ポップでキャッチ-! だけどちょっぴりハード? 「ハッピーシュガーライフ」OP「ワンルームシュガーライフ」でメジャーデビューのナナヲアカリ・インタビュー!【新人さん、いらっしゃい!第7回】

2018年08月22日 12:000
ポップでキャッチ-! だけどちょっぴりハード? 「ハッピーシュガーライフ」OP「ワンルームシュガーライフ」でメジャーデビューのナナヲアカリ・インタビュー!【新人さん、いらっしゃい!第7回】

日々多くのアニメソングが発表される今日この頃、アニメソングを歌う期待のニューカマーも続々登場している。そこで、アキバ総研的に気になる「新人さん」に突撃インタビューする連載! それが「新人さん、いらっしゃい!」。

今回登場するのは、2018年8月22日に「ワンルームシュガーライフ」でメジャーデビューするナナヲアカリさん。「原宿発・社会不適合系ダメポップを提唱する“ダメかわ”ガール」を自称する彼女ならではの、ポップ&ヘヴィな1曲となっている。

 

今回の楽曲は、アニメ「ハッピーシュガーライフ」OPテーマとしてもすでに放送されており、注目を集めている1曲。アニメも大好きという彼女に、アニメソングに対する思い入れや楽曲の制作裏話をたっぷり語っていただいた!
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エンターテインメントになりたかった――シンガー・ナナヲアカリができるまで

――すごく弾けた楽曲を歌っているナナヲさんですが、ご本人はすごく落ち着いてらっしゃって意外というか(笑)。

 

ナナヲアカリ(以下、ナナヲ) あはは(笑)。たぶん今は50層くらい猫をかぶってます。

 

――歌を歌ったりステージに立つとスイッチが切り替わるタイプですか?

 

ナナヲ ライブを見に来てくださる方からは、よくそう言ってもらえるんですけど、ちょっと違うところにいるから調子に乗れるみたいな。あとは慣れてくるとスパッと悪口とか言っちゃう感じなんですけど、人見知りするとすごくいい子っぽくなりますね。

 

――そんなナナヲさんなんですが、まずはデビューに至るまでのお話をうかがいたいと思います。

 

ナナヲ 大阪出身で、中高一貫校に通っていたんですけど、通っていた中学校が本当に刑務所みたいな学校だったんです。校則もめちゃめちゃ厳しくて、一番ダサい長さの白靴下とスカートじゃないと絶対に怒られるみたいな感じで。

ちょうどその頃――小6から中1の頃に、ちょうどYUIさんがテレキャスターをもって「BLEACH」の主題歌「Rolling star」を歌っていて、それを見てめちゃめちゃかっこいいと思ったんです。当時はギターとかバンドとか全然知らなかったんですが、それを見た時に「めちゃめちゃかっこいいやないかい!」と思って、お母さんにお願いしてYUIさんと同じ赤のテレキャスターを誕生日に買ってもらったんです。

それからギターを弾き始めて、そのうち「コード3つで歌を作れるじゃん」とか思いながら作曲を始めて、中3の時かな? 学校外でバンドを組みました。そのバンドは高校に入っても続けて、部活とか入らずに学校外のスタジオで練習したりライブに出たりしてました。

 

――かなりアクティブですね。

 

ナナヲ ただその時のメンバーが2つ年上だったんで、私が高2の時にみんな大学とかに入って、今後は就活とかでバンドを続けられなくなるかも、って話になったんですよね。それで「結局続けられなくなら、今やめても一緒だ」とか思って解散しちゃったんです。

でも、部活にも入らずにずっとスタジオとライブばかりしてたから、あまりにもやることがなくなって。かと言って学校生活が楽しいわけじゃないし、今から部活に入るのも厳しい。さて、どうしようと思ってた時に、お母さんが「ぼっちオーディションがあるよ」って教えてくれたんです。

ちょうどその頃、所属事務所のSMA(ソニー・ミュージックアーティスツ)がソロ限定オーディション「Bocchi」っていうのをやってたんです。で、「ぼっちって今のあんたやん」ってお母さんから言われて、「そうか」ということで簡単なデモを送ったんです。ただ、その後、特に連絡もないから「そうだよな」って思って、すっかり忘れた頃に「受かりました」って連絡が来たんです。

 

――おお!

