【特別座談会】アキバ総研スタッフが推す、2018夏アニメ注目作品とは？

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編集部Z（♂）の注目5選

・ゆらぎ荘の幽奈さん
・ぐらんぶる
・異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術
・深夜！天才バカボン
・Back Street Girls－ゴクドルズ－

編集部Z：私はイロもので選びました（笑）。まずは「ゆらぎ荘の幽奈さん」です。

「ゆらぎ荘の幽奈さん」

編集部A：王道おっぱい系ですね。

編集部Z：ですね。しかもXEBEC制作ってことで。

鎌田：XEBECなんだ、これ！

編集部A：XEBECの美少女モノっていうと「魔法先生ネギま！」の悪夢が……。あのとき、監督降板しましたよね？

編集部Z：ということもあって、今からハラハラドキドキが止まらないんです（笑）。

鎌田：大丈夫か、XEBEC。まだ「宇宙戦艦ヤマト2202」も終わってないのに。

編集部Z：「フルメタル・パニック！」も終わったばかりで大丈夫か？っていう（笑）。

編集部A：最近カロリー高めの作品多かったですからねー。

鎌田：線の多いメカものじゃないやつで、むしろ安心なのでは？（笑）

編集部Z：「夏に温泉」そして幽霊っていうシチュエーションもすごいですけどね。

編集部U：温泉って冬だろ！っていう（笑）。

編集部A：でも幽霊は夏要素。

編集部Z：その辺があえて面白いんじゃないかと。次は「ぐらんぶる」ですね。

「ぐらんぶる」

鎌田：ここまで出てこなかったねー。割と注目作だと思うけど。

編集部Z：ダイビングの話なんですけど、春アニメでやってた「あまんちゅ！～あどばんす～」よりも、むしろ青春感が強いですね。主人公たちは大学生だし。

編集部K：大学のダイビング部とか、超リア充！

編集部U：でも、オタクも巻き込まれていくみたいですよ。

鎌田：居候先にはかわいい従姉妹もいるみたいね。これはあれだな。間違って風呂開けちゃうやつだな（笑）。

編集部A：ラッキースケベ（笑）。でも監督・脚本が、高松信司さんなんですね。サンライズのロボットアニメとか、最近だと「銀魂」とかが有名ですけど、青春もの作れるんだ。ギャグ方向？

編集部Z：原作が「バカとテストと召喚獣」の井上堅二さんなんで、コメディ要素も結構あるんじゃないかなと思いますけど。

編集部A：なるほど。結構ギャグ系うまい人たちが青春もの作るっていう座組ですよね、これ。それは面白いかもしれない。

編集部K：主題歌が「湘南の風」だし。EDは「伊豆の風」って、なんだこれ？（笑）

編集部U：きっと「湘南の風」から名前を取ったキャストグループじゃないですかね。

編集部K：だね、きっと。笑える。制作のゼロジーって、以前に「DIVE!!」作ってるし、海系強いかもしれない。

鎌田：これはウケそうな要素は多いね。MBS「アニメイズム」枠ってことで、外さなそう。

編集部Z：あと、あえて異世界もの系で「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」を選んでみました。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」

編集部A：やっときたね、異世界枠。

編集部K：タイトルに、異世界、魔王、召喚、奴隷、魔術って、何もかも入れたって感じね。ラーメンの「全部乗せ」みたいな（笑）。

編集部Z：PVとか見てても肌色成分多めってことで、見る人は見るかなと（笑）。

鎌田：自分の推しじゃないのかよ！（笑）　しかし、完全なるハーレム異世界ものだな。

編集部A：キャストも、あー、アイリス系ですね。

編集部Z：まあ鉄板ですね。

鎌田：シリーズ構成は、ふでやすかずゆきさんだね。

編集部A：じゃあやっぱりギャグ路線なんですかね。

鎌田：まあそうでしょ。ギャグ以外、あり得ない（笑）。

編集部Z：続いては「深夜！天才バカボン」です。

「深夜！天才バカボン」

鎌田：僕も入れようかどうかと思ったんだけどねー。

編集部A：古田新太さんがバカボンパパを演じるっていうね。どのあたりの層を狙ってるんだろう。

編集部K：やっぱり「おそ松さん」枠じゃないんですか？

鎌田：そこじゃないんじゃないかな。古田新太だし。たぶん、「おそ松さん」とは違って、王道のナンセンスギャグ路線でいくんじゃないかな。

編集部K：ビジュアルはポップなEDM感満載ですけどね。

編集部A：ビジュアルは「おそ松さん」を踏襲しつつも、中身は変えてくる気がしますね。スタッフは全然違いますし。監督の細川徹さんは実写畑の方なんですね。

鎌田：ということは、やっぱりオタク向けではなさそうだね。

編集部K：なんかすぐに舞台化しそう。

鎌田：キャストは豪華だよね。日高のり子さんってママだよね？　入野自由さんがバカボンか。石田彰さんは？

編集部U：たしか、レレレのおじさんじゃなかったかな。で、櫻井孝宏さんがウナギイヌです。

鎌田：マジ？　もったいない！（笑）

編集部A：「ポプテピピック」もそうでしたけど、「声優の無駄遣い」ってのが面白いですね（笑）。

編集部Z：最後は「Back Street Girls－ゴクドルズ－」ですかね。

「Back Street Girls－ゴクドルズ－」

鎌田：そのココロは？

編集部Z：だって、ヤクザが性転換してアイドルになるって話ですから（笑）。

編集部A：出オチ感満載だなー（笑）。

鎌田：春アニメの「魔法少女 俺」くらいの出オチ感だね。

編集部K：でもキャストが豪華ですね。藤原啓治さん出てるし！

編集部Z：組長役ですね。

鎌田：おー、復帰したんだ！

編集部A：しかも、これも制作はJ.C.STAFF！（笑）　でも、監督は「のだめカンタービレ」の今千秋さんなんで、テンポ感は期待できそうですね。

鎌田：J.C.STAFF、今期多いな！ 4本もあるよ。

編集部K（♀）の注目5選

・じょしおちっ！～2階から女の子が…降ってきた!?～
・BANANA FISH
・夢王国と眠れる100人の王子様
・はねバド！
・Back Street Girls－ゴクドルズ－

