2019年のアニメ聖地巡礼はここに決定!「全世界のアニメファンが選んだ『訪れてみたい日本のアニメ聖地88』」が発表に!

2018年11月01日 12:050

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2019年版)」が、2018年10月29日、「第31回東京国際映画祭」開催中の六本木ヒルズにて発表された。

2018年10月29日、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2019年版)」の発表会が、「第31回東京国際映画祭」開催中の六本木ヒルズにて行われた。

一般社団法人アニメツーリズム協会は2016年9月に設立。全世界のファンからの投票に基づき「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)」を2017年8月に初めて選定し発表している。新しいアニメ作品や地域の盛り上がりなどを反映させていくため年ごとの更新が行われていくとのことで、今年がその2回目となる。
富野由悠季、田中れいならが登壇「全世界のアニメファンが選んだ『訪れてみたい日本のアニメ聖地88』」発表会レポート

「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2019年版)」を決定するにあたり、2018年6月から8月に「アニメ聖地投票」を実施。2016年7月~2017年6月に行われた投票では国内40%、海外からの投票が60%であったが、今年の結果は国内が25%、海外からの投票が75%となり、2019年版は前年にくらべ、さらに海外の比率が伸びを見せた。

また、台湾、中国、香港、韓国などの上位を占めるアジア各国だけではなく、メキシコやアルゼンチンのような南米諸国、イタリアやスペインのようなヨーロッパ諸国まで幅広く、75の国と地域から票が投じられた。

▲1位は台湾、2位が中国、3位が香港、4位に韓国、5位がタイ、6位マレーシア、7位アメリカ、8位フィリピン、9位メキシコ、10位シンガポール。さらにイタリア、カナダ、スペイン、インドネシア、イギリス、アルゼンチン、ドイツ、ベトナム、オーストラリア、フランスと続く。


昨年の同発表会では「機動戦士ガンダム」などを手がけたアニメ監督であり、アニメツーリズム協会会長の富野由悠季さんから「もう少し北海道地域をアニメの力で盛り上げられたらと思います。」との発言があったが、今年はそれをふまえてか、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」、「僕だけがいない街」、「天体(そら)のメソッド」、「薄桜鬼 真改」といった北海道を舞台にした作品も選出されており、昨年からさらにブラッシュアップされたリストが完成したことがうかがえた。




発表会には、中国大連出身で在日中国人アニメ聖地KOL(キーオピニオンリーダー)のビンビンさん、株式会社KADOKAWA取締役会長でアニメツーリズム協会理事長の角川歴彦さん、新聖地に決定した群馬県館林市の須藤和臣市長、埼玉県和光市の松本武洋市長、福島県伊達市の須田博行市長らが登壇し、新聖地に選出された喜びや意気込みを語った。

▲群馬県館林市・須藤和臣市長/埼玉県和光市・松本武洋市長/福島県伊達市・須田博行市長

最後に、この日は登壇のなかった富野さんも壇上へと上がってのフォトセッションも行われ、発表会は終了となった。


今回の発表を機に、日本のアニメの力を活かしたインバウンドの促進など、アニメ作品、そして舞台となった「聖地」のさらなる活性化に期待が高まる。

この日発表された公式キャラクター。名前はまだない。

画像一覧

ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。