家族愛あふれるスペシャルイベント! 人気声優出演の響10周年記念イベント「響ファン感謝祭」レポート

2018年12月11日 19:010

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三森すずこさん、橘田いずみさん、佐々木未来さん、愛美さんなど人気声優が多数所属する声優プロダクション「響(ひびき)」。その設立10周年を記念した「響ファン感謝祭」が、2018年11月24日、昼夜の2回開催された。

「響ファン感謝祭」は、響所属声優全員(橘田いずみさん、三森すずこさん、佐々木未来さん、愛美さん、伊藤彩沙さん、西本りみさん、尾崎由香さん、相羽あいなさん、紡木吏佐さん、遠野ひかるさん、進藤あまねさん)が一堂に会し、ファンと一緒に楽しむイベント。

当日は、トーク&カラオケライブを通じて、声優たちの素の表情を見せてくれた。

今回はそんなアットホームなイベントの、夜の部の様子をレポート!

 



アットホームな雰囲気に包まれたトークパート

会場となったカルッツ川崎は、満員御礼! 響声優のファンが集う中、今年9月より響所属となった若干14歳の新人・進藤あまねさんによる影ナレが響き渡る。噛み気味なナレーションにファンが声援を送るなど、早くも暖かな一体感に会場が包まれる中、いよいよイベントは開始。

メインMCを務める橘田さんをはじめ、三森すずこさん、佐々木未来さん、愛美さん、伊藤彩沙さん、西本りみさん、尾崎由香さん、相羽あいなさん、紡木吏佐さん、遠野ひかるさんがステージに登場。いずれも飾らぬ普段着っぽい衣装なのが印象的だ。

 

橘田いずみさん

 

三森すずこさん

 

イベント前半は、出演者達によるトークバラエティ企画「響のからさわぎ」が行われた。元ネタはもちろん有名トークバラエティ番組。ここでは、出演者達から事前にリサーチしておいた「響ファン感謝祭で話したいこと」というお題で盛り上がった。

「人生を変えた、もしくはオタクに引きずり込んだ原点の作品は?」という質問には、紡木さんが「家庭教師ヒットマンREBORN!」、相羽さんは「エヴァとONE PICE! 大阪から東京のサンシャインのイベントに遠征するくらいはまっていた」など、登壇者のルーツについて語られた。

また三森さんからは「昨日の晩ご飯は?」という質問が飛び出したほか、相羽さんからは「学力テストをしたい!」との提案があがった。「私をバカとかアホとか思ってると思うんですが、そんなことはない!」と言い張る相羽さんだが、原付免許試験に2回落ちていることが共演者から明かされ、一同もびっくり&爆笑! まるで楽屋トークをのぞき見しているかのような、プライベートな話題に観客席からも笑いが巻き起こった。

 

相羽あいなさん

 

佐々木未来さん

 

次は「チーム対抗ごほうび争奪バトル」のコーナーだ。

このコーナーは、紅白の2チームに分かれた出演者が、ごほうびを巡ってバトルを繰り広げるというもの。

ルーレットで「チームY(Yはヤングの略)」もとい紅組は遠野さん、伊藤さん、紡木さん、愛美さん、佐々木さんの5名。対する白組に橘田さん、三森さん、西本さん、尾崎さん、相羽さんの5名が分かれ、大縄飛び勝負の挑戦!

当初は若さあふれるチームYが25回跳ぶことに成功し勝利を決めるかと思われたが、意外(?)にも白組が38回も跳ぶことに成功! 見事に年上チームが1勝をあげた。しかし、その後、橘田さんはしばらく「ハァハァ」と激しい息切れが止まらず司会もままならず。

そんな姿に、観客席からも笑いが巻き起こった。

 

愛美さん

 

伊藤彩沙さん

 

次の勝負は「早口言葉リレー」。声優なら避けては通れない早口。順番に「かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ 合わせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ」と早口を言って、より早く最後のひとりまで言い終えられたら勝ちというこの勝負では、やはり経験の長いメンバーが多い白組優勢かと思いきや、尾崎さんがまさかの足踏み! 思いの外、時間がかかってしまい、今度は紅組の勝利に終わった。しかし、かわいくはにかむ、もといおざぴゅあ、もとい尾崎さんの姿に、誰もがおもわずなごんだことは記しておきたい!

