【インタビュー】アニソングランプリ出身の河野万里奈が再デビュー。今の思いが詰まったシングル「真人間入門」をリリース!

2019年05月15日 12:000
【インタビュー】アニソングランプリ出身の河野万里奈が再デビュー。今の思いが詰まったシングル「真人間入門」をリリース!

第4回全日本アニソングランプリで、グランプリを獲得。2011年6月にTVアニメ「Aチャンネル」オープニングテーマ「Morning Arch」でデビューを果たした河野マリナ。アーティストネームを、本名である河野万里奈に変えた彼女が、約5年半ぶりにメジャーシーンに戻ってくることになった。記念すべき再デビューシングルのタイトルは「真人間入門」。このちょっと変わったタイトルと歌詞に、今の彼女のすべてが詰まっている!

メジャーで歌える未来を思い描いて、活動を続けてきました


── 約5年半ぶりに、メジャーの音楽シーンにカムバックしたということになるんですね?

河野 はい。自分自身でできることは限られていたんですけど、メジャーで歌える未来を思い描いて、ずっと活動を続けてきました。

── そのひとつに野球への愛を前面に出すということがあって、今は野球ファンにも名前が広まっているみたいですね。

河野 どのくらい知っていただいているのか自分ではわからないんですけど、少しずつ、今まで出会う機会のなかった方々にも出会えるようになってきました。アニメやアイドル関連のイベントに出演させていただくときもMCで遠慮なく野球の話をしていると、意外とみなさん笑ってくださるんです。野球ファンはいろいろな場所にいるんだなと思うとうれしいです。それに、メジャーから離れてしまって、歌えない悔しさや悲しさを大好きな野球に投影することで、私自身も勇気づけられることがありました。

── 野球に投影するというのは、具体的にはどういうことですか?

河野 怪我を乗り越えてがんばっている選手に気持ちを重ねることで、自分のそれと似た境遇だけど、がんばってますとファンのみなさんにライブの現場やSNSでお伝えすることで、自分を鼓舞してきました。私のツイッターは野球の話題がかなり多くなってます(笑)。

── ファンからは「河野監督」と呼ばれているんですよね?

河野 はい。うれしいです(笑)。自分がもともと好きだったものを出すことで、より河野万里奈を知っていただくというのは、メジャーから遠ざかっていた時期だからこそできたことで、逆に今がチャンスだなと思っていました。というか、最初は野球が好きというのは私にとって当たり前すぎて、アピールポイントになるとは思っていなかったんです。たとえばSMAPさんを好きなのと同じように、多くの人が鳥谷敬選手(阪神タイガース)のことを好きだし、球場に行くことはごく普通のことだと思っていたんです。だから、野球の話ができることを面白がっていただけたことに最初はびっくりしました。

── はははは(笑)。実は自分はすごく野球に詳しいんだということが、周囲の反応でわかっていったということですね。

河野 はい、誕生日祝いに親に野球観戦につれて行ってもらうとか、みんながやっているわけじゃないんだなって(笑)。

── しかも河野さんは、12球団全部が好きで詳しいんですよね。

河野 本当はひとつの球団を応援できたら幸せなんだろうなと思うんですけど、どの球団も応援したくなるんです。私は特に守備が好きなんですけど、守っているときの一挙一動にその選手の野球人生が滲み出ているんですね。たとえば鳥谷様だったら、聖望学園高校を出てなかったら今の守備はないだろうし、自分の哲学や軌跡がプレイに詰まっているというのは、歌にも通じるものがあると思うんです。

── 阪神タイガースの鳥谷選手が特にお好きみたいですが、関西の出身なんですか?

河野 いえ、生まれ育ちは福岡なんです。でも母の実家が甲子園の近くで、子どもの頃から毎年、実家に遊びに行く度に甲子園に行っていましたし、大学が兵庫だったので私自身も関西で暮らした経験があって、第2の故郷のように感じています。

── 甲子園は子どもの頃から慣れ親しんだ球場なんですね。

河野 はい。夏休みは特に甲子園に通っていたので、後にプロで活躍することになる高校野球の選手のこともたくさん見て育ってきました。

── 野球の話ばかりになってしまいそうなので(笑)、アーティストとしての河野さんの経歴に話を戻したいと思います。最初のデビューのきっかけは、全日本アニソングランプリの第4回大会でグランプリを獲得したことでした。当時、どんなお気持ちでしたか?

河野 小さな頃から歌手になりたいと思っていたので、オーディションのひとつとしてアニソングランプリに応募したんです。もちろん最初はグランプリを取れるなんて思ってなかったんですけど、ファイナルまで残ることができて、自分に可能性があるように思って複雑な気持ちになりました。最後にグランプリが決まったときはうれしいというより、「これからどうなるんだろう? 自分はちゃんと活動できるんだろうか?」という気持ちのほうが大きかったです。ですから、当時の映像を見ると、私は泣いてないんです。

── 感激するよりも先に、これからの不安を感じてしまったと?

河野 そうですね。アニソンの世界で、私はどんな歌手を目指していけばいいんだろうかと考えていました。

── 最初にデビューしたときは、約2年半の間に3枚のシングルと1枚のアルバムをリリースされています。また、アニソングランプリの歴代グランプリ受賞者7人によるユニットAG7での活動もありましたね(TVアニメ「最強銀河 究極ゼロ~バトルスピリッツ~」エンディングテーマ「Endless NOVA」を歌唱)。

河野 懐かしいです(笑)。AG7の頃はメジャーで歌うのはこれが最後かも、と思いながら活動していたので、レコーディングとかミュージックビデオの撮影をすごく鮮明に覚えています。

── そこから、どうなっていったのでしょう?

河野 メジャーレーベルのアニソンシンガーとして、いつ来るかわからないチャンスを待つより、自分なりの活動をしていくことを選びました。たまにイベントやライブで歌う機会をいただきながら、今までしたことがなかった作詞・作曲に挑戦したり、野球のツイートをしたり。でも、「いいね」がほとんどつかなくて、こんな時間がいつまで続くんだろうと思うことが何度もあって、苦しい時期でした。

── そんな時期を越えての、再メジャーデビューのきっかけはなんだったのでしょうか?

河野 私は事務所のスタッフさんのことを野球にかけて「首脳陣」と呼んでいるんですけど、「首脳陣」に「再メジャーデビューしたいんです!」と訴え続けてきて、いろいろな方にお力添えをいただいて決まりました。最初に再デビューをファンのみなさんに発表したのは、ちょうど1年前の5月のバースデイライブでした。

── ファンのみなさんの反応はいかがでしたか?

河野 その日のライブでは、ほかにも発表があったんです。それが喉を痛めて手術をしましたという内容だったので、「最後に重大発表があります」と言ったとき、場内が、もしかしたら引退なのかも、という空気になっていたんです。そこで「再メジャーデビューが決まりました!」と言ったので、泣きながら抱き合ってくれているマリナーズ(ファンのこと)もいて。そのときのライブタイトルが「キミが望むサヨナラ満塁打」だったので、まさにサヨナラホームランを見たかのような反応をいただけてうれしかったです。

── ファンのみなさんにとっては、このままゲームセットなのかと思ったら、サヨナラホームランが飛び出したという感じだったんですね。

河野 はい(笑)。

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