 

ナナヲ それで2次、3次って進んで、ご縁があってレーベルとも契約させていただいて、みたいな感じです。

その頃は神戸の大学にも通っていたんですけど、兄が頭がよくてちゃんといい大学に行ってたのに対して、私はちゃらんぽらんな感じだったんで、お母さんも「もう大学行かないで、東京に行って好きなことやったほうがいいじゃん」って言ってくれたんです。それで、すごく厳しいお父さんも説得して、こっちに出てきました。

 

 

――YUIを聴いた時にまさに人生が変わったんですね。それまでは音楽経験とか、好きな歌とかありましたか?

 

ナナヲ 家にピアノとめちゃめちゃ安いアコギはあったんですが、全然弾き方とかわからなかったし、触ってはいたけど「いろは」もわかんない状態でしたね。

それ以前に好きな歌は、周りがけっこう聴いていたからavex系が好きで、あとオレンジレンジがめちゃくちゃはやってたから聴いてましたね。それこそオレンジレンジって「NARUTO」とか「BLEACH」の主題歌をずっと歌ってたじゃないですか。小学生の頃からアニメがすごく好きだったので、そのCDを買ってすごい聴いてましたね。

 

――もともとアニメは好きだったんですね。

 

ナナヲ 小さい頃からアニメがめちゃめちゃ好きで、初恋は「デジモンアドベンチャー」のヤマトくんなんですよ。幼稚園の年長組の頃ですかね。なんだ、あのイカした服装! って。年長組の私からしたらお兄さんだし、めちゃめちゃしっかりしてるし、大好きでした。あと「おジャ魔女どれみ」も好きでした。

あとは小学3年生の夏休みの時に、「朝のこども劇場」みたいな枠で「幽遊白書」とか「スラムダンク」を再放送していた時期があって、毎日欠かさず見てました。そこで「少年ジャンプ」に目覚めてしまいました。中学校に入ってからはアニメ好きの友達ができてアニメの話をするようになり、深みにはまっていって(笑)。中学の頃が一番すごかったかも。

 

――好きだったアニメソングとかありますか?

 

ナナヲ ボカロ曲とかも好きだったんですけど、アニソンだと絶対に「もってけ! セーラーふく」「恋愛サーキュレーション」「プレパレード」とかカラオケで踊りながら歌ってました。かわいくて速めの曲が好きで、「けいおん!」だったら澪よりも唯ちゃんの曲を歌うみたいな。今も好きで歌ってますけど。

 

――バンド時代はどんな音楽をやっていたんですか?

 

ナナヲ 残響系っていうのかな? 轟音が鳴っている中に声が乗ってくるみたいな。すごいカオスな感じでした。今の音楽性とは全然違ってて、ボーカルは左端にいるみたいな(笑)。

もともとギターを弾き始めた頃は、暗くてエモい感じの音楽が好きだったんです。

でも東京に来て1人でやるってなった時に、デビュー前に「歌ってみた」とかでいろいろと歌ってみた結果、「自分に合うのは絶対にこっちだ」ってわかる瞬間があったんです。好きな音楽はもちろん大事だけど、好きなこととやれることと、自分がやって人に喜ばれることって違うような気がして。自分がやれることをやっていったら結局それを好きになったし、……なんかエンターテインメントになりたかったんです。それに気づいたのは、やっぱりライブでお客さんの顔を見た時かな。たぶん、自分はこういうことをやりたいんだって思いました。

 

上京からインディーズデビュー、そして舞台「Fate」に出演!

