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アニメは語るよりも家でひっそり見る派!?
――アフレコ現場の様子はいかがでしたか? みんなで元ネタについて話しているとのことですが。
千本木 みんなですごく楽しくやらせていただきました。
本渡 のほほんとしているけど皆さんキレがあるし、アニメに対する知識も豊富なので「ここはこのセリフだ」と言ってすぐに盛り上がります。そこから自然と好きなアニメの話になったりして。スタッフさんもやさしくて、お菓子をいっぱい持ってきてくれたりします(笑)。
千本木 差し入れいっぱいあるよね。
東城 それをこぼして、「うわ~!」ってなったり(笑)。すごくにぎやかな現場です。
――タイトルの通り、語りたくなるような内容ですからね。
本渡 オリジナル作品ということもあって、アフレコのテストが終わると「これすごいね」と盛り上がるんです。
――オリジナルという意味では、台本をもらった時はどうでしたか?
千本木 実際に台本をいただくたびに、「こうなったんだ」「こんな表現になったりするんだ」という発見がたくさんありました。それが完成形でどうなったかは、私たちも見てみないとわからないところがあるので、(オンエアが)すごく楽しみです。
本渡 個人的に、題名にある「アニメ語り」をキャラごとにしていくシーンが多いんですけど、自分の番が来た時には緊張しました(笑)。
千本木&東城 したー!(笑)
――「アニメ語り」の練習はされたのですか?
本渡 タイムが入るように、という練習だけはしておきました。
千本木 そうですね。
東城 それこそ先ほど話していたように、私もなるべく現場の雰囲気を感じながらやりたいほうなので、あまり作りこみはせずに現場で皆さんに助けていただきつつお芝居をさせていただきました。
――では、「こういう内容だと思わず語り始めちゃう」というようなアニメがあれば教えてください。
東城 私はそもそも、あまり語らないんですよね(笑)。自分の中でひっそり楽しむ方なので。でも、かわいい女の子がでっかい銃を持って暴れまわるのはドストライクにキュンときます。
東城日沙子さん
――ひっそり見る時はまとめて見るタイプですか?
東城 日常系のアニメなら毎週見るほうが好きなんですけど、ストーリーがしっかりあるものは録りためてから一気に見たい派です。
――千本木さんと本渡さんはいかがですか?
千本木 私は青春モノのような作品が好きで、キャラクターの心情が見えたりすると「どうしてそうなったんだろう?」と考えちゃいます。考察とまではいかないですが、「あのシーンどう思った?」「これはこうなんじゃない?」「そこまで深く考えてないかな?」と共有したくなります。
――映画を見た後の喫茶店状態ですね。
千本木 そうです(笑)。そうなっちゃいます。
本渡 私は見ていてワクワクする作品が好きで、特に「千と千尋の神隠し」や「NARUTO -ナルト-」が好きなんです。きれいな絵や壮大な音楽、世界の中の広い空間というところに魅入ってしまって。見方としては私も結構持ち帰るタイプでして、ひとりでその世界にどっぷり浸かって、ぬいぐるみ抱えてベッドの上で「うふふ~、めっちゃカッコイイ!」とやる感じです(笑)。
――最後に、3人が歌うエンディングテーマ「グッドラック ライラック」についてお聞かせください。
本渡 「グッドラック ライラック」はとても盛り上がる曲になっていて、イントロやサビではかけ合いのできる部分がたくさんあるのもポイントだと思います。PVがアップされていますので、それを聴いて研究していただき、今後披露する機会があれば一緒に盛り上がっていただけたら嬉しいです。
――ダンスも披露されるそうですね。
千本木 現時点では手の振りぐらいですが、私はこれまであまりダンスをする機会がなかったので、新しい千本木が見られるんじゃないかと思います。ちゃんとできるのかドキドキですね。
東城 ダンスはエンディング(でキャラクターたちが踊っているの)とシンクロしている部分がありますので、合わせて楽しんでいただけたらと思います。
――ありがとうございました!
(取材・文/千葉研一)