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<キャストインタビュー>
元ネタのまとめを作ってもらいたい
――国内で初めて第1話、第2話を上映しました。ご覧になった感想はいかがでしたか?
寺島 見てくださった皆さんがネタにすごく反応して笑ってくださったので、キャストとしてホッとしました。
高橋 この作品はみんなでワイワイ見るのがすごく楽しいと感じました。動画配信サイトでも展開してくれると聞きましたので、コメントやツイッターの実況などでも盛り上がれたら楽しいだろうなと思います。
本渡 アフレコの段階ではわからなかったスタッフさんサイドの遊び心に気づくところもたくさんあり、そういう細かい遊び心がすごく楽しかったです。
千本木 絵がきれいでぬるぬる動いているのにすごく感動しました。第2話でセバスが踊っているところもきれいに動いていてよかったなと(笑)。
東城 皆さんが温かく笑ってくださっているのを見て、“2話切り”はしないだろうなという確信は得られたのかなと思います(笑)。
伊藤 アフレコ現場で僕たちが笑っていたのと同じタイミングで皆さんが笑っていたのでひと安心でした。元ネタのまとめを作ってくださる方がいたら嬉しいです(笑)。
――本作は中国と共同製作ということで、ぜひ世界の視聴者に向けてひと言お願いします。
寺島 日本の名作アニメのネタが取り入れられている作品なので、気になる作品があればぜひ昔の名作も見ていただけたらなと思います。
高橋 アニメについての討論が皆さんの目にどう映るのか楽しみです。日本人はアニメをこう見ているよ、というのが面白く思っていただけるかドキドキですけど、ぜひいろいろな考察をしていただけたら嬉しいなと思います。
本渡 先日上海にうかがった際に「アニメであれば言語は違っても、感じるところ、面白いところは絵や音楽だけで伝わるものだ」と感じました。そうやって世界の人と繋がれたらいいなと思います。
千本木 海外の人がこの作品を見てどのような反応をしてくれるのかは私たちも楽しみなので、感想をつぶやいてくださると嬉しいです。
東城 コミケや聖地巡礼など、日本ならではの文化も作品を通して感じていただけると思いますので、これを機に日本に興味を持っていただいて遊びに行ってみたいと思ってもらいたいですね。
伊藤 こちらからは作品、映像としてアウトプットしていきますので、ぜひそれを中国の方が見てどのような反応をしたのか見てみたいです。そういう機会がどこかであればなと思っています。
好きなアニメジャンルは千差万別
――皆さんの得意なアニメジャンル、好きなアニメジャンルを教えてください。
寺島 最近、「ラブライブ!」にハマりまして(笑)。(そのような作品が好きな)光輝くんの役をいただくちょっと前ぐらいにハマったので、ドンピシャだったなと。「ラブライブ! サンシャイン!!」2期も楽しみにしています。
高橋 ジャンルとしては、サスペンスやオカルトホラー、それと女性声優が大好きで、特に主人公やその横にいる男の子を女性声優が演じているとグッときます。なので、そういうアニメを好んで見ますね。
本渡 この業界に入りたいと思ったきっかけのひとつでもあるんですが、自分とかけ離れた行動のできる世界に憧れが強くて。忍者、魔法、空を飛ぶなど、そういう普段はできないことのできる世界観の作品を見るのがとても好きです。
千本木 私は青春モノや成長モノの作品が好きで、そういうのを見ることが多いです。
東城 昔からジャンプ作品の王道のお話が好きです。もうひとつ推したいのは、かわいい女の子がでっかい銃をガンガンぶっ放すような銃器系の作品ですね。それもすごく好みです。
伊藤 アイドル作品です。でも、それだと光輝先輩と被るのでほかにあげるならばロボット物ですね。最近はロボットとアイドルが組み合わさった作品もあって、そういう作品も大好きです。
――ご自身が中学や高校にハマっていたものや、打ち込んでいた部活があれば教えて下さい。
寺島 まさにアニメにハマったのが中学・高校ぐらいでした。田舎だったので深夜アニメを(地元のテレビ局では)やっていなくて、「深夜アニメを見たいから」という理由で親に頼み込んでテレビ東京が見られるように工事をしてもらったぐらいです(笑)。
高橋 私は放送部に入っていました。私が通っていた高校では、放送部はアニメ好きな人が集まる部活で、お昼の放送の合間とかに集まって部員でアニメや漫画について語っていて(笑)。放送部だけどアニメ研究部みたいなことを結構していました。楽しかったですね。
本渡 高校までの間に、水泳、陸上、バスケ、ソフトボール、音楽、演劇などいろいろ経験しまして、最終的に落ち着いたのが演劇部でした。そこでお芝居の楽しさを知り、この業界を目指したところがあります。未乃愛たちにとっても、アニメ研究部という部活は貴重な時間だと思っています。
千本木 中学・高校はアニメにもハマっていたんですけど、吹奏楽部に入っていたので、夏は夏の大会、冬はアンサンブルコンテストに向かって頑張っていました。吹奏楽漬けでしたね。
東城 私は中学の時、ガッツリ“中二病”を患っていまして……。きっかけは「ローゼンメイデン」でした。雑誌で真紅のイラストを見て「なんてかわいい子がいるんだ!」と思って、そこからALI PROJECTさんにドハマリして、h.NAOTOとかのゴシック系のブランドを買ったりもしていました(笑)。
伊藤 僕の中二病はSound Horizonでしたね。高校の時はクラスが一度も変わらなくて、クラスの中に1人でもオタクがいると蔓延するんですよ。教室には漫画やゲームが貸出自由な状態で置いてあって、それで布教しあったことで3年後には全員がオタクになっていました(笑)。
──ありがとうございました!
(取材・文/千葉研一)