浴衣姿で新曲を熱唱! 桃井はるこワンマンライブ「Momoi Haruko LIVE 2018 A Day In The Paradise」レポート!

2018年08月16日 17:140

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2018年8月12日、シンガーソングライター・桃井はるこさんのワンマンライブ「Momoi Haruko LIVE 2018 A Day In The Paradise」が、東京・世田谷区民会館ホールにて開催された。

今回のライブは8月8日にリリースされたニューアルバム「pearl」をひっさげて行われた、久々のワンマン。新曲はもちろん定番の人気曲も織り交ぜて、たっぷり24曲を披露した。

 

歌もトークもキレッキレ!のモモーイ!!

8月に開催されるワンマンライブとしては、実に12年ぶりという今回のステージ。と同時に、ワンマンライブ自体も久しぶりということで桃井さんこと「モモーイ」も気合い十分。

バッチリ夏めいた浴衣姿でステージに登場すると、サーフロック風味のグルーヴィーなサウンドが夏気分を盛り上げる「Romantic Summer」でライブはスタート! 

続いてビートロックナンバー「純愛マリオネット」、リゾート感漂うサマーチューン「キャピ夏☆HIGHてんしょん!」と季節感あふれる楽曲がライブの幕開けを飾った。

会場に集ったモモイスト(桃井さんのファンの総称)のテンションも、最初からいきなりマックスに! 桃井さんのイメージカラーである桃色のペンライト片手に、拳を振り上げ、コールもしっかり決めてくる。

 

 

今年の6~7月、「FIFAワールドカップ・ロシア大会」で世界中が盛り上がったことは記憶に新しい。桃井さんも、パブリックビューイングでサムライジャパンを応援したそうだ。そんなMCから始まったのは「勝利の女ネ申☆」。もともとは恋の歌だが、見方を変えれば世界を舞台に戦う人々への応援歌にも聴こえてくるこの曲。桃井さんの詞の深さを改めて感じずにはいられない。

 

またライブ当日は世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット94」の最終日でもあったことから、桃井さんのルーツのひとつでもあるオタク趣味についてもMCで語られる。そこでは、長い間オタクシーンを見てきた桃井さんならではの、切れ味鋭いコメントが飛び出し会場を沸かせる。

かと思えば、「セカイじゅうのAKIHABARAで」「D・I・Y ~キミ色に染めて~」といった、オタクシーンへの愛情を感じさせる楽曲を披露。

愛ゆえにビシッと語る桃井さん。裏表のないスタンスだからこそ、彼女はファンから愛され、信頼されているのだろう。

 

次いで披露された「Adolescence -rainy Taipei version-」は、「台湾に行った時、タクシーの中で流れてきた変な曲を思い出しながらアレンジした」という1曲。ファンにはおなじみの定番曲でもあるが、カラッと明るいチャイナ風アレンジが楽曲に新たな魅力をもたらしていた。

 



新曲、人気曲のオンパレードでアガりっぱなしの後半戦!

ライブ中盤からは、ニューアルバム「pearl」収録曲中心の展開に。

「Mr.silence」「どばと」「DIARY」「Back to the 80’s」など、多彩な新曲がライブを盛り上げる。なかでもオールドスクールなフォークソング風ナンバー「どばと」は、桃井さんの新境地を開いた1曲ではないだろうか。素朴なメロディとアコースティックギターの温かな音色、そして自然体で歌う桃井さんの歌声が最高のマッチングを見せていた。

 

また桃井さんのライブでは欠かせない必殺アイテム・ショルキー(ショルダーキーボード)も登場。「スペースラブ」では鮮やかな指さばきを披露。「カイト」では解放感あふれるサウンドに乗せて高らかに歌い上げ、「天空のスプライト」では力強く前向きな歌詞を熱唱。ライブ終盤に向けて、グイグイとテンションを上げていく。

 

 

そして、ここでクライマックスには欠かせない定番曲「LOVE.EXE」を投入! もはや桃井さんのアンセムソングといっても過言ではないこの曲では、モモイストたちも総立ち! 叫ぶ者、飛び跳ねる者、オタ芸を全力で決める者など会場は熱狂の渦に巻き込まれる。

しかし、ここで終わらないのが今日の桃井はるこだ。

 

 

競馬愛を感じさせる「Paradise Derby」、2018年という中途半端な年代を歌った語る「404-Not found-」、熱いバンドサウンドが光る「Paradise Shift+」といった新曲を立て続けに披露し、さらにフロアを盛り上げた。

 

本編最後に歌ったのは「ゆめのばとん」。

「誰にもふりまわされないで 君だけの好きやときめきに素直でいて」

桃井さんの思いが詰まったメッセージが、ライブ本編のラスト鮮やかに彩った。

 

アンコール曲「星空ダンシング」まで、ほぼノンストップで駆け抜けた桃井さんは、「ワンマンって好き勝手にできるからいい!」とワンマンライブの楽しさを改めて確認した様子。

終始大きな盛り上がりと熱気に包まれながらフィナーレを迎えたライブは、きっと誰にとっても素敵なひと夏の思い出となったことだろう。

 



【セットリスト】

1.Romantic Summer

2.純愛マリオネット

3.キャピ夏☆HIGHてんしょん!

4.勝利の女ネ申☆

5.ツキにむかって、うて!

6.がんばれ…それは、I  Love You

7.セカイじゅうのAKIHABARAで

8.D・I・Y ~キミ色に染めて~

9.Adolescence -rainy Taipei version-

10.Mr. Silence

11.フィギュアになりたい

12.どばと

13.DIARY

14.Back to the 80’s

15.スペースラブ

16.カイト

17.天空のスプライト

18.LOVE.EXE

19.Paradise Derby

20.404-Not found-

21.Paradise Shift+

22.ゆめのばとん

EN1.ライフイズフリー

EN2.星空ダンシング

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放送日: 2007年4月1日~2007年9月30日   制作会社: AIC/GONZO
キャスト: 桃井はるこ、水島大宙、野川さくら、三宅健太、鍋井まき子、村瀬克輝、桑谷夏子、子安武人、伊丸岡篤、並木のり子、松島栄利子、森永理科、力丸乃りこ、矢部雅史、小野大輔、山﨑バニラ
(C) 木村太彦/スクウェアエニックス・瀬戸内魚類協同組合

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