「まどマギ」の悠木碧・斎藤千和コンビが母娘役で共演、ダンロップの短編アニメ「ROAD TO YOU ~星降る丘の約束~」が公開!

2018年10月04日 14:540

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「魔法少女まどか☆マギカ」で息の合った演技を見せた、斎藤千和さんと悠木碧さんコンビが母娘を演じる、短編アニメーション「ROAD TO YOU ~星降る丘の約束~」がYouTubeで公開された。
10月3日に公開された動画だが、視聴回数はすでに90万回を突破しており、タイヤのCMながら“ハイクオリティすぎるアニメ”と話題を集めている。

「ROAD TO YOU ~星降る丘の約束~」は、ダンロップのタイヤ「WINTER MAXX 02(ウインターマックス ゼロツー)」のPRとして制作されたアニメーション動画。冬の北海道を舞台に親子3人の絆と愛情が描かれている。

キャストには、20歳の誕生日を迎える主人公・ゆい役に悠木碧さん、母親役に斎藤千和さんという、「魔法少女まどか☆マギカ」の名コンビが再び共演。そして、「僕のヒーローアカデミア」の爆豪勝己役で人気を博した、岡本信彦さんが父親役に初挑戦。成人した娘の姿を見ることなく天国へ旅立ったという父親を演じている。

柊ゆい(CV:悠木碧)
活動的で元気な女子大生。実は理工学部で、まだ教養課程だがエンジニアになるのが夢。さっぱりした実用的な服装を好み、北国出身らしいやさしさと理系っぽい割り切りを併せ持つ。明るい性格から男女問わず人気者だが、実家から出たことがないせいか寂しがり屋でもある


柊深雪(CV:斎藤千和)
いたずら好きの一筋縄ではいかないお母さん。人生経験豊富で、かなり男前な性格。悲しい時ほど、人にやさしく接することのできる人。本好きで、天体についての本に影響されて参加した天体観測ツアーでお父さんと知り合った


柊悠人(CV:岡本信彦)
天体好きのちょっとロマンチストなお父さん。北海道の天文台で研究に勤しみつつ、コメットハンターとしても活動していた。ゆいがお母さんに叱られると、書斎に誘って一緒に本を読んでいた。その本がゆいを理系に向かわせた一因となっている


そして制作スタッフには、「革命機ヴァルヴレイヴ」「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」で監督を務めた松尾衡さんが監督・コンテ・音響監督を兼任。キャラクター原案はジブリ出身のアニメーターで漫画家としても活躍するやぼみさんが担当した。さらに、人気ボカロ楽曲「シャルル」「雨とぺトラ」「レディーレ」など投稿してきたボカロP“バルーン”ことシンガーソングライターの須田景凪さんが音楽・主題歌を手がけている。アニメーション制作は「機動戦士ガンダム」シリーズや「ラブライブ!」に携わったサンライズが行っている。

実力派声優と豪華スタッフがおくる、この短編アニメをぜひチェックしていただきたい。


なお、悠木碧さん、斎藤千和さん、岡本信彦さんのオフィシャルインタビューが到着したので紹介する。

【オフィシャルインタビュー】

――「ROAD TO YOU ~星降る丘の約束~」を視聴した感想をお聞かせください。

悠木碧(以下、悠木) 収録したので内容を知っていたはずなのに、うっかりウルッとしてしまいました。収録段階の絵でも十分に温かみが伝わってきましたが、細部まで書き込まれ音楽や効果音が入ることでさらに、温もりが込められ、本当の意味で完成したように思います。雪の景色を温かく感じさせるってすごいですよね。

斎藤千和(以下、斎藤) 親の愛というのはこの世から肉体が消えてもなお、残り続けるものなのだなぁ、と。私自身も子どもがいるので、今はその気持ちがよく分かって心臓がぎゅーっとなりました。

岡本信彦(以下、岡本) 当然ですが、ダンロップさんなのでタイヤの作画がきれいでした! 物語のほうはショートストリーの中に、親と子の感情が凝縮され、心が揺さぶられる作品になっていました。

――それぞれのキャラクターを演じるにあたって、どんなことを意識して収録に臨みましたか?

