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――声優さんもやはりメンタルは重要ですか?
佐倉 二次元、三次元関係なく、すべてにおいて大事ですよね。
悠木 どんな仕事でも、そうです。
――では、3人の中で一番メンタルが強いのは?
佐倉 えー!? 誰でしょう?
悠木 表はみんな笑顔ですけど、役者さんはみんな家ではナイーブです! お話を聞くと、「この人、こんなにナイーブだったんだ」っていう人もいますし。繊細じゃなかったら、他人になりきった芝居はできないはずです。
井上 酔うと突然、泣き始める人とかもいるもんね(笑)。
――(笑)。それでは最後に、いよいよクライマックスを迎える「ヒロアカ」第2期、これからの見どころをお教えください。
井上 個人的には「八百万:ライジング」を演じることを、「ヒロアカ」のひとつの目標としてやってきたので、このシーンを演じることができて、すごく感慨深かったです。ヤオモモにとってもすごく成長できる大きなお話だったので、ヤオモモが好きな方はこのお話を見てさらに好きになってくれるでしょうし、「八百万:ライジング」でヤオモモを好きになってくれる方もいっぱいいるんじゃないかって思います。第2期もすごくまとまりのいい終わり方にしてくださると信じていますので、ぜひ楽しんで観ていただけたら、と思います!
悠木 ステイン編での命の取り合いの中で、ヒーローが強くないといけない理由や「何が正義なのか」といったものを、ずっとドキドキしながら観ていただいたと思います。そこから学校編に戻ってきて、この子たちが学校で勉強することがいかに重要なことなのか、っていうのを感じていただけたと思うんです。面白くて笑えちゃうシーンもたくさんあるんですけど、彼らが彼らなりに笑いながら悩みながら、一生懸命前に進む姿を観ていただけたらいいな、と。
本当に「ヒロアカ」は画が息切れすることもなく、すごくていねいに描いているので、ぜひぜひ最後まで彼らの奮闘を見届けてください。みなさんのご声援が“物理的な数”になったら、また次のシーズンもやれると思うので応援お願いします!!
井上 おかしいな……。やっぱり大事なのはメンタルじゃなくて、物理的な力だった(笑)。
悠木 みなさんの“お気持ち”を、ね(笑)。
佐倉 (笑)。2期も残り数話ですが、ここからは今まで笑われることも多かったキャラクターの芯の部分にもきちんと焦点を当てた話になっていきます。原作を読んでくださっている方は、この先をもっと見たいという展開がたくさんあると思いますので、引き続き応援をお願いしたいです。「ヒロアカ」は進化を止めることなく、どんどん勢いを増して面白くなっていきます。キャラクターたちも成長していきますので、ぜひ最後まで見届けていただきたいです! よろしくお願いします!!
(取材・構成/須賀原みち)