第31回東京国際映画祭 特別招待作品「PSYCHO-PASSサイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰 &Case.2 First Guardian」のワールドプレミア上映イベントが、2018年10月27日(土)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催された。
「PSYCHO-PASSサイコパス」は、人間の心理状態を数値化し管理する近未来社会を舞台に、正義を問われる警察機構を描くオリジナルSFアニメーション。 大ヒットを記録した刑事ドラマ/映画「踊る大捜査線」シリーズの本広克行さんを総監督に、「劇場版BLOOD-C The Last Dark」の塩谷直義さん(監督)、ゲームなどでもおなじみの虚淵玄さん(シリーズ構成・脚本)、「REBORN!」原作者の天野明さん(キャラクター原案)という豪華スタッフによる近未来警察機構の物語として2012年10月~2013年3月にフジテレビ「ノイタミナ」枠にてテレビアニメとして放送。ノイタミナ作品らしい深い人間ドラマと先の読めない展開で人気を獲得し、2014年10月にスタートした第2期は、第1期の最終話から1年半後を舞台にした物語が、そして2015年1月に公開された劇場版では完全新作ストーリーが描かれ、それぞれ話題となった。
今回、第31回東京国際映画祭 特別招待作品として「PSYCHO-PASSサイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰 &Case.2 First Guardian」のワールドプレミア上映イベントが10月27日(土)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催され、狡噛慎也(こうがみしんや)役の関智一さん、宜野座伸元(ぎのざのぶちか)役の野島健児さん、そして塩谷直義監督が登壇し、舞台挨拶を行った。
まずは本作について、完成しての感想が尋ねられたが、塩谷監督は「Case.3」の制作中とのことで、仕事の合間をぬって本イベントに登壇したと、制作事情を明かす。しかし、そんな制作まっただ中のスタッフとは対照的に、キャストの2人からは、2017年の夏頃にはすでにアフレコを終えていること、そしてそのアフレコの際、キャストが手にしていた台本にはサブタイトルの「Sinners of the System」の表記がなかったことが明かされると、会場からは驚きの声があがる。
なお、11月5日(月)には劇場アニメ3部作「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System」3つの物語のキーワードが散りばめられた予告編が解禁となったほか、11月9日(金)より対象劇場にて、劇場購入特典のオリジナルクリアポストカード付き、3作品綴り前売り券(ムビチケ)販売が開始となるので、ぜひチェックしていただきたい。
■「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System」予告編解禁
【作品情報】※敬称略
■PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰 2019年1月25日(金)より公開