悠木 特別にならないように。誰よりも普通で、だからこそみんなに共感してもらえる娘になればいいなと思い演じました。両親に愛情をたくさん注がれて育っている子なので、その感じも出せたらいいな、なんて考えました。


斎藤 お母さんはすでにお父さんが亡くなったことをある程度消化できていると思ったので、悲痛にならないように意識しました。あくまでも娘の誕生日に幸せなプレゼントを贈る手助けをするつもりで温かく演じることを心掛けました。

岡本 初めてパパ役をやらせていただいたと思います。手紙のシーンは、悲観的ではなく明るく前向きに読んでくださいという演出があったので、きっと笑顔のたえないパパさんだったのだろうと思っています。その雰囲気が少しでもお伝えできていればいいなと思います。


――物語の中で、特にお気に入りのシーンや印象的なセリフがありましたらお聞かせください。

悠木 おぼろげになっていた記憶が鮮明になってくる、望遠鏡に数値を入力するシーンがとても印象的でした。人って、人の声から忘れてしまうらしいんです。だから、ずっと前にお別れしたお父さんの声が、ちゃんとユイの中に刻まれていたのは、特に泣かせるシーンではなかったんですが、感動してしまいました。

斎藤 父娘で望遠鏡をのぞくシーンです。この時にはすでに病気のことがわかっていたであろうお父さんが「おまじない」に込めた、ある種の執念にも似た強い願いが胸にグッと迫ってくるので好きなシーンです。


岡本 あまり出番はなかったのですが、その中でも家族3人で星を見にきているシーンが平和で好きです。セリフは「見守っている」というセリフが好きですね。

――本作品をご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

悠木 ドライブにいく、と想定した時、皆さんは、自分の隣に誰を想像したでしょうか?家族?恋人?友人?例えば 1 人だったとしても、貴方は誰かにとって大切なひとりだと思います。そんなことを思い返してもらえたらうれしいです。そして、大切な命を運ぶ旅のおともに、ぜひ WINTER MAXX を!

斎藤 少し切ないですが、これは悲しいストーリーではなく父から子へのあせない想いの物語です。誰かを想うことの温かさと親の愛の強さを感じていただけたらうれしいです。

岡本 短いながらもステキな雰囲気のアニメに仕上がっています。何度でも繰り返し見ていただけたらうれしいです。もちろん、タイヤの作りこみも注目してみてください。



【動画情報】
■「ROAD TO YOU ~星降る丘の約束~」

・楽曲:「レソロジカ(アニメ ver.)」(作詞・作曲 須田景凪)
・公開開始日:2018 年 10 月 3 日(水)22 時
・動画URL:https://youtu.be/JslkbEzI_b4
・特設サイトURL:https://tyre.dunlop.co.jp/roadtoyou/

<スタッフ>
アニメーション制作:サンライズ
キャラクター原案:やぼみ
監督・コンテ・音響監督:松尾衡
音楽:須田景凪

<キャスト>
柊ゆい:悠木碧
柊深雪:斎藤千和
柊悠人:岡本信彦

<ストーリー>
20歳の誕生日を迎える日、突然母に誘われて天文台へ行くこととなった女子大生のゆい。雪道の中、たどり着いた目的の場所で、ゆいは父と幼い頃、毎年誕生日にこの天文台を訪れて、天体観測していたことを思い出す。

昔、ゆいが父と星を見る時、必ず行っていた儀式――北極星を捉えた後、「ロクロクヨンサンハチゴ」の場所に望遠鏡の目盛りを合わせる――すると、かつては見えなかった星が、なぜか今はくっきりと見えるようになっていた。

亡くなった父が残した手紙を母から渡されるゆい。

そこには、ゆいが生まれる前に 20 年周期の彗星を見つけたこと、その星を成人したゆいと見たかったこと、そしてその願いが叶わなくなることが記されていた。

「星って、発見者の名前が 3 人まで同時につけられるんだって。一緒に発見して、あなたへのプレゼントにしたいって」と語る母。

父からの“時間を超えた愛”に、ゆいは涙を流す。

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