――晴れて上京した後、インディーズデビューを果たします。

 

ナナヲ 最初に1人で音楽をやるとしたら何をやるだろうと思った時に、今までいつもバンドで行動していたから単独でのライブのやり方がわからなかったんです。だからひとまずネットで歌ってみるかなって「ニコニコ動画」とかで歌い始めたんです。それがインディーズデビューみたいな感じですね。

 

――その頃からすでにオリジナルを歌っていたんですか?

 

ナナヲ はい。「歌ってみた」系の曲も歌っていたんですが、それもオリジナルを出してから発表するようになりました。

 

――そこから徐々に人気が高まり、ついにCDをリリースされましたが、最初はTシャツと一緒に販売してたそうですね。

 

ナナヲ なんでそんなことになったかというと、私が古着屋さんで働いていたからなんです。大きなサイズの服が好きで、上京してきた時に大きい服を置いてる古着屋さんに迷い込んだ時に、そこの店長さんから「バイトしてる? ちょっと今人手が足りないから働いてもらえます?」って誘われて(笑)。

 

――いきなりスカウトされた(笑)。

 

ナナヲ 「大きい服が似合うから」って。メンズの古着屋さんだったんですけど女の子の店員がいなくて、ちょうど欲しかったみたいなんです。「さすが原宿!」「履歴書を書かずにバイトが決まった!」って(笑)。そのオーナーも音楽が好きだったんで、「全然手伝うよ」って話になって、そのお店でCDを売ることになったんです。

 

――そして、昨年には舞台「Fate/Grand Order THE STAGE -神聖円卓領域キャメロット-」でマシュ・キリエライト役を演じられました。

 

ナナヲ 「Bocchi」オーディションを受けた時に、私が「Fate/ZERO」と「シュタインズゲート」がめちゃめちゃ好きだって話を、熱く語っていたんですよ。お前、歌のオーディションに来たんだろってくらいに(笑)。

それを猛烈に覚えていた方がいて、「アカリちゃん、『Fate』好きだったよね」って声をかけてくれてオーディションを受けることになったんです。その後オーディション担当の方が「あ、マシュだ」って思ってくださったみたいで、メジャーデビュー前に出演が決まりました。

 

――その舞台では歌も披露されたんですか?

 

ナナヲ はい、歌いました。その時は主役のベディヴィエールとマシュでミュージカルっぽく歌いました。いつも歌ってる歌とは全然違ったので難しかったですね。普段はBPM140以下の歌はあんまり歌わないんですが、「Fate」はシリアスな感じでテンポもすごく遅くて。BPM90くらいだったかな。テンポを倍にしたい!みたいな(笑)

 

舞台「Fate/Grand Order THE STAGE -神聖円卓領域キャメロット-」公式サイトより

 

上京時に読んでいた「ハッピーシュガーライフ」主題歌を作るということ

――そんな紆余曲折があって、ついに今回「ワンルームシュガーライフ」でメジャーデビューを果たします。最初にデビューの話を聞いた時の感想はいかがでしたか?

 

ナナヲ なんか実感がなかったし、まずメジャーデビューとインディーズデビューの違いがわかってなくて。で、「ハッピーシュガーライフ」の主題歌になるって聞いたんですが、私、もともと原作を知っていたんです。上京する時、大阪で新幹線に乗る前に本屋さんで買った漫画が「ハッピーシュガーライフ」だったんです。

 

――じゃあ一緒に東京に出てきた作品が「ハッピーシュガーライフ」だった。

 

ナナヲ そうです。だからめちゃめちゃびっくりして、ひそかに心が躍りました。

 

――作品のどういうところに惹かれましたか?

