キャストの生朗読にファンも感涙！ TVアニメ＆舞台化決定の「pet」プロジェクト発表会レポート！

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三宅乱丈さんのマンガ「ペット　リマスター・エディション」（KADOKAWA刊）を原作とするTVアニメ「pet」の続報、および舞台化が2018年9月24日開催のプロジェクト発表会にて明らかになった。

本作は⼈の脳内に潜り込み、記憶を操る能⼒を持った「pet」（ペット）と呼ばれる少年たちの過酷な運命を描いた作品。

監督を務めるのは、本作に出会ってから10年以上、映像化を切望していたという⼤森貴弘さん。シリーズ構成は、「夏⽬友⼈帳」でタッグを組んだ、村井さだゆきさん。さらに、アニメーション制作は「虐殺器官」、「刻刻」と注⽬作品を⼿がけたジェノスタジオが担当する。

本作のアニメ化は2018年3月に発表。続報が待たれていた。

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今回の発表会は、まず舞台化の情報から発表。舞台「pet」にて主人公・ヒロキを演じる植田圭輔さんによる本作をイメージさせる朗読からスタート。幻想的なビジュアルとBGMが気分を盛り上げる。

次いで、改めて植田圭輔さん、悟役の谷佳樹さん、林役の萩野崇さんが登壇（司役の桑野晃輔さんはスケジュールの都合で情報のみ公開）。舞台版「pet」を演じるにあたり、生半可な芝居では舞台化する意味がない、という意識で臨みたいと語る植田さん。谷さん、萩野さんも同様に舞台に向けての意気込みを語った。

また壮大なスケールの作品だが、舞台に不可能はないとは植田さんの弁。どのようなステージを見せてくれるのか、期待が高まる。

舞台版のキャストが降壇したところで、突然スクリーンに新たな映像が流れる。ここでサプライズ的にアニメ版「pet」のキャストが初公開された。

主人公・ヒロキは舞台版と同じく植田さん、司役は谷山紀章さん、悟役は小野友樹さん、林役は加瀬康之さんが務めることが発表された後、一同がステージに登場。会場に集った一般観覧客の間からは、驚きと喜びの声が巻き起こった。

今回発表されたキャストの中でも谷山さんは、雑誌連載当時から本作を読んでいたガチ勢のファンとのこと。特に熱く意気込みを語ったばかりか、共演者一同に対しても力強くエールを送るなど、その熱意は本物！

また、小野さんは本作のキーワードが「タニ」「ヤマ」ということで、頭の中が谷山さんでいっぱいと笑いをとる一方、自身が演じる悟は二面性が難しくもあり楽しいキャラでは、とこれから始まる収録への期待感を語った。

この日のサプライズはこれだけではなかった。キャラクターデザイナー・羽山淳一さんによるキービジュアルの公開のほか、キャスト陣による原作マンガの印象的なセリフの朗読が行われ、会場に駆けつけたファンを喜ばせた。全員、このステージで初めてキャラクターを演じたそうだが、すでにばっちりキャラクターのイメージを掴んでいた様子。林役の加瀬康之がそ後悔を吐露するシーン皮切りに、ヒロキ役の植田圭輔と司谷山紀章が明るく将来を語り合うシーンやそれぞャラクタ想いす違など、様々場面を感情豊かに表現。あまりの迫真の演技に、思わず感動して涙してしまうファンもいた。

最後に、2018年12月5日から行われる舞台の公演情報や 2019年公開の舞台第2部のチケット販売情報などが公開され、出演者一同が再登場。植田さんによるあいさつで発表会は終了となった。

【アニメ版情報】

<スタッフ >

原作：三宅乱丈『ペット リマスター・エディション』（ビムコミック／ リマスター・エディション』（ビムコミック／ KADOKAWA刊）

監督：大森貴弘 ／ シリーズ構成：村井さだゆき ／ キャラクターデザイン：羽山淳一

制作：ジェノスタジオ ／ 製作：ツインエンジン

<キャスト>

ヒロキ：植田圭輔 ／ 司：谷山紀章 ／ 悟：小野友樹 ／ 林：加瀬康之

【舞台版情報】

<スタッフ>

原作：三宅乱丈『ペット リマスター・エディション』（ビームコミックス／KADOKAWA刊）

協力：ＴＶアニメ「pet」

総合監修：なるせゆうせい ／ 演出・脚本：伊勢直弘 ／ 制作：オフィスインベーダー

製作：舞台「pet」製作委員会

<キャスト>

ヒロキ：植田圭輔 ／ 司：桑野晃輔 ／ 悟：谷佳樹 ／ 林：萩野崇

【公演情報】

■舞台「pet」-壊れた水槽-

2018年12月5日（水）から12月9日（日）まで草月ホール（東京・赤坂）にて開催。

■舞台「pet」-虹のある場所-

2019年公演予定。