りえしょんの思いとインスピレーションが詰まった2ndアルバム「RiESiNFONiA」は、まさに奇跡の1枚! リリース記念、村川梨衣インタビュー

2018年02月21日 12:000

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

ボーカルの音量にもこだわった

 

──「光のイグジット」はちょっと大人っぽい曲ですね。夜の都会みたいなイメージです。

 

村川 この曲には特にそういうコンセプトはなかったんですが、たどりついた着地点が私も予期せぬ形になったなという曲ですね。独特の世界観ができあがったと思います。

 

──この後、3曲がファンタジックで壮大な世界観の楽曲が続きますね。まず一発目の「月の㏓(ルクス)」はアップテンポで、ライブで聞くとさらにカッコよくなりそうです。

 

村川 この曲は、まず私から曲のイメージを投げさせていただいて、坂部さんに作曲をしていただきました。その曲が、天才や……って思っちゃうほどで。最初にデモをいただいた段階でほぼ最高のできばえだったんですが、それでも「ここはこうしたいんです~」ってお願いしてお戻ししたところ、イメージそのままのものが仕上がってきたんです。これほどまでのイメージ共有は、今までなかったんじゃないでしょうか。だから歌う時も、本当に嬉しかったです。ひとつの世界観がある曲なので、聴いてくださる方もその世界に没頭してもらいたいですね。

 

──そして「Bright」ですが、この曲は展開が二転三転する、ドラマチックな1曲です。

 

村川 この曲も私から「こんな感じで」っていうイメージを投げさせていただいたんですけど、いい感じに仕上げてくださいました。そこからブラッシュアップしていくことで、かなり最高な感じになりましたね。

 

──「辿りつく物語(せかい)」は、まるでRPGのバトル曲のような1曲ですね。歌詞も「女神」「剣」などファンタジックな要素満載です。

 

村川 実は、この曲は歌じゃなくて曲が主役なんです。

 

──確かに、少しボーカルの音量も絞られていますよね。

 

村川 そうなんです。それはなぜかというと曲が主役だから。作業をしていく中で、私の歌が際立っても仕方がないと思ったんです。

 

──確かにほかの曲と印象が異なりますね。まるで歌が楽器のひとつのような。

 

村川 まさにおっしゃるとおりで、自分はただの楽器の一部でしかないという気持ちで歌いました。だからヘッドホンなんかで、じっくりとサウンド全体を聴いていただきたいですね。

 

──そして「Tiny Tiny」で明るい世界に返ってくると。

 

村川 現世に戻ってくるみたいなね。

 

──最後の「帰れない場所へ」は、これまた泣ける曲なんですよね。曲は爽やかなんだけど、歌詞がすごく切ない。

 

村川 うんうん、本当にいい曲なんですよ~。どこか懐かしいけど、なぜか切なくなっちゃうような歌詞で、サウンドもその気持ちを掻き立ててくれるというか相乗効果抜群で、歌詞と曲が合わさって、最高地点にたどりつきました。今回曲を書いてくださった方はどなたもそうなんですけど、(作詞の)大西洋平さんも(作曲・編曲の)持田裕輔さんもやっぱり天才だなと思いました。どんなに聴いても最高さが色あせない曲だし、誰もが何かを思わざるを得ない歌詞なので、本当にいい曲をもらったなと思いましたね。

 

──MVも撮られていますね。登場する小学生の男の子と女の子は12歳くらいでしょうか?

 

村川 どうなんでしょうね~。うかがってないので、わからないんですけど。

 


──村川さんのキャッチフレーズである「永遠の12歳」に引っかけてるのかなと。

 

村川 キャッチフレーズではないですが(笑)、映像の子ども達は別に私の投影ではなくて、観た人が「懐かしいな」と思っていただくためのものなので、特にそこに接点はないんですよね。

 

純度の高いアルバムとなった「RiESiNFONiA」

 

──改めて振り返って、前回のアルバムとの違いや、今回成長したことはありましたか?

 

村川 1stアルバムの時も私の意見を汲んでいただけた部分はあるんですけど、今回は前作以上に私の意見を取り入れていただけたので、純度の高いアルバムができたなと思っています。

 

──なかでも一番こだわったのは、どんな部分ですか?

 

村川 歌詞はもちろんですが、サウンドにはこだわりましたね。細かいこだわりは、数えたらきりがないくらい。シングル曲やすでにできあがってた曲については多少お任せしたところもあるんですが、アルバム曲もついてはかなり意見を聞いていただいたのでありがたかったです。

 

──そのかいあってか、どれもシングルカットできそうなクオリティだと思います。

 

村川 ありがとうございます。本当にたくさんの人に聴いてほしいですね。

 

──5月には待望の2ndライブがあるわけですが、どんなライブにしたいですか?

 

村川 前回よりも多くの方に足を運んでいただけるライブになると思うので、より多くの方と楽しい時間を共有できるのが楽しみですね。皆さんにも楽曲のよさや楽しさを存分に味わっていただけるライブにしたいです。

 

──最後にファンの方へのコメントをお願いいたします。

 

村川 「RiESiNFONiA」は前作以上に私のこだわりが詰まった1枚になりました。めちゃくちゃにいい曲、最高な曲がたくさんありますし、巷で噂の「レクイエム -Requiem-」も入っているということで、聴いてみる価値ありです! 絶対に何かしら心に残るのではないかと思うので、ぜひ一度聴いていただけたら嬉しいです。

 

──ありがとうございました!


【アルバム情報】
■RiESiNFONiA/村川梨衣
・発売日:2018年2月28日(水)
・価格:初回限定盤A(CD+Blu-ray) 5,400円(税込)、初回限定盤B(CD+DVD) 4,320円(税込)、通常盤(CD) 3,240円

【収録内容】
(CD)

1.Graceful
作詞:金子麻友美 作曲:羽岡佳 編曲:佐藤清喜
2.水色のFantasy
作詞:只野菜摘 作曲・編曲:横関公太
3.Re:Emotion
作詞・作曲・編曲:鈴木裕明
4.Night terror
作詞・作曲・編曲:馬渕直純
5.レクイエム -Requiem-
作詞:大西洋平 作曲・編曲:金崎真士
6.硝子の扉
作詞:高瀬愛虹 作曲・編曲:坂部剛
7.光のイグジット
作詞:坂井竜二 作曲・編曲:横関公太
8.月の㏓
作詞:RiE 作曲・編曲:坂部剛
9.Bright
作詞:RiE 作曲:RiE、横関公太 編曲:横関公太
10.辿り着く物語は
作詞:RiE、坂井竜二 作曲:RiE、横関公太 編曲:横関公太
11.Tiny Tiny
作詞:坂井竜二 作曲・編曲:神前暁
12.帰れない場所へ
作詞:大西洋平 作曲・編曲:持田裕輔


(Blu-ray)

・「帰れない場所へ」Music Video

・「恋するパレード」Music Video 

・週刊RiEMUSiC ~帰れない場所へ 編 SPECIAL EDITION~

・「村川梨衣のa りえしょんぷり~ず」りえしょんの綴りは~!?ダイジェスト

村川梨衣の a りえしょんぷり〜ず♡「rietion」のつ・づ・りは~~~?「rietion」です!

はいよく見えたー!ダイジェスト

(DVD)

「帰れない場所へ」Music Video 

・SECRET of RiESHiNPHONiA(村川梨衣本人によるアルバム全曲解説映像)

 

画像一覧

関連声優

ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。