを注文されがちなんですけど、なぜかこの現場では男性キャストが規制の限界を攻めているという(笑)。

 

加隈 そのがんばっている姿を、女性陣が見守るという構図は新しいなと思いました(笑)。

 

松岡 だから地上波で放送されるバージョンとパッケージ版では違う音になっているんですよ。僕も最初演じ分けするとは予想していなかったんですけど、岸尾さんがやられているのを見た時に、「これはもしかすると来るかもしれないぞ……」と予感したんです。そしたら案の定「松岡、あとで2パターン録らせて」と(笑)。

 

──絵だけではなく、音の違いを比べて楽しむこともできそうですね(笑)。本作では“ H(エ)ネルギー”がひとつのキーワードとなっていますが、松岡さんと加隈さんはどんな時にエネルギーを感じますか?

 

松岡 これ、どこまで言っていいんだろう……。2つあるんですけど。

 

加隈 これも2パターンあるんですね(笑)。

 

松岡 言ってみれば、対象が有機物か無機物かなんですよ。たとえば有機物だと、女性のタイトスカート姿とか、うなじとか。無機物だとネジとかですね。僕は車が好きなので、タイヤを噛んだり、クランクシャフトと舐めたり。そういう話です。

 

加隈 (笑)。私は男女問わずに “指と爪がきれいな人”に目がいくかな。その人らしさというのは、指に現れる気がするんです。ささくれがあったり、整っていなくても全然いいんですけど。

 

 

──確かに「人生は指や手の形に現れる」という考え方もありますからね。お互いの演じているキャラクターに関してはどんなところに魅力を感じますか?

 

加隈 烈人は真っ直ぐで純粋なところや、考えを行動に移せるところがすごく魅力的ですね。私自身、烈人がほかの女の子とイチャつくシーンを見るのが嫌なくらい、結構タイプなんですよ。雲母としても、エグゼロスに入る前から女の子と一緒に住んでいてハプニングがいっぱいあったんだろうなと考えた時に、ちょっと“ジェラる”んですよね。

 

松岡 “ジェラる”んですね(笑)。

 

加隈 雲母は烈人に学校で冷たい態度をとっていたから、内心では「やっちゃったな……」と思っていたのに、烈人は家に帰ればこんなかわいい女の子たちに囲まれていたという(笑)。そんなところにヤキモチを焼くくらい好きなんです。

 

松岡 雲母はなんだかんだ言っていても、「烈人のことが好き」ということを隠してきれていないところがすごくいいなと思いますね。

 

加隈 言葉にしていないだけですからね。

 

松岡 僕は髪が長い女性が好きなので、これで雲母がロングヘアーだったら、僕も“ジェラる”かもしれないですね。

 

加隈 惜しい、真逆! それでいうと天空寺宙(てんくうじ そら)が松岡さんのタイプに近いですかね。タイトスカートは似合わないかもしれないけど(笑)。もしも雲母がすごく髪が長くて、タイトスカートを履いていたら?

 

松岡 それはすぐに“ジェラり”ますよ。

 

加隈 そんなに“ジェラる”を使わなくてもいいですよ(笑)。

 



「ただのエッチなアニメ」とは見られたくない

──本作のOPテーマ「Wake Up H×ERO! feat.炎城烈人(CV:松岡禎丞)」はどんな曲になっていますか?

 

松岡 ものすごくストレートな楽曲になっています。今回は炎城烈人としてフィーチャリングという形で歌わせていただいたのですが、プロの歌手の方々とご一緒するのはキャラソンを歌う感覚とはまた違うので、正直怖かったんです。しかも歌詞の半分が英語で。「なぜ僕に英語!?」とも思ったんですけど(笑)、烈人として全力で歌わせていただきました。

 

──加隈さんはEDテーマ「Lost emotion」を担当されていますね。実際に歌われてみてどんな印象を持たれましたか?

 

加隈 歌詞が小さい頃からの雲母の気持ちにすごく寄り添った内容になっていて、歌いやすかったですね。曲調が明るい感じで終わるのかなと思っていたら、爽やかさがありつつも、切なさのほうに寄せられています。「雲母の気持ちに寄り添うと、こういう見方もできるんだ」という新たな視点を教えてくれる曲になっていました。あとは曲の入りの部分の音にもスタッフさんのこだわりが詰まっていたりもするので、いろんな角度から楽しんでいただけるのではないかと思います。

 

 

──最後にアニメの見どころも含め、ファンのみなさんへメッセージをお願いします。

 

松岡 「エグゼロス」の“本気で世界のために戦っている”という部分は絶対にブレないので、「ただのエッチなアニメ」としては見られたくないと思っています。まず第1話をご覧いただければ、そうではないことがわかってもらえるのかなと。ただ、どうしてもスパーキングしてしまうので、拭えないものもあるのですが(笑)。見どころで言うと、今までにないような“隠し方”にセンスを感じました。「なにこの隠し方!」というものになっているので、そういった点にも注目していただければと思います。あとは岸尾さんの演じるルンバが特に面白いので、ぜひお楽しみください!

 

加隈 セクシー、ギャグ、コメディはもちろん、友情や成長物語といったさまざまな要素が詰まった新しいジャンルの“エロス戦隊もの”になっています(笑)。夏にぴったりな作品なので、ぜひこの作品でH(エ)ネルギーを溜めて元気になってもらえたら嬉しいです。見どころとしては、各話の後半パートが始まる前のアイキャッチにキセイ蟲の自己紹介があるんですけど、キャストのみなさんが考えたものが採用されていたりもするので、その“全力をかけた5秒間”にも注目して見ていただければと思います。私たちも楽しみにしているので、よろしくお願いします!

 

 

(取材・文・撮影/吉野庫之介)


「ド級編隊エグゼロス」インタビュー記念! 松岡禎丞、加隈亜衣のサイン色紙を各1名様にプレゼント!

 


<賞品>

・炎城 烈人役・松岡禎丞サイン色紙
・星乃 雲母・加隈亜衣サイン色紙
 

<応募要項>
・応募期間 2020年7月17日(金)~2020年7月24日(金)23:59
・当選人数 各1名 計2名様
・賞品発送 2020年9月末までに発送予定
・応募方法 下記専用応募フォームにて受付

 

<注意事項>
・応募には会員登録(無料)が必要です。
・応募はひとり1回に限らせていただきます。
・抽選結果・発送状況に関するお問い合わせには応じられません。
・当選された賞品もしくは権利を第三者に譲渡・転売することを禁じます。
・カカクコムグループ社員、および関係者は参加できません。
・賞品の発送は国内に限らせていただきます。
・梱包には細心の注意を払いますが、万が一運送中の事故により破損等した場合でも、返品・交換等は受け付けられませんので、あらかじめご了承ください。
・下記の場合は、当選を無効とさせていただきますので、ご注意ください。
 同一住所または同一世帯で複数回ご当選されている場合
 不正なアカウント(同一人物の複数アカウントなど)を利用して応募した場合
 ご当選者の住所、転居先不明・長期不在などにより、賞品をお届けできない場合
 ご登録いただいたご連絡先・お届け先情報の不備により、賞品がお届けできない場合
 賞品お届け先ご連絡締切日までに、ご連絡いただけなかった場合
 ご応募に関して不正な行為があった場合

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ド級編隊エグゼロス

放送日: 2020年7月3日~2020年9月25日   制作会社: project No.9
キャスト: 松岡禎丞、加隈亜衣、矢作紗友里、桑原由気、茅野愛衣
(C) きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会

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