 

ナナヲ まず「ハッピーシュガーライフ」って何だ!?っていうところですよね。表紙がけっこう強烈じゃないですか。まず1巻のさとうちゃんの目が怖い。絵はかわいいし、タイトルもポップなのに、目がめちゃめちゃ怖いっていうのが意外で好きな感じ。で、中身をパラ見したら、かわいい女の子がいてめちゃめちゃ今風だなって最初は思ったんですけど、まさか(愛情を注ぐ)相手が女の子と思わないじゃないですか。だから「やばい漫画を見つけた!」「新刊が出たら絶対に買おう!」っていうのは、すでに新幹線の中で思ってました。

 

――特に印象に残ったシーンとか覚えていますか?

 

ナナヲ 1話の最後ですね。「あ、殺めてるんだ……」って。かわいいと怖いが同居してて、最初から衝撃的でした。好きなところは、さとうちゃんが本当にかっこいいところ。自分の守りたいものを守るために一線を超えられない人が多い中で、さとうちゃんは超えちゃうじゃないですか。そこがめちゃめちゃかっこいいなって。別に犯罪に手を染めたいわけじゃないですけど(笑)、あこがれますね。強いし、芯があるし、かっこいいって毎回思っています。

 

――さっきのオーディションの話とかもそうですけど、ナナヲさんもけっこうスパッと一線を超えて決断するタイプじゃないですか?

 

ナナヲ 自分でそれを意識したことはないんですけど、こうやってオーディション受けた、大学辞めた、東京に来た、って話をしていると、決断力がすごすぎるとはよく言われるんですよね。なんかあまり先のことを考えないんですよね。よくも悪くもね。パッと決めちゃう。

 

――それで後悔したこととかないですか?

 

ナナヲ 夜になると、ひとりでめちゃめちゃバッドに入るんですよ。「うわ~……」みたいなことは思うんですが、「後悔先に立たず」ってめちゃめちゃ天才的な言葉だなって思ってて、本当に先に立たないじゃないですか。夜、バッドに入って「うお~」ってなっても「でもどうしようもないよな」って。病んで病んで病み倒すんですが、「でもどうしようもなくね?」って。で、またライブしたりレコーディングしたり、自分が「これ、好きだな」って思うきっかけになったことすると元に戻れるんで、下がっては上がっての繰り返しなんですね。

 

――楽曲作りはすんなり進みましたか?

 

ナナヲ そうですね。インディーズの時に「ダダダダ天使」とか「インスタントヘヴン」とかでナユタン星人さんと一緒に曲を作らせていただいてて、その感じはメジャーデビューしたからって崩したくない。デビュー曲はナユタン星人さんとやりたい、という話になりました。でも、「ハッピーシュガーライフ」って楽しいだけじゃない作品だけど、大事なところはわかりやすい漫画じゃないですか。だから、いろいろありましたが、楽曲自体はすんなりできあがりました。

 

――楽曲は、ポップに始まったと思ったら早口のAメロになって、ヘヴィなバンドサウンドが来て、またキャッチーなサビ。という感じで、いわゆるナナヲさんの個性全部入りみたいな曲になっていますよね。そこはメジャーの一発目と言うことで意識しましたか?

 

ナナヲ はい。「ナナヲアカリ=早口の歌」みたいなのは、初めましての1枚なので絶対に入れたいなと思ったし、めまぐるしい展開も自分の持ち味だと思っているので、ぜひ入れたいなと思っていました。

 

――歌詞もアニメの世界とナナヲさんの世界が共存しています。

 

ナナヲ そこは大事にしました。アニメのためだけに歌っても、自分のことを表現しきれないかもしれないと思って、ナナヲの一面も入れて。もちろん「ハッピーシュガーライフ」の歌でもあるというところもすごく意識しました。

 

――歌詞で印象的なところ、自分で歌っていて楽しいのは?

 

ナナヲ 「"本当のあたしじゃない"とかさ もうどうだっていいよ」って言ってるのに、結局「やっぱ頂戴 どれもあたしなんだ!」と言い切ってしまうところとか。すごく展開が早くて、歌っててもここからすごいエモーショナルになってきて、レコーディング中もすごく気持ちが入っていきましたね。早くライブで歌いたいです。

 

――今回の制作で一番印象的だった事件は?