編集部K：私はまず「じょしおちっ！」で（笑）。

「じょしおちっ！～2階から女の子が…降ってきた!?～」

鎌田：よっ、待ってました！　エロ5分枠！（笑）

編集部K：この枠の前作「甘い懲罰～私は看守専用ペット」をニコニコ動画で見ていたわけなんですが、「じょしおちっ！」のCMが入ったときのユーザーの反応がすごくて。この枠って基本的にはTL枠なんですけど、今回は男子向けってことで、初なんじゃないですかね。

編集部U：でも、この枠のアニメを楽しみにしていた女子はどこへ行けばいいんでしょうか？

編集部K：今までこの枠を見ていた女子たちの困惑っぷりがすごいですよ。

編集部A：キャラデザがうるし原智志さんじゃないですか。

鎌田：誰だっけ？

編集部A：陰毛をタワシのように描くエロ漫画家ですよ（笑）。「クイーンズブレイド」のキャラデザでも有名ですね。平成の終わりの年にうるし原智志キャラデザのアニメがまた見られるとは！（笑）

編集部K：PVでも昭和感がハンパないです。舞台が和室だし！　でも「甘い懲罰」より内容はあるんじゃないかと（笑）。

編集部K：あとはやっぱり「BANANA FISH」ですね。原作読んでましたし、うちの旦那もすごく楽しみにしてます。あと「夢王国と眠れる100人の王子様」なんですけど、これって元々ソシャゲなんですよね。で、「100人の王子」って言ってるけど、アニメ版では実際には何人出るの？ってところが気になりますね。たぶん10人くらいじゃないかという感じなんですが。

「夢王国と眠れる100人の王子様」

編集部A：声優さんは掛け持ちしますよね。

編集部K：ソシャゲでも、1人あたり3王子くらいやってますから、そうでしょうね。ていうか、王子出し過ぎても困るし。王子ならではのありがたみが薄れていくから。

編集部U：でもゲームは人気ですよね。王子も100人どころじゃないし。舞台もやってましたしね。

編集部K：あと私、スポーツ系大好きということで「はねバド！」を選びました。バドミントンって地味ですけど、最近日本強いので。

「はねバド！」

編集部U：これは、「テニスの王子様」みたいな超絶系ではないんですよね？

編集部A：原作連載が「good!アフタヌーン」だし、そこまで超絶系ではないんじゃないかな。

編集部K：たぶん「ハイキュー!!」くらいの感じだと思いますよ。

鎌田：シリーズ構成やってる岸本卓さんって「ハイキュー!!」やってた人だし。

編集部K：あー、やっぱり。でもちょっと胸が大きすぎかなー。

鎌田：それはもうお約束でしょ（笑）。

編集部A：キャスト的には、あまりオタク層を狙ってる感じはないですね。ちょっと「競女!!!!!!!!」を思い出す感じ。

鎌田：あー、そんな感じする。あれほど、エロ方面は狙ってないと思うけどね。

編集部K：最後は、私も「Back Street Girls－ゴクドルズ－」ですね。先日取材に行ったんですけど、若手の声優さんたちが、数々の無茶ぶりにもめげずに頑張ってまして、思わず応援したくなっちゃいました。原作も面白いし、この子たちが売れてくれればいいなと。

編集部A：親心ですね。

鎌田：これで、すべて出ましたね。ちなみに、今日欠席の2名の推しアニメは以下の通りとのことです。ありがとうございました。

編集部H（♂）の注目5選

・はるかなレシーブ
映画ベルセルクの監督窪岡俊之さんが、TVアニメの監督を初めて手がけるので注目。

・天狼 Sirius the Jaeger
監督が「花咲くいろは」「赤髪の白雪姫」の安藤真裕さんなので期待！

・プラネット・ウィズ
期待の完全オリジナルのロボットアニメ！

・あそびあそばせ
今期期待のコメディ作品。

・闇芝居(第6期)
昨今ではめずらしい硬派なホラーアニメゆえ。

「はるかなレシーブ」

編集部S（♂）の注目5選

・ちおちゃんの通学路
ゲーム脳で運動神経抜群の中の下JK・ちおちゃんと、ゲスな親友真奈菜のやり取りが楽しみです。

・邪神ちゃんドロップキック
魔界に帰るために、隙あらば召喚者のゆりねを暗殺しようとするものの、毎度返り討ちにあってしまうポンコツかわいい邪神ちゃんに期待！

・進撃の巨人 Season 3
原作を読むのを我慢して、TVアニメ3期を待ってました！　壁の中の巨人は何なの!?

・中間管理録トネガワ
「賭博黙示録カイジ」では負債者たちに命がけのギャンブルを強いていた悪役のトネガワさんの意外な一面が見られそう。

・ハイスコアガール
自分が人生でもっともゲーム漬けだった1990年代のゲームが登場するだけに、視聴決定です！

「邪神ちゃんドロップキック」