尾崎由香さん

 

西本りみさん

 

最後はスプーンにピンポン球をリレーするという、「スプーンリレー」勝負だ。勝負は拮抗。そんな中、紅組のアンカー・佐々木さんがゴールを決めるかと思いきや白組の橘田さんが驚異の追い上げを見せる。そして、ほぼ同時にゴールかと思われたが、わずかに橘田さんが井リード! みごと白組を勝利に導いた。

 

というわけで、最終的に白組がごほうびをもらえることに。プレゼンターとしてステージに登場したのは進藤さん。フレッシュながらも堂々たるふるまいを見せる進藤さんに、「度肝を抜かれてます」と橘田さん。響の新たな人材の活躍に、期待がつのるというものだ。

 

紡木吏佐さん

 

遠野ひかるさん

 

進藤あまねさん



ひと足早い忘年会!? なカラオケステージ

さてイベント後半戦は、出演者によるカラオケ大会だ。

ステージ上にはソファやテーブルなどが設置され、タンバリンも用意されるなどすっかりカラオケボックスらしくなったところで、さっそくトップバッターの伊藤さん&相羽さんが「行くぜっ!怪盗少女」(ももいろクローバーZ)を披露。メンバーのコールの部分を「あやさ!あいな!あやさ!あいな!」と2人の名前を連呼するところに笑いが巻き起こるも、まさに「ももクロ」ばりの振り付けをはじめ、「ソバット」の歌詞のところで相羽さんがキレのいい回し蹴りを決めたり、間奏部分で伊藤さんと激しいバトルを繰り広げたりと見ごたえ満点! カラオケ大会の幕開けを元気よく盛り上げた。

 

 

次は愛美さんと三森さんによって「アナと雪の女王」の劇中歌「扉開けて」が披露された。アナ役を三森さん、ハンス役を愛美さんが担当。ミュージカル経験者の三森さんと声を低く抑えた愛美さんのデュエットは、セリフもバッチリでまるで宝塚!? 愛美さんいわく「みもりんならディズニーかなと思って」とのことだが、愛美さんの歌声も本当にかっこいい! 2人の芸達者ぶりに会場からは大きな拍手があがった。

 

 

アダルトな魅力で会場を魅了したのが佐々木さん・橘田さんによる「DESIRE」(中森明菜)。この曲は「橘田さんと歌うなら、橘田さんの十八番であるこの曲を歌いたい」という佐々木さんからのリクエストだそうで、セクシーを教えてもらいながら練習したそうだ。その言葉通り、大人の魅力全開で歌う2人の歌声にあわせて、共演者たちからは「はぁ、どっこい!」の合いの手が。どことなく昭和なノリで盛り上がるカラオケコーナー中盤であった。

 

 

次は西本さん、遠野さんによる「そばかす」(JUDY AND MARY)。この曲では元気いっぱいの歌声だけでなく、2人が出演した舞台での振り付けを取り込んで、息の合ったパフォーマンスをみせてくれた。

 

ラストを飾るのは、尾崎さん、紡木さんによる「さくらんぼ」(大塚愛)。女子力高めな楽曲ということで、2人の魅力もいかんなく発揮。そして観客も一緒になっての「もう一回!」コールで、この日一番の盛り上がりを見せ、カラオケコーナーは終了となった。

 

 

最後にプレゼントがあたる抽選会を行い、イベントはエンディングへ。

遠野さん、紡木さんの新人2人は「なんとも濃い先輩に、負けないようにがんばらなければ」と今後の活動に向けての意気込みを語ったほか、相羽さんは「響に入れてよかった!」とコメント。これに対して、三森さんは「響は声優事務所なので、今度は朗読劇などをやりたいな。本業を忘れてはいけないと思いました。We are not 芸人!」と響愛あふれる先輩らしいコメントを述べた。

最後に、司会を務めた橘田さんは、「2009年には私しかいなくて、響はラジオ会社のおまけとして作ってもらったような事務所だったんです。それが今は11人に増えて、お母さんのような気持ち。響は本当に家族感が強いので、こういう暖かい家族ができたのが嬉しいです」と語り、「これからも声優として」事務所一丸となってがんばっていくとコメント。


最後に「We are 響ファミリー!」と、家族愛あふれるかけ声でイベントは終幕を迎えた。

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