 

ナナヲ 歌詞作りがめちゃめちゃ大変で、レコーディングの日に、ナユタンさんと「この1行が決まらない!」「う~ん」って2時間くらい「これは!」というフレーズを探しましたね。かなりの難産、ナナヲ史上一番の難産でしたね。

 

――いきなりメジャーデビューの洗礼を受けたみたいな。

 

ナナヲ 本当にそうですよ。こんなに早く受けるとは思いませんでした(笑)。でもその分、メジャーデビューというものにしっかりと向き合うきっかけにはなりましたね。こんなに大事なものなんだ、と背筋の伸びる感覚がありました。すごく貴重な経験だったと思います。

 

――実際にアニメで流れた自分の歌を聴いた時の気分はどうでした?

 

ナナヲ 自分のことじゃないようでした。あ、なんかいいOPが始まったって(笑)。特に嬉しかったのが、瓶に入ったさとうちゃんとしおちゃんのシーンで「ナナヲアカリ」ってクレジットが出たところ。「出た!」みたいな。本当に書かれるんだ! 深夜アニメに自分のスポットやOPテーマが流れて「嘘でしょ!」みたいな。ずっと1ファンとして見ていたアニメに自分が関わっている、しかも名前が出る。「やばい!」って夜中に胸が躍ります。何回見てもいいんですよね(笑)。

 

――CMではキャラクターともからんでますよね。

 

ナナヲ 本当になんなんだって感じなんですけどね、あのCM(笑)。これが全国に流れてるんだって思うとじわじわきちゃいます。

 



個性あふれるカップリング曲たち

――カップリング曲についてもうかがいたいと思います。まず「なんとかなるくない?」。これはOKAMOTO'Sのオカモトショウさんが作詞、オカモトショウさんとオカモトコウキさんが作曲をされています。

 

ナナヲ OKAMOTO'Sさんと同じ事務所で、インディーズ時代にコウキさんにギターを弾いていただく機会があって、その時に「今度一緒に曲を作ろうね」って言っていただいたんです。その約束が早くも実現したのがこの曲ですね。

ある本を読んでて、その主人公の女の子に「あ、わかる」ってすごい共感したんです。机につっぷしていろいろ考えてたり、周りの子達を「つまんない」と思ってるのってすごくわかるし、私にもこういう高校生活があったなって思って、それをぱっと文章にしてショウさんにお渡しして作ってもらいました。

ちょうどその時に「パーティーソングが欲しいね」って話をしてたんですけど、ただのパーティーソングってナナヲアカリは絶対に歌わないんです。「盛り上がっていこう!」「人生ハッピーだぜ」みたいな歌って絶対歌えないし、口が裂けても言えないだろ、みたいな。思ったこともないし。だから、なんかパーティーソングなのに、めちゃめちゃ後ろ向きなんですよね。

 

――どちらかというとやけくそな感じで。

 

ナナヲ そう。脳内でやけくそな時ってないかなって。そんな楽しい曲になっています。

 

――そして「愛の歌なんて」。これはナナヲさんが作詞・作曲ですね。すごく胸に刺さる曲です。

 

ナナヲ これは上京して間もない18歳か19歳の頃、めちゃめちゃ「東京いやだ」って、やさぐれて尖っていた時期に書いた曲です。でも10代の頃ってそういう時期ありますよね。そこが聴いてくれる子に伝わればと思って。

 

――他の2曲に比べて直球な曲ですよね。飾り気がないというか。今、その頃の歌を歌うのはいかがでしたか?

 

ナナヲ すごく新鮮で、「ああ、こう思ってた!」って改めて思いました。デモ曲に入ってる10代の自分の声を聞きながら「うお~っ」て思いながら歌って。昔の自分もかわいいと思いましたね。歌詞とかも改めて見ると、めちゃくちゃ悩んでいたんだなって。今も別のことで悩んだりしてるんですけど、この時は確かに人間がみんないやだったなって。

 

――当時とは違う気持ちで歌いましたか?

 

ナナヲ 違う気持ちでしたね。もちろん当時の気持ちも思い出したんですけど、それとはまた違う、ちょっとその先を知った解釈というか。当時はただ怒っていただけなんですけど、本当は救いを求めていたんだろうな、という解釈を付け加えて歌えたと思います。

 

――今回のシングルはメジャーデビューに当たって、ナナヲさんの過去を振り返りつつ未来を見据えた1枚になっているように感じますね。

 

ナナヲ 確かにそうですね。昔のナナヲ、今のナナヲ、これからのナナヲが伝わる1枚になっていると思います。

 



精神的にくるようなアニメの歌が歌いたい!

――初回生産限定盤と通常盤にはライブ音源が入っているのもいいですね。ライブに行きたくなります。

 

ナナヲ 「ビビっちゃいない」を選んだ理由としては、アンコールの最後に「メジャーデビューなんかにびびっちゃいない!」って始めたんで、これはもう入れるでしょって(笑)。しかも「ビビっちゃいない」のひとつ前の「メルヘル小惑星」で大号泣してしまって、ファンのみんなが私の代わりに歌ってくれたんですよ。それからの「ビビっちゃいない」だから、めちゃめちゃグルーヴ感があったんです。これはもうすごい! って。だからこれは間違いなく入るでしょって。

「ダダダダ天使」は私の自己紹介ソングです。「もらった愛で飛ぼうと思うよ」「天使だから」「ハイ!」っていう歌詞は、絶対にぶれることのないメッセージだと思っているので、メジャーデビューの機会に入れさせていただきました。

 

――初回生産限定盤には「ワンルームシュガーライフ」のミュージックビデオが収録されるとか。

 

ナナヲ はい。今回、天使ちゃんと悪魔ちゃんが出てくれて、「ハッピーシュガーライフ」の世界観とリンクするような感じになっています。天使ちゃんの中にもモヤモヤがあって、そのモヤモヤが悪魔ちゃんになって、曲の終わりにはわかりあえるというエピソードになっていて、すごいいい感じです。かわいくてストーリー性もあって、ここエモい! っていうところがあります。

 

――今後もアニメソングは機会があれば歌いたいですか?

 

ナナヲ もう好きなので、ぜひ。

 

――どういう作品で歌ってみたいですか?

 

ナナヲ 「ハッピーシュガーライフ」みたいに精神的にくる作品。もしくは精神的にきながら戦うアニメがいいですね。精神的にくるのがポイントです。「う~っ!」ってなりたいです。

 

――ナナヲさん自身の楽曲も、精神的にくるのがポイントだったり?

 

ナナヲ 私は自分を「ポップに生きるダメ天使」って言ってるんですけど、ゴリゴリに精神に突き刺さる感じじゃなくて、「こいつ、めちゃポップに歌ってるけど暗くない?」みたいなのはいつも考えていますね。前向きすぎないというか、暗い一面もあるので、そこを聴いてほしいです。

 

――最後にメジャーデビューして1年後、ナナヲさんはどうなっていたいですか?

 

ナナヲ 「ナナヲのライブ、いいんだよ」「なんかいいこと言ってるんだよね」ってクチチコミで広がるような、誰かに語りたくなるようなライブをしていたいし、そういう曲を作り続けたいです。それって嘘じゃないと思うから。

 

――期待してます! 今回のシングルを聴いた時も「こんなすごい新人が出てきた!」ってみんなに言いたい気分になりましたから。

 

ナナヲ 本当ですか? 大成功だ!(笑)

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放送日: 2018年7月13日~2018年9月28日   制作会社: Ezo'la
キャスト: 花澤香菜、久野美咲、花守ゆみり、花江夏樹、洲崎綾、石川界人、井上喜久子
(C) 鍵空とみやき/SQUARE ENIX・ハッピーシュガーライフ製